赤ちゃんや子供の食育に!体にやさしい無添加ふりかけの作り方と活用アイデア

ごはんのお供として、白ごはんのまま食べるのが苦手でふりかけを使用しているという人は、きっと多いはず。
子どもにごはんを食べてもらうために使っているという人も多いかもしれません。

老若男女問わずに好まれるふりかけですが、市販のふりかけがどんな材料で作られているのかを気にしたことがある人は少ないでしょう。
その中身を知ってしまうと、たくさん食べたり、毎日食べたりするのが不安に感じるかもしれません。

実は、ふりかけはお家にある乾物と塩で、簡単に作ることができます
今回はそんな「自家製無添加ふりかけ」についてご紹介します。

「安さ」だけで選ばないで!知ってほしい添加物の怖さ

「無添加ふりかけ」と聞くと、価格の高さを1番にイメージする人が多いかもしれません。
確かに、市販で販売されている無添加ふりかけは、通常のふりかけに比べると価格は高くなります。

しかし、
「なぜ、無添加ふりかけは価格が高いのか?」
「なぜ、一般的なふりかけは価格が安いのか?」
その理由を考えたことがある人は少ないのではないでしょうか?

一般的なふりかけが安い理由

一般的なふりかけが安い理由は、食品添加物が含まれていることと大きく関わっています。

いつでもどこでも安く食べ物が手に入る
これが食品添加物の1番のメリットではないでしょうか?

『食品添加物=悪』
というのが100%当てはまるかというと、必ずしもそうではありません。

例えば身近なものだと、誰でも1度は口にしたことがあるはずの「豆腐」が挙げられます。
豆腐を作るのには、「にがり」という食品添加物を使用します。これを使用しなければ、豆腐は作れないのです。

そんなふうに食品を作る上で欠かすことができない食品添加物もある一方で、食材を安く販売するために、添加物が過剰に使用されてしまっているという現実もあります。

添加物の摂取過多で起こるリスク

食品添加物
添加物が含まれる食品をおすすめできない理由は、「味覚を破壊する」、「中毒性がある」などのリスクを負うことになるからです。

少量口にしたからといって、必ずしも目に見えて不調を感じるという人は少ないかもしれません。
しかし、添加物が体内に蓄積されることで、「体の不調の原因は、実は…」ということも起こりうるのが食品添加物の怖さなのです。

市販のふりかけは添加物がてんこ盛り

食生活が洋風化するとともに、白ごはんを食べるのが苦手という人も増えています。
しかし、ふりかけごはんは好きという人も多いのではないでしょうか?

スーパーの売り場や離乳食売り場などでも、さまざまな味のふりかけを目にします。
しかし、その商品のパッケージの後ろに書かれた「原材料表示」を確認してから買い物をしているという人は、意外と少ないのではないでしょうか?

きっとパッケージ裏の表示内容を見たら、ビックリする人も多いはず。

  • ◎◎加水分解物
  • ××エキス
  • 着色料
  • 調味料(アミノ酸等)
などなど…。

「これはどんなもの?」と頭に?が並んでしまうものが、たくさん記載されているのが現状です。
自分がどのようなものかイメージできないものが書かれている場合、それらのほとんどは体に負担がかかってしまうことが多いもの。
そのため、できれば添加物を多く含む食品は避けてもらいたいのです。

「〇ヶ月以上から食べられる」と書かれている離乳食用のふりかけも、実はほぼ同じような表示になっています。
パッケージに「無添加」と記載があっても、原材料表示を確認すると、添加物に似た『うま味調味料』は使用されてることがあります。

買う前にどんな添加物が使用されているのかをチェックする

買う前にどんな添加物が使用されているのかをチェックする
残念ながら、ふりかけに限らず無添加のものを探すのは意外と難しいので、添加物を100%避けることは不可能と言えます。

そのため、買う前に「どんなものにどんな添加物が使用されているのか」を知ることが大切
避けられる場合には避ける、そんなスタンスで対応することで、気にしない時よりも添加物の摂取量は確実に減ります。

