日本人なら誰でも大好きなお寿司。
特別な日には、家族みんなで手巻き寿司なんて盛り上がりますよね。
お寿司屋さんで働いた経験がある人なら自宅で握り寿司を楽しめちゃいますが、そうでもなければ手巻き寿司やちらし寿司くらいがおうちのお寿司の限界でしょうか。
でも、出来ればおうちでも本格的なお寿司を食べたい……
そんな方に朗報です!
今回は、握りの経験がなくても誰でも簡単に本格お寿司を作れちゃう「カンタン手毬寿司(てまりずし)」をご紹介しますよ!
アイデア次第でレシピは無限大!バラエティー豊かな手毬寿司
手毬寿司というのは、文字通り「毬(まり)」のように丸い形をしたお寿司です。握り寿司のような技術を必要とせず、誰でもカンタンに作れるので、今では家庭のお寿司の代名詞と言っていいかもしれません。
また、酢飯に乗せるネタは鯛やマグロといったお寿司の定番から、アボカドソースやウィンナーを乗せたり、ケチャップやマヨネーズを使ったりと、家庭料理らしく自由なアレンジを楽しめるのが特徴です。子どもでも簡単に作れちゃうので、お子さんの好きな具をトッピングして我が家オリジナルの手毬寿司を楽しむことができますよ。
手毬寿司の作り方
手毬寿司の作り方はとても簡単で、ラップにネタとなる具材を乗せ、酢飯を乗せたら丸くキュッと絞るだけ。本当にたったこれだけで、特別な日の豪華な料理ができてしまいます。
では、実際に手毬寿司を作ってみますね。
まずはネタを用意します。今回は白身のお魚をそぎ切りにしたものを用意しました。
白身魚を薄くそぎ切りにすると、花穂や桜などカラフルな色合いが透けて美しい見た目になりますよ。

手毬寿司の握り方


酢飯の量はお好みで構いませんが、大体ティースプーンに乗る程度がちょうどいいです。ネタが大きいときは酢飯を減らし、ネタが小さいときは酢飯を多めにすることで全体の大きさを統一できます。



今回作った手毬寿司4種
オムライス手毬寿司
「え?寿司でオムライス?」と思われるかもしれませんが、実はオムライスに酢飯はよく合うんです。子どもも大好きなメニューですから、ぜひお子さんに作ってあげてください。
オムライス手毬寿司の作り方はとても簡単。
片栗粉を加えて焼いた薄焼き卵で酢飯を包み、玉子焼きの余分な部分をカット。あとは上にケチャップを乗せ、さやえんどうなどを飾って完成。見た目も華やかなので、手毬寿司パーティにはぜひ加えておきたいですね。
ブリの手毬寿司
ブリはやっぱり大胆に食べたいもの。小さな手毬寿司ですから、ネタはできるだけ大きくカット! 厚さ1cm程度で平切りにし、さらに切り離さないよう真ん中に切り込みを入れます。切り込みからブリの身を開いたらわさびを乗せ、酢飯と一緒にラップに包んで丸めるだけ。
上には穂紫蘇を乗せていますが、木の芽を乗せたりおろししょうがを乗せたりしてもいいですね。
きゅうりとタラコのさっぱり手毬寿司
きゅうりを縦半分にカットし、ピーラーで薄くスライスしたものを使っています。
作り方は、酢飯だけをラップで丸め、その周りにきゅうりをグルリと巻き付けます。最後にタラコを乗せて完成。さっぱりとしていて箸休めにちょうどいいですよ。
白身魚の桜寿司
そして最後は、前項で紹介した白身魚に桜の花の塩漬けと花穂、穂紫蘇、わかめ、山わさびを加えた白身魚の桜寿司です。
白身魚は鯛でもフグでも何でもOK。今回はウミタナゴという小ぶりのお魚を使ったので、一つの手毬寿司につきそぎ切りにしたお刺身を二切れ使っています。
まとめ
無限の可能性を秘めている手毬寿司。アイデアをすぐ形にできちゃうお手軽さはもちろん、何と言っても本格的なお寿司にも劣らないおいしさが魅力です。子どもと一緒に、たまにはつまみ食いをしながら楽しくワイワイ作りたいですね。きっと、家族だんらんの時間がひと際充実しますよ!ぜひお試しください!

