【完全版】保温弁当箱とスープジャーの保温力比較♪タイプ別の保温効果を実験!

ランチジャー保温力テスト3

朝に作ったお弁当が、ランチタイムにも作りたてのようなホカホカな温かさをキープできたら嬉しいですよね。
でも、時間が経過しても冷めないお弁当箱って、本当にあるんでしょうか?!

お弁当箱の中には、「保温弁当箱」や魔法瓶のような構造のスープジャーなど、保温効果を謳っているものもあります。
見た目が構造が全然違うと、保温効果が同じかどうかって気になりますよね。

そもそも、保温弁当箱の効果って、ホントのところどうなの??

というわけで、今回は「保温弁当箱とスープジャーの保温力比較」実験企画、スタート!

保温弁当箱の実力を比較実験でチェック!

さっそく、保温弁当箱とスープジャーの保温力を比べる実験を開始します♪
「保温弁当箱やスープジャーって何?」という方は是非、前回の記事「【保温弁当箱比較】スープジャー・ランチジャー・保温弁当箱の違いと選び方」を見てみてくださいね。

スープジャーの保温力を実験

今回の実験の方法と手順

まずは、実験の準備から。
Let’s Try !
1. 100度の熱湯を注ぎます
保温力比較の実験準備1


保温力比較の実験準備2
今回用意したお弁当箱のサイズに合わせて、お湯は250ml。

2. 予熱後、お湯を捨てます

予熱を推奨している商品に合わせて、すべてのお弁当箱を予熱しました。
熱湯を注いでから1分後、お弁当箱の中のお湯を捨てていたのですが、事件発生!

「ozawaさん、容器が熱いです!」
なあにい~~?

中に熱湯を入れたせいで、魔法瓶タイプ以外のお弁当箱や計量カップが、外側までアツアツに!

というわけで、モデルさんは手袋を着用。
安全第一です!
保温力比較の実験準備3


ちなみに、魔法瓶タイプは、中に熱湯を入れても外側はまったく熱くなりませんでした。

こういうところにも違いがあるんですね!

3. 温度を測ります
保温力比較の実験準備5

実験スタート!

すべての弁当箱に熱湯を入れて、準備が整いました。
保温力の実験アイテム集合


実験に使った熱湯は100度。
電気ポットで沸騰させたばかりのお湯を使いました。

弁当箱の保温力が低ければ、この100度のお湯がどんどんぬるくなっていくはず。
弁当箱の保温力が高ければ、温度が下がりにくいはず!


どの弁当箱のお湯に、どれだけ変化があるのか!?

今回も時間を追って計測していきます。

それでは、実験スタート!

保温弁当箱の保温力の実力はいかに?

実験をはじめてから1時間後。
さっそく温度を測っていきます。

今回のエントリーナンバー1は、ランチジャー

「お父さんの大きな弁当箱」とはもう言わせない!

昔ながらの保温力も、デザインも進化しています。
ランチジャー単体

測ってみると、水温は75.4度。
ランチジャー実験どんどんいきます!

次は、ランチジャー以外の保温弁当箱代表のTHERMOS(サーモス)のお弁当箱。
保温弁当箱単体

魔法瓶型のごはん入れは、なんと分離OK。
保温弁当箱実験1
保温弁当箱実験2
内側の容器だけなら電子レンジで温めOKなので、外側の魔法瓶ケースに入れる前にアツアツに温めておけば、炊飯ジャーからごはんを直接入れるよりも保温効果はアップ!

便利さ抜群の保温弁当箱です♪
保温弁当箱実験3


温度は57.5度でした。

保温機能のないお弁当箱やスープジャーの結果は?