買い物にいく時には、「これって何で作られているのかな」とチェックをしてもらいたいです。

特に、白ごはんは毎日食べるメニューのひとつ。
だからこそ、添加物が多く含まれたふりかけよりも、無添加ふりかけを使用してほしいという想いが強いのです。

毎日、濃くて濃厚な味に慣れてしまっていると、それ以上の強さでなければ美味しいと感じられなくなるくらい味覚が破壊されてしまう可能性も。
これを解決できるのが無添加ふりかけなのです。

無添加ふりかけがおすすめな理由

自家製の無添加ふりかけ
今回お伝えする無添加ふりかけは、「そのままでも口にすることができる素材そのもので作られているもの」を指します。

無添加ふりかけがおすすめな理由は、もちろん食品添加物や化学調味料といった不自然なものが使用されていないというのもありますが、それ以外にもたくさんあります。

子どもの味覚を育てる

無添加ふりかけは、素材のもつ『うま味』を口にすることで、味覚を育てることができます。
そのため、子どもにも安心して食べさせることができるのもおすすめのひとつです。

家族みんなで同じものが食べられる

基本的に、子ども用、大人用と区別する必要もなくなるので、家族みんなが同じものを食べることができるのも魅力のひとつです。

赤ちゃんなどの小さい子の場合には、食べられるものが限定されていてもそれだけを使用して作ることができるので、特に小さなお子さんがいる家庭にはおすすめです。

たくさん作っておくとごはんの準備が楽に

加えて、まとめてたくさん「無添加ふりかけ」を作っておくと、いつでもパパっとごはんの準備ができて、忙しい時に大活躍します。
だからこそ、忙しい方にもまずは一度試してもらいたいのです。

自家製無添加ふりかけにはメリットがたくさん!

自家製無添加ふりかけ
食品添加物は安く購入できるようにという意味でも使用されるので、無添加ふりかけの方が価格が高くなってしまう傾向が強いです。

しかし、無添加ふりかけは「そのまま口にすることができるものだけ作る」ので、お家の台所にある乾物を使用して簡単に作ることができるのです。
ただ乾物と塩を混ぜ合わせるだけで、極上の味わいの無添加ふりかけを作ることができます。

無添加ふりかけ作り
味付けをしっかりとしてあげなくてはと思われがちですが、乾物のようにうま味が強いものを使用すると、塩だけでも本当に美味しいふりかけになります。

私は約5年前から無添加ふりかけの作り方をお伝えさせていただいています。
その簡単さにビックリするとともに、美味しさにハマってしまう人が多いです。

食育にもなる無添加ふりかけ

赤ちゃんと無添加ふりかけ
乾物を使った無添加ふりかけは、歳が小さければ小さいほど子どもでもちゃんと食べてくれます。

海苔やかつおぶしといった乾物そのままでも、手にとってモグモグ食べる姿はよく見られる光景でした。

素材そのものの味を五感を使って感じる
それができるのが、自家製の無添加ふりかけでもあります。

無添加ふりかけには、細かく分量を決めたレシピというものは存在しません。
それは自分自身、それぞれの家庭が美味しいと思えるものを作ってもらいたいとの想いがあるからです。

加えて、簡単に作ることができるので、小さな子どもでも自分で作ることができます。
刃物などを使用しないので、最初の食育としてもおすすめですよ。

お家でも簡単に作れる!無添加ふりかけレシピ

今回、自家製無添加ふりかけのレシピをご紹介しますが、あくまでも一例になります。
同じ材料が自宅になければ、まずは家にある材料だけで作ってみるとよいでしょう。

それだけでも、きっと美味しいふりかけができること間違いなしですよ。
無添加ふりかけの材料

無添加ふりかけの材料(すべての材料はご自身のお好みの量を入れましょう)

  • 炒りごま(白でも黒でも可)
  • 青のり
  • 海苔
  • かつおぶし
  • 干しあみえび(さくらエビなども可)

使用する道具はこちら。
無添加ふりかけ作りの道具

  • すり鉢
  • すりこぎ
  • ボウル
  • スプーン

すり鉢やすりこぎがなくても、ジッパー付きの保存袋さえあれば作ることができます
それでは作り方を見ていきましょう。

無添加ふりかけ作りの下準備

ごまをフライパンで煎る
時間に余裕がある場合には、炒りごまや干しあみえびをフライパンで乾煎からいりしてあげましょう。
こうすることで、香ばしさが増したふりかけを作ることができます。

