温めるだけでパパッと食べられる「レトルトカレー」があると、忙しいときやちょっと手を抜きたい日などに役立ちますよね。
レトルトカレーを常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな、手軽に準備できとても便利なレトルトカレーですが、「いつもごはんにかけるだけ」という方も多いのではないでしょうか。
実は、レトルトカレーはそのまま食べるだけでなく、アレンジしていただくことで、飽きずにおいしくいただくことができるんです♪
レトルトカレーでなくても、カレールーはたくさん作ったときに余りがちなもの。
そんなカレールーを簡単にリメイクして、別の料理にアレンジできるアイデアもありますよ。
今回はレトルトカレーを使ったアレンジメニューのアイデアをいくつかご紹介します。カレー大好き!な方、必見です。
目次
カレーライスだけじゃもったいない!
温めてごはんにかけるだけで手軽にいただけるレトルトカレー。
最近では色々な種類のレトルトカレーが販売されており、辛さだけでなく、具材や味付けもバラエティに富んでいます。
食材や手順などにもこだわった商品が多く出回っており、家庭で作るよりも格段に美味しいものもあるんですよ♪
そんな美味しいレトルトカレー。そのままいただくのももちろん良いのですが、調理方法をアレンジすることでいつもの「レトルトカレー」をさらに美味しくいただくことができるんです!
レトルトカレーや作り置きしたカレーにちょっと飽きてきた・・・というときにおすすめのアレンジメニューのアイデアをいくつかご紹介します。
簡単にできるものもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
定番の「カレーうどん」「カレーコロッケ」にリメイク!
多く作りすぎてしまったり、余ってしまったカレー。
そんな「残りカレー」のリメイクといえば、手軽に作れる「カレーうどん」や、お弁当にもぴったりの「カレーコロッケ」が定番ですよね。
作り方を覚えておくととても便利なこの2品。レシピを以下でご紹介しますので、カレーが余った際にはぜひ作ってみてください!
定番リメイク「カレーうどん」は出汁の効いた和風の味付けに
カレーリメイク定番の「カレーうどん」ですが、いつも「茹でたうどんにカレーをかけるだけ」、という方も多いと思います。
熱々のうどんにかけるだけでももちろんおいしいですが、めんつゆやきのこなどをプラスすることで、出汁の効いた和風テイストのカレーうどんを簡単に作ることができます。
作り方もとても簡単。以下レシピ分量は2人分となっています。
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)200g
- めんつゆ(薄め)1カップ
- きのこやネギ(お好みの量)
- うどん1~2玉
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)200gは、めんつゆ(薄め)1カップと合わせて鍋に入れ、お好みの具(きのこやネギなど)も加えたらふつふつとなるまで中火にかけます。
- 具材に火が通ったら水溶き片栗粉を少量加えてとろみを出します。
- 茹でたうどん(冷凍うどんでも可)を鍋に入れて軽く混ぜ合わせたら完成。
めんつゆ+きのこで良い出汁がでて、余ったカレーで作ったとは思えない、とてもおいしいカレーうどんをいただくことができます。
お弁当のおかずやおやつにもおすすめな「カレーコロッケ」
おかずにもお弁当にも使える「カレーコロッケ」は、アレンジレシピでも定番中の定番。
作り方は下記の通りですので、参考にしてください。
- じゃがいも3〜4個は皮をむいてから茹で、ボウルに入れて木べらでつぶします。
- 余ったカレーお玉1〜2杯分程度(お好みで増減)・塩コショウを加えて混ぜ合わせておきます。
- お好みの大きさに成形して小麦粉、とき卵、パン粉の順で衣をつけてから、油でこんがりと色よく揚げたら完成。
晩ごはんのおかずやお弁当としてではなく、丸くて小さいカレーコロッケをたくさん作って、おやつにパクパクっといただいてもおいしいですよ♪
忙しくてもできる簡単アレンジアイデア
忙しいので料理にあまり時間をかけたくない!というときにおすすめのアレンジレシピをいくつかご紹介します。
余ったカレーを使えば、手間も時間もかからずとてもおいしい料理があっという間に完成しますよ!