3番手は、こちら。
保温機能のないお弁当箱です。
保温機能のない弁当箱


いわゆる普通のお弁当箱ですが、このタイプの良さは価格と軽さ!
保温弁当箱に比べると格段に安く、軽いです。
デザインが豊富なのも魅力ですね。

このお弁当箱ですが、強力な助っ人付きです。
それが、こちら!
お弁当箱の友、ランチバッグです。
ランチバッグ


お弁当を持ち運ぶのに便利なランチバッグですが、中には、保温機能が付いているものがあります。

このランチバッグの場合、内側の布がアルミ加工されています。
ランチバッグ内側


このアルミ加工が、外の寒さをブロックして、なおかつ、お弁当の温かさをバッグの内側にキープ!
お弁当箱をランチバッグに入れて、1時間後。
保温機能のない弁当箱実験1
温度を測ってみると、水温は55度でした。
保温機能のない弁当箱実験2
ちなみに、翌日、ランチバッグを使わないで同じ実験をしました。

保温機能のないお弁当箱に250mlの熱湯を入れたところ、1時間後の水温は45.2度でした。

ということは、つまり?
ランチバッグがあると、10度近くも高い温度をキープしていた、ということ!
ランチバッグ、なかなかやりおるな。

最後は、スープジャー
スープジャー


汁物もお任せ!の頼もしい保温弁当箱です。

スープジャーも、専用ポーチを用意♪
スープジャー用ポーチ


持ち歩くのに便利なだけでなく、こちらも保温機能付きです。
スープジャー用ポーチ内側
ポーチに入れて1時間後。
スープジャー実験
さて、温度は……?
79.2度!
これまでで一番高い温度をキープしていました。
スープジャー実験2もう1個のスープジャーは保温バッグなしで実験します。

保温バッグなしの場合、温度は76度でした。
スープジャー実験3


こんな感じに、1時間後から24時間後まで、5回に渡って計測しました。

お弁当箱の保温力実験!気になる結果は・・・?

まずは結果発表から。

熱湯を入れて、1時間後から24時間後まで5回に渡って計測したところ、こうなりました。
↓  ↓
保温弁当箱のタイプ別グラフ


ここで、注意!

普通、1時間~数時間おきに保温弁当箱のフタを開けることはないですから、実際の保温力はもっと高いと思われます。

また、予熱に使ったお湯もすべて一律で250ml。
お弁当容器によっては、もっと多くのお湯を使うことを推奨しているものもあります。

商品への愛は高い山のようにありますが、実験においてはド素人のozawaがおこなっていますので、メーカーの示す保温効力とは異なります。
ご了承ください!

その上で、グラフを見てみます。

すると、「とくに温度をキープできていたグループ」、残念ながら「冷めやすかったグループ」、そして「中間」の3つに分かれました。

保温弁当箱の保温力をタイプ別にチェック!

それでは、さらに詳しく結果を見ていきましょう。

保温力ばっちり!魔法瓶型グループ

「とくに温度をキープできていたグループ」に入ったのは、3タイプ。

●スープジャー(+保温バッグ)
スープジャー+保温ポーチ

●スープジャー
スープジャー

●ランチジャー
ランチジャー

この3つに共通するのは、魔法瓶型だということ!

ランチジャー内側1

ランチジャー内側2
そして、もう一つ。
密閉性の高さ

汁物を入れるスープジャーは、密閉性を高めるため、しっかり閉まる工夫がフタにされています。
スープジャーフタ

ランチジャーのほうも、フタはきっちり閉められる設計。
ランチジャーフタ
外の温度と内側の温度をきっちり分ける密閉性と、魔法瓶の保温性が、保温力の高さの秘密のようです。

保温力をとるか、運びやすさをとるか

同じ保温弁当箱ながら「とくに温度をキープできていたグループ」に入れなかったのが、こちら。

ランチジャーではないタイプの保温弁当箱です。
ランチジャー以外の保温弁当箱

ごはん入れは魔法瓶型ですが、フタはカチッとロックするタイプではなく、容器をスライドさせて留めるタイプ。

密閉性は、スープジャーやランチジャーに劣るかも……。
ランチジャー以外の保温弁当箱フタ

ステンレスの保温力vs.軽さ&コンパクト

保温力ではランチジャーに及びませんでしたが、ランチジャーに勝る部分もあります。

それは、軽さと、コンパクトさ!