無添加ふりかけの作り方手順

手順1
材料を好みの細かさにする
干しあみえびをする
炒りごまや干しあみえびは、すり鉢とすりこぎでお好みのすり具合にしてください。
炒りごまをする
ごまはすることで、消化にも負担がかかりにくくなります
そのため、子どもが食べる場合にはしっかりとすってあげることをおすすめします。
ジッパー付きの保存袋に入れた材料を潰す
すり鉢ない場合には、ジッパー付きの保存袋に入れて、上から棒などで叩いてあげるだけで大丈夫です。
手順2
海苔などは手でちぎる
海苔を手でちぎる
青のりや海苔、かつおぶしなどを手で細かくちぎります。
素手で作業をしたくない場合には、はさみを使用してもよいでしょう。
手順3
材料を混ぜ合わせて塩を加える
ふりかけに塩を加える
1と2の材料をボウルに入れて、スプーンで混ぜ合わせます。
しっかりと混ぜ合わせたら、お好みの塩加減になるように塩を加えて、さらに混ぜ合わせたらできあがりです。

無添加ふりかけの作り方はいろいろ

保存袋にふりかけの材料を入れる
ジッパー付きの保存袋を使用した場合には、他の材料をそのまま追加してくと、洗い物を増やさずふりかけを作ることができますよ。
全部の素材を細かくして入れたら、フリフリしてできあがります。

材料をすったり刻んだりするのが手間と感じてしまう人は、フードプロッセッサーを使うのも手です。
すべての材料をフードプロセッサーにかけるだけで無添加ふりかけが簡単にできあがります。

ただし、フードプロセッサーを使う場合は材料が均一に粉砕されるので、香りや食感などはすり鉢で作った方が楽しめますよ。

材料はなんでもよし

台所にごまと海苔と塩しかないなんて場合には、それだけでまずは作ってみてください。
十分に美味しいふりかけができますよ。

他にも乾燥わかめや塩昆布、とろろこんぶ、フリーズドライの梅干しや納豆、野菜パウダー、ちりめんじゃこなどいろいろな乾物でも作ることができるので、ぜひ試してみるとよいでしょう。

乾物の添加物も要チェック
乾物の中にも、実は無添加でないものが存在しています。
せっかく、無添加ふりかけを使用するのであれば、材料である乾物選びの際にも、原材料の表示はしっかりと確認するように気をつけましょう。

無添加ふりかけの美味しさをアップさせるためのポイント

あくまでも提案ですが、無添加ふりかけの美味しさをアップさせるアイデアもご紹介します。
決して無理してやる必要はないので、「やってみたい」と思われた方は1つでも取り入れてもらえたらと思います。

炒りごまを使用する

炒りごま
ごまをする手間を考えると、すりごまを使用したい人もいるかもしれません。
すりごまを使用するのがダメというわけではありませんが、できれば炒りごまがよいでしょう。

ごまの成分のほとんどは脂質です。
そのため、すったものは酸化のスピードも早まってしまいます。

だからこそ、可能であれば使用前に乾煎りしてからするという作業がおすすめなのです。
この一手間が味や風味をアップさせるので、ぜひやってみてください。

「無酸処理」の海苔を使用する

無酸処理の海苔
あまり知られていませんが、養殖の海苔は「病気にかかりにくくする」、「見た目をよくする」などの理由から酸性の液に漬け込むという処理がされています。
これは野菜であれば、農薬に例えられることが多いです。

そのため、数は少ないですが、酸処理をしていない無酸処理の海苔の方がおすすめ。
数は決して多くはないですが、手に入る時には使ってみるとよいでしょう。
味も風味も格段に違うので、ぜひ1度食べてみてもらいたいです。

かつおの「枯節」を使用する

かつおの枯節
かつおぶしは大きく2種類に分類できるのを知っていますか?
いぶまでを行っている「荒節あらぶし」と燻してからカビをつけて熟成させる「枯節かれぶし」です。