簡単なのに濃厚クリーミー!「カレークリームスープ」
こちらの「カレークリームスープ」は、クリーミーで朝食時にパンと一緒にいただくのにぴったりのレシピ。
以下レシピの分量は2人分です。
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)200g
- 牛乳1カップ
- 固形コンソメ1個
- 生クリーム大さじ1.5g
- 塩コショウ少々
- パセリ(お好みの量)
- 余ったカレー200gほどを鍋に入れ、カレーの具材を軽くお玉などで潰します。
- 牛乳1カップ・固形コンソメ1個を加えてふつふつとするまで弱火にかけます。
- 生クリーム大さじ1.5を加えて全体を混ぜ合わせてから、仕上げに塩コショウで味を整え、パセリをぱらりと振れば完成!
生クリームを少量加えることで、濃厚クリーミーなおいしいカレースープに仕上がります。
パンを添えるだけでなく、茹でたショートパスタをスープに加えてもおいしくいただけますよ♪
朝からガッツリ!「カレーチーズトースト」
最後にご紹介する時短レシピは、朝食にぴったりな「カレーチーズトースト」。
トーストにレトルトカレーをぬり、小さくカットしたピーマンや輪切りにしたウインナーを散らしたら、その上にとろけるチーズをのせてトースターで焼くだけ。
朝から満足度の高い、美味しいトーストをいただくことができます。
晩ごはんのカレーがちょっとだけ余ったときにも使える超簡単アレンジメニューです。
子どもにウケる!カレーのアレンジアイデアとレシピ
カレー味のメニューは、子どもたちも大好きですよね。
余ったカレーにおこさまが大好きな食材をいくつかプラスして、さらにおいしく、子どもたちが喜ぶ味わいに仕上げていきましょう♪
残り野菜やウインナーをプラス♪「カレーリゾット」
チーズをたっぷり入れた「カレーリゾット」は、カレーライスに飽きたおこさまでもパクパク喜んで食べてくれます。
ウインナーなどおこさまが好きな素材をプラスすることで、かなり食べやすくなります。
以下レシピの分量は2人分となっています。
- 余ったカレー(レトルトカレーでも可)200g
- 牛乳300ml
- 生クリーム大さじ1
- 牛乳300ml
- ウインナー2本
- ブロッコリー5~6房
- ごはん150g
- とろけるチーズ(シュレッドタイプ)大さじ2
- 粉チーズ(お好みの量)
- パセリ(お好みの量)
- 残ったカレー(200g程度)は鍋にいれ、具材をお玉などで軽くつぶし、牛乳(300ml)と生クリーム(大さじ1)を加えます。
- 中火にかけてふつふつとしてきたら、ウインナー2本(輪切り)、茹でたブロッコリー5〜6房を加え、具材に火が通ったらごはんを150g程度加えてさらに煮詰めていきます。
- ほどよく汁気が飛んだらとろけるチーズ(シュレッドタイプ)を大さじ2程度加えて全体をまぜて火を止め、器に盛り付けてから粉チーズとパセリを振って完成です。
チーズのとろみとまろやかさがスパイシーなカレーと相性抜群。
おいしすぎて「おかわり」の声が止まりません!
冷蔵庫の残り野菜などを一緒に使ってしまえるのも嬉しいポイントですね。
子どもが喜ぶ組み合わせ!「ドライカレーパスタ」
次にご紹介するのは、こちらの「ドライカレーパスタ」。
カレーとパスタはお子さまも喜ぶ組み合わせ。
普通のレトルトカレーでも美味しくいただけますが、「ドライカレー」を使用することで、ミートソースパスタのような印象になります。
卵の黄身を混ぜていただけば、辛さもまろやかになり、パスタも絡んでとても食べやすくなりますよ。
レトルトカレーでできる晩ごはんのおかず
ここまでは主食になるレトルトカレーのアレンジメニューをご紹介してきました。
さらに、市販のレトルトカレーを使えば、ひと味違った晩ごはんのおかずをとても手軽に作ることができます。
カレー味になることで、いつもの料理も目新しいものになりますよ!
カレー味の「カレー肉どうふ」
和風メニューの定番「肉どうふ」も、レトルトカレーをプラスすることで、ひと味違ったカレー味のおかずに大変身!
作り方もとても簡単。
- あらかじめレトルトカレーの具材を少し潰しておき、いつもより薄味で肉どうふを作ります。
- 肉どうふの汁を少し取り分けて、レトルトカレーを混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた汁を鍋に戻したら、弱火で加熱。ふつふつと5分程度煮込んで完成です。
晩ごはんのおかずとしていただくのはもちろん、ビールなどアルコールにもぴったりの味付けとなっています。
カレー味の肉どうふを堪能したあとは、残った汁をごはんにかけてもおいしいですよ!
ドリア風アボカドのせ焼きカレー
こちらは、「ドリア風アボカドのせ焼きカレー」です。
アボカドとカレーは相性抜群!