魔法瓶はステンレス製なので、大きければ大きいほど重くなってしまいます。

「持ち運びの便利さ」を重視するなら、ランチジャーではない保温弁当箱を選ぶほうがいいかもしれませんね。
ランチジャー以外の保温弁当箱ソフトケース

ランチバッグの力に頼りすぎは×

最後は、残念ながら「冷めやすかったグループ」
こちらに入ったのは、保温機能のないお弁当箱。
保温機能のない弁当箱


ランチバッグに入れても、温度キープは難しいようです。
保温機能のない弁当箱+ランチバッグ
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保温弁当箱タイプ別保温力ランキング!

先ほどは、弁当箱の中に100度の熱湯を入れて、24時間後までの温度変化をグラフで紹介しました。
今回は、熱湯を入れてから3時間後のデータをもとにランキングを作成!

こちらです!
↓  ↓
保温弁当箱の保温力ランキング

実験に使った6つのアイテム、組み合わせのほかに、実は、もう一つスープジャーを使いました。
対照実験用スープジャー1

このスープジャーは、熱湯を入れた後にふたをせずに置いておきました。

熱湯を注いだだけでなにもしなかった場合、3時間後の水温は33.1度。
対照実験用スープジャー実験1

3時間後の段階で最も高い温度をキープしていたのは専用ポーチに入れたスープジャーでしたが、こちらの温度は70.4度。
スープジャー+保温ケースの水温

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スープジャーのふたをせずに放置したお湯の水温と比べると、その差は37.3度。
ふたをしない場合に比べて、かなり高い温度をキープしていることがわかります。

残念ながら最下位だった保温機能のないお弁当箱では36.6度。
ふたをせずに放置した場合は33.1度なので、その温度差はわずか3.5度!
ほとんど変わらない、ということがわかります。
保温機能のない弁当箱の水温

3時間後の温度差は上のランキングでもわかるようにしました。
各アイテムの右側にある「+37.3℃」などの数字がその温度差ですので、ご参考までに!

保温力1位はスープジャー!

実験の結果、堂々の1位「キング・オブ・保温力」スープジャー+保温ポーチの組み合わせでした。

保温ポーチを使わず、スープジャーのみで使っても3位です。
しかも、2位と僅差!
スープジャー

スープジャー並の保温力、ランチジャー

2位は、ランチジャー
ランチジャー

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スープジャーと同じく魔法瓶型で、密閉性の高いアイテムです。
保温力の鍵は「魔法瓶型」「密閉性の高さ」のようですね。

同じ保温弁当箱ですが、ランチジャーではない保温弁当箱は残念ながら4位。
ランチジャーではない保温弁当箱

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魔法瓶型 vs. ランチバッグの結果は…

5位、6位はいずれも保温機能のない弁当箱。
保温機能のない弁当箱


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保温機能付きのランチバッグに入れても、保温弁当箱に大差で敗れるとは、予想外!
ランチバッグ

実は、前に、水筒の保冷力を試す実験をおこなったのですが、「保温機能のあるペットボトルカバー+凍らせたペットボトル」
の組み合わせが、ステンレス製水筒に次ぐ2位にランクインしたのです。

しかも、3位以下を引き離して、絶大な保冷効果を発揮!
(詳しくは水筒保冷力比較へ)
ペットボトルカバー+凍らせたペットボトル

きっと今回も威力を発揮してくれるに違いない!
--と、期待していたのですが、残念!

ランチバッグがあるか、ないか、だったら、もちろんランチバッグに入れておいたほうが保温効果は高いです。
でも、魔法瓶型には勝てないようですね。

それにしても、比べてみないとわからないものです。

保温弁当箱保温力を、6通りの組み合わせでタイプ別に検証中です。
実験に使用した保温弁当箱

100度の熱湯で1分間予熱をして、100度のお湯を入れて水温をはかり、3時間後の段階で温度が高い順に順位をつけました。

もしも予熱をしなかったら?

