保冷力の高い水筒といえば「ステンレス製が抜群!」とよく聞きますが
本当に比べてみるまでは、わからないよね??
と、いうわけで。
8タイプの水筒を使って、保冷力を調べる実験をしています♪
今回は、5時間後の最終結果の発表からスタート!
これまでの実験については水筒保冷力比較【3】をご覧下さい。
水筒の保冷力ランキング、発表!
1位 フォルテック(ステンレス製水筒) 11.5℃
2位 THERMOS(ステンレス製水筒) 12℃
3位 ペットボトル(カバー有り) 20℃
4位 紙パック 21.8℃
4位 プラスチック製水筒 22℃
6位 ペットボトル(カバー無し) 22.1℃
7位 アルミ製水筒 22.4℃
7位 折りたたみ水筒 22.4℃
室温は23度、比較用に用意した常温の水は23.3度でした。
3位以下の水筒は、室温に近い20℃以上に水温が上がっています。
1位&2位は初めから変わらず、ステンレス製水筒。
5時間経っても、4℃前後しか水温が上がりませんでした。
水筒の保冷力をタイプ別にチェック!
ランキング形式での発表を省略した30分後、1時間後、2時間後、3時間後の結果もまとめるとこんな感じになりました。
↓ ↓
うーん……数字だらけ…ちょっとわかりづらいですね(^_^;)
ですので、
実験の結果から、8タイプの水筒を保冷効果の高い順⇔低い順に並べてみました♪
左側に並んでいるのはより保冷力の高い水筒、
右側に並んでいるのは、残念ながらほかに比べると保冷力の低い水筒です。
↓ ↓
A:ステンレス製水筒(フォルテックシリーズ)
B:ステンレス製水筒(THERMOS(サーモス))
C:ペットボトル(ペットボトルカバー付き)
D:プラスチック製水筒
E:紙パック
F:ペットボトル(ペットボトルカバー無し)
G:アルミ製水筒
H:折りたたみ水筒
(上から順に、今回の実験で保冷力の高かった順です)
ステンレス製水筒を追いかけ続けた3位は、
ペットボトルカバーを付けたペットボトル!
ペットボトルカバーと一口に言っても、格安なものからブランド品まで、さまざまありますよね。
今回実験に使ったのは、当店で500円程度で販売している商品で、内張りの断熱素材の効果は、比較的普通レベルかと思います。
それでも、ステンレス製水筒に次ぐ威力!これにはびっくり!
4位と5位の座は、紙パックとプラスチック製水筒が争っていました。
どちらの水筒も、はじめからついている保冷機能はありません。
つまり、紙パックの紙とプラスチックだったら、紙パックの紙のほうが素材の保冷性は優れている?っていうことでしょうか。
でも、紙パックには致命的な欠点が!一度開けてしまうと、封をすることが難しい…ですよね?
今回の実験でも、紙パックは洗濯バサミ(^_^;)で仮封しました。
水筒としては、プラスチック製水筒のほうが便利!
やっぱり、ステンレス製水筒の保冷効果は抜群!
でも……
さすがはステンレス製水筒、うんうん(´∀`)
となるのは、まだ早いですよ!
折りたたみ水筒やペットボトルは、冷凍できるんです!
氷を入れる派? or そのまま凍らせる派?
水筒の中には、氷が入るように口が大きく開く設計のものや、冷凍に耐えられる素材のものがあります。
ここで、さらに実験!
氷が入る水筒には氷を入れて、冷凍OKの水筒は冷凍庫でガッチガチに凍らせて、もう一度温度を計測をしてみます♪
というわけで、実験のために、たっぷりの氷を用意しました。
(社内の冷凍庫をほぼ独り占めしてしまいました……社員の皆様の協力に感謝!)
↑これ、ぜーんぶ使います!
「保冷効果が抜群のステンレス製水筒」
vs.
「本体ごと凍らせた水筒」の、勝負の行方は?
次の水筒ランキングをお楽しみに!
今回の記事に登場したアイテム
真空断熱スポーツボトル FFZ-1000F(サーモス株式会社)
ダイレクトステンレスボトル 1L(和平フレイズ株式会社)
ペットボトルカバー ファンシードット(株式会社 トルネ)※廃盤
ミズノ ダイレクトボトル(スケーター株式会社)※廃盤
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