焼きカレーにすることで、アボカドがホクホクになり、とても美味しくいただけます。
作り方はとても簡単。
- 耐熱皿にごはんをいれ、カレーをかけます。
- その上にスライスしたアボカドと「とろけるチーズ」を乗せて、トースターでチーズに焼き色がつくまで焼いたら完成です。
最後にパセリをぱらりとすると、色合いもよくなりますよ♪
こちらもレトルトだけでなく余ったカレーの活用方法としてもオススメです。
他にもカレーと相性の良い食材が気になる方は、「カレーに合うおすすめの食材」もチェックしてみてくださいね。
おかずの一品「カレーポテト春巻き」
続いてご紹介するのは、レトルトカレーをおかずにアレンジした、名付けて「カレーポテト春巻き」。
作り方はとっても簡単!
- 茹でたじゃがいも(2個程度)の皮をむいてマッシュしたら、レトルトカレー1/2袋を加えて混ぜ合わせ、カレー味のマッシュポテトを作ります。
- 春巻きの皮にスライス状のとろけるチーズを半分に折って乗せます。
- その上にカレーマッシュポテトをのせて巻き、油で揚げたら完成!
カレー味のポテトがたっぷり入った、ホクホク美味しいカレーポテト春巻き。
晩ごはんのおかずはもちろん、お弁当にも超おすすめです!
パンにもご飯にも合う!「カレーポトフ」
最後にご紹介するのは、こちらの「カレーポトフ」です。
- 鍋にお好みの野菜とひたひたの水・コンソメを入れます。
- 野菜に火が通るまで煮込んだら、最後にレトルトカレー1袋とケチャップ少々をいれてひと混ぜ。
- 再度煮立ったら完成です。
いつものポトフがみんな大好きなカレー風味に。
パンにもごはんにも合う美味しいポトフです。
味を変えるだけ!調味料をプラスする「ちょこっとアレンジ」
カレーをたくさん作りすぎたり、レトルトカレーの味に飽きてしまったときには、カレーに調味料をプラスしてみましょう。
冷蔵庫にある調味料をカレーに足すだけで、ちょっとした味のアレンジをすることができます。
ソースやケチャップをプラスしてもとてもおいしいですし、マヨネーズをプラスすると辛さがまろやかになります。
味に深みを出すなら、オイスターソースをほんの少しプラスしてもGood!
辛さが足りない!という方にはチリペッパーやレッドペパーなどもおすすめです。
カレーに合うおすすめの食材
カレーにプラスするのにおすすめなのは、調味料だけではありません。
冷蔵庫に余っている野菜やチーズなどをプラスするだけで、まるでレストランのような味わいのカレーにアレンジすることができます。
・アボカド
・トマト
・パプリカ
・チーズ
・フライドオニオン
1番お手軽なのはたまご。
目玉焼きをカレーの上に乗せるのも定番ですし、ごはんにスクランブルエッグをのせてその上からカレーをかければ、「オムカレー」のような仕上がりになります。
また、アボカドやトマト、パプリカなどの野菜も相性抜群!
アボカドやトマトはカットしてそのままカレーライスの上へ。
マヨネーズを少しかけてもおいしいです。
パプリカやズッキーニなどの野菜をグリルしてトッピングすれば、野菜たっぷりのカレーが手軽に作れます。
チーズもカレーとの相性がとても良いです。
カレーにとろけるチーズをトッピングすれば、辛口のカレーもまろやかで食べやすくなります。
サラダに振りかけるとおいしいフライドオニオンもカレーにぴったり。
カレーを食べる際、上から振りかけてトッピングとしていただけば、フライドオニオンの香ばしさがプラスされたおいしいカレーになりますよ。
さらに、フライドオニオンはカレーを煮込む際にプラスすることもできるんです。
カレーを煮込む際、たっぷりとフライドオニオンを加えれば、まるで飴色玉ねぎを使用したような甘みと旨味たっぷりのカレーに仕上がります。
さまざまな素材と相性のよいカレー。みなさんもご自宅にある食材をプラスしておいしくいただいてみてください。
レトルトカレーをアレンジして活用しよう
いかがでしたでしょうか。
今回はレトルトカレーや、残ったカレーのアレンジメニューをご紹介しました。
気になるメニューはありましたでしょうか。
ぜひ今回ご紹介した料理をご自宅で作って、レトルトカレーや残ったカレーをご家庭で活用してみてくださいね!