ところで私(編集部ozawa)はとても面倒くさがりです。
保温弁当箱やスープジャーはこれまで自分でも使っていたのですが、お恥ずかしいことに、予熱をしたのは今回の実験が初めて。

ちなみに、ozawaの保温弁当箱はこのタイプ。
3つの容器付きで、容量は合わせて510mlです。
使用した保温弁当箱

「メーカーが予熱をオススメしてるんだから、普通は予熱するものじゃないの?」
と、当店の保温弁当箱の担当バイヤーに呆れられたのですが、かたくなに拒否していました。

「だって、お弁当箱にごはんを入れる前に一度熱湯を入れて、1分待って、お湯を捨てて、水気を拭き取って、そこにごはんを入れるなんて、面倒ですよ!」

「でも、予熱したら、実際にお昼に食べる時の料理の温度がかなり違うよ?」

「少しくらい冷えたって、パッとごはんを入れたほうがラクじゃないですか!」

いやはや。面倒くさがりですね。お恥ずかしい(笑

でも、これで1つの疑問が浮かんだわけです。

果たして予熱は、意味があるのか?

予熱するか、しないかで、いったいどれだけ差が出るのか?

レッツ・くらべルート!

予熱はするべき? or 面倒くさい?

使ったのは、保温力ランキングのトップ2だったスープジャー(保温ポーチ付き)と、ランチジャー
スープジャー+保温ポーチ


ランチジャー

まずは、実験の準備から。

Let’s Try !

1. 予熱はメーカー推奨どおり!

今回は、メーカーが推奨するとおりのやり方でお湯を使いました。

魔法瓶型の保温ケースにも、ごはん入れにも熱湯を入れて、しっかり温めます。
ランチジャーの予熱


予熱しないほうは、一切予熱なし!

2. 100度の熱湯を注ぎます
ランチジャーの実験1


前回と同じく、今回も使ったお湯はそれぞれ一律で250ml。

3. 温度を測ります
スープジャーの実験1


予熱をせずに使った場合、予熱をした場合と比べてどれだけ違う結果がでるのか?

実験スタート!

結果、予熱はしたほうがいい!

さっそくですが、結果をグラフで表してみます。
↓  ↓
「予熱の有無で保温力はどう変わるか」グラフ

やはりといいますか、予熱をしたほうが保温力が高いです。

魔法瓶にお湯を入れて捨てた後は、触るのをためらうくらい表面がアツアツでした。
ランチジャー魔法瓶内側

当然といえば、当然の結果。

でも、温度差は約4~6℃で、僅差のような気もするんですよ。

実際のごはんだったらどうなるのか??

気になったので、ozawaのお弁当で調べてみました。
トコトンやりますよ!

保温弁当箱の予熱はごはんを美味しくする!

まずは、予熱をしたお弁当。
お弁当箱にごはんを詰めたのは朝7時。
食べたのは12時過ぎなので、炊飯ジャーからお弁当箱に移して5時間後です。

ごはんの温度は39.9℃
食べてみても、温かいと感じました。
ozawaのお弁当1

冷たくなると硬くなりがちなごはんも、柔らかいまま♪
おかずもほんのり温かかったです。

レンジなしでも温かいお弁当が食べられるのは、おかずが大好物ばかりよりも嬉しいかも!
人気の秘密がわかる気がします。

そして、翌日。
今度は予熱をせずにお弁当を詰めました。

詰めてから5時間後のごはんの温度は…36.9℃
ほぼ体温ですね。
ozawaのお弁当2

ごはんはほんのり温かかったし、ちゃんと柔らかかったですが、「予熱をしたほうが温かかったなー」と、昨日のことを思って少し遠い目に。

3℃の違いは意外に大きい!

予熱なしでもちゃんと満足できますが、予熱するとなお良し!ということですね。

というわけで、美味しく温かいご飯を求める方は、是非!余熱もしっかりおこなってみてください♪

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