手間暇がかかる枯節かれぶしの方が少し価格も高くなりますが、魚臭さもなく旨みも強いので、もし手に入れば使ってもらいたいです。

かつおぶしは裏の原材料表示を確認すると、「かつおのふし=荒節あらぶし」「かつおののかれふし=枯節かれぶし」と書いているので、簡単に区別できますよ。

ちなみに、よく目にする「花かつお」は荒節あらぶしのことです。
もちろん、荒節あらぶしで作っても美味しく食べることはできますよ。

無着色の干しあみえびを使用する

干しあみえび
干しあみえびやさくらエビなどは、着色料を使用して綺麗なピンク色を出しているものが意外と多いです。
着色料の中には、発がん性のリスクがあると言われているものもあります。
そのため、できれば着色料が使用されていないものを選ぶことをおすすめします。

他にも、とろろ昆布や塩昆布でも、食品添加物やうま味調味料が使用されていることが多いので、確認を忘れないようにしましょう。

ミネラルが含まれている塩を使用する

ミネラル豊富な塩
相乗効果で旨みをアップさせるという意味でも、ぜひ使用して欲しいのが塩です。
ただし、どんな塩でもよいというものではありません。

安い価格で販売されている食塩は、そのほとんどがNaCl(塩化ナトリウム)で構成されており、ミネラルがほとんど含まれていないことが多いです。
そのため、ミネラルも豊富に含まれている塩を選んでもらいたいです。

塩は製造方法が記載されているものが多いです。
「天日干し」や「平釜」といった製法で作られたものは、ミネラルが豊富に残っていると言われているのでおすすめです。

無添加ふりかけを万能調味料として活用するアイデア

無添加ふりかけの活用方法
乾物と塩だけで作る無添加ふりかけは、ごはんにかけるふりかけ以外にもさまざまな活用方法があります。
自然の旨みしかないので、万能調味料として使用しても飽きがこないのが特徴。

さまざまな料理の味付けにも使用することができる無添加ふりかけですが、特に試してもらいたい使い方が3つあるのでご紹介します。

味噌と混ぜて味噌玉に

とってもシンプルで簡単なのですが、お味噌と無添加ふりかけを混ぜ合わせて丸めて作る味噌玉。

常備食としてまとめて作って保存しておくと、お椀に入れてお湯を注いで溶かすだけで味噌汁ができあがるので、忙しい時にも重宝します。

納豆のタレ代わりに

納豆は発酵食品の1つであり、よく朝食の一品として食べているという人も多いのではないでしょうか?

市販の納豆には小袋に入ったタレが入っていますが、このタレが何で作られているのか見たことがある人は少ないかもしれません。
実は、「添加物の袋」と言われるほど、添加物がたくさん使用されているのです。

だからこそ、そのタレの代わりに無添加ふりかけを使用するのがおすすめです。
ふりかけだけでは物足りない場合には、醤油も少し足してあげるとよいでしょう。

お茶漬けの素の代わりに

お茶漬けの素も、ふりかけと同じく食品添加物をたくさん使用して作られているものが多いです。
そのため、お茶漬けの素の代わりにふりかけを使用するとよいでしょう。
お茶碗にごはんをよそって、ふりかけをかけた状態にお湯もしくはお茶を注ぐとお茶漬けのできあがりです。

無添加ふりかけは乾物や塩による旨みの相乗効果で、市販のお茶漬けの素よりも格段に美味しいお茶漬けを楽しめるので、ぜひ試してもらいたいです。


他にも、塩やお醤油などの調味料代わりに使用することができるのが無添加ふりかけのおすすめポイントでもあります。

フライドポテトの味付けに使用したり、ふかしたじゃがいもにマヨネーズと一緒に和えたポテトサラダにしたり、生野菜にオイルと一緒にふりかけてドレッシングにしたり…
その活用方法は無限大なのです。

無添加ふりかけで笑顔あふれる食卓を

無添加ふりかけは、誰もが手にしたことのある乾物と塩があれば簡単に作ることができるアイテムのひとつです。

最初は少し手間に感じてしまうこともあるかもしれませんが、一度食べるとその美味しさから市販のふりかけは食べられなくなること間違いなしです。

慣れてしまえばとても簡単に作ることができるので、まずはお家にある乾物と塩で作ってみてくださいね。

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