お気に入りのマグカップで楽しむ温かい飲み物。
寒い季節に冷えたカラダをほぐし、ほっと一息つけるのがうれしいですよね。
しかし、仕事に集中したり会議が長引いたり、時間が経つとせっかくの飲み物が冷めてしまうこともあります。
そこで今回は寒い季節にぴったりの「カップウォーマー」をご紹介。
車用・卓上用などさまざまな種類があるカップウォーマー。テレワークのお供としても注目を集めています。
どんな種類や機能があるのか、選び方を詳しく解説するので、自分の使い方に合わせてお気に入りを見つけてくださいね。
用途別に選ぼう!カップウォーマーの種類
カップウォーマーは、その名の通りカップに入った飲み物の温かさをキープできるアイテム。
一般的な陶器のマグカップだけではなく、コンビニコーヒーが入った紙カップも温められるものもあります。
カップウォーマーには、大きく分けて車用と卓上用があります。
まずはじめに、この2つの違いを見ていきましょう。
車用カップウォーマーの特徴
USBポートやシガーソケットにつないで温度を保ちます。
コンビニなどで購入できる紙カップの飲料や缶ドリンクを入れても倒れないように、筒形の形状になっているものが一般的。
主に車のドリンクホルダーに入れて使うので、購入の際はドリンクホルダーとサイズが合うかチェックしておく必要があります。
卓上用カップウォーマーの特徴

コースターの代わりにカップの下に置いて使用するのが一般的。
IHコンロのように平たい形になっているものが多く、サイズやデザイン、機能も豊富です。
次に、カップウォーマーのタイプ(形状)についても見ていきましょう。
- コースター型
- ホルダー型
- 巻き付け型
コースター型カップウォーマーの特徴
電気で発熱するコースター型のカップウォーマーです。
最もポピュラーなタイプで多機能なものが多く、ものによっては普通のコースターより大型のものも。
オフィス・テレワーク用の机や勉強机など、卓上での使用を想定しており、上にマグカップを乗せるとカップ自体が温まり、中の飲み物を保温してくれる仕組み。
上にカップを置くだけで保温でき、カップのサイズを気にせず使えるのが最大の特徴です。
ホルダー型カップウォーマーの特徴
ホルダー型はコンビニなどで購入した紙コップ式の飲み物を保温することができます。
サイズが合えば、紙コップ以外にも缶やペットボトルの保温も可能。中身を包み込む筒形なので、側面・底面からしっかりと保温できます。
安定性を重視した見た目からも分かるように、主に車での使用を想定しています。
車内のドリンクホルダーに設置できるものが多く、ドライブ中のお供としておすすめです。
巻き付け型カップウォーマーの特徴
巻き付け型は汎用性が高く、マグカップやペットボトル、紙コップなど、さまざまなものを温めることができるカップウォーマーです。
保温したいものに直接パッドを巻き付けて保温する仕組みで、巻き付けるのに必要な高さがあれば、どんな形状のものでもOK。
使わないときはコンパクトにまとまるので、収納場所に困らないのもポイント。
車・卓上などの場所を問わず、電源が確保できればアウトドアシーンでも活躍するマルチなタイプです。
一見、取っ手が邪魔で取り付けできないように思われがちな「取っ手付きマグカップ」に対応したものもあるので、使いたいカップに併せて選んでみて下さい。
カップウォーマーを選ぶときのポイント
車用と卓上用があること、それぞれ使う場所に応じたタイプ(形状)があることが分かりましたね。
次は、購入する際に失敗しない選び方を見ていきましょう。
買ってから「使いにくい」、「使い方と合わない」とならないように、事前にリサーチしておくことが大切ですよ。
使いたいシーンを想定する
まずは、自分のライフスタイルから「どんなシーンでカップウォーマーを使いたいのか」を考えましょう。
- 通勤時間が長いので主に車内で使いたい→車用(ホルダー型・巻き付け型)
- 仕事中、勉強中にこまめに飲み物を口にしたい→卓上用(コースター型)
- ペットボトルなども温めたい・持ち運びたい→巻き付け型
など、実際に使いたいシーンを具体的に思い浮かべて種類を絞り込んでいきます。
車・卓上など使用する場所によって求められる機能や選び方は異なるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
車で使うカップウォーマーの選び方
卓上で使うカップウォーマーの選び方
車用カップウォーマーの選び方とおすすめの機能
揺れる車内で使うなら、しっかりとホールドしてくれるホルダー型のカップウォーマーが活躍します。
ドリンクホルダーにセットするだけなので、使いたいときに手軽に使えるのがうれしいポイント。
ドリンクホルダーの大きさを確認
チェックすべきは大きさです。基本的にホルダー型はドリンクホルダーにセットして使用します。
愛車のドリンクホルダーに収まるかどうか、運転中に邪魔にならないかなど、事前にサイズを測っておくと使いやすいものを選べます。
また、コンビニに立ち寄ってコーヒーを買う人もいるでしょう。
紙コップやプラスチックのカップが入るかどうかも確認しておくと安心です。
給電の仕方に注目
車用のカップウォーマーにはシガーソケットから給電できるタイプもあります。
ただし、車外では使えないので注意が必要です。
車と移動先の両方で使いたいなら、USBポートから給電できるタイプを選ぶと便利です。
卓上用カップウォーマーの選び方とおすすめの機能
卓上で使うカップウォーマーをお探しの方にぴったりなのが、やはりコースター型のカップウォーマー。
マグカップはもちろん、小型の卓上ポットに使えるものもあり、普段使いから来客時のティータイムまで卓上でのあらゆるシーンで活躍します。
作業の邪魔にならないものを
チェックすべきは、デザインとサイズ。
仕事中や勉強中に使いたいのであれば、作業の邪魔にならないコンパクトなものを選びましょう。
節電できるかに注目
自宅で長時間使うなら、電気代が気になるところ。
コースター型のカップウォーマーは多機能なものが多く、中でもスマートフォンのワイヤレス充電器のように、カップが置かれると自動で温め始めるタイプも。
カップを置いていない間は自動的に電源が切れるので、電源の切り忘れを防ぐことができます。
また、長時間の使用ではカップが熱くなりすぎてしまうことも。
飲み物の温度を飲みやすい温度に設定できる機能が付いているものもあるので、気になる方は温度調節機能もあるといいかもしれません。
使う場所を問わない便利な機能
カップウォーマーには、先ほど触れたような自動電源機能や温度調節機能など多機能なものが多いです。
ここでは車・卓上の使う場所を問わないカップウォーマーの機能をいくつかご紹介します。
USBポートから給電できるタイプ
カップウォーマーの給電タイプは「シガーソケット」「USB」「コンセント」の主に3つ。
中でもUSBポートから給電できるタイプは、自宅や車内だけでなく、屋外など身近にコンセントがない場所でも使えるのが最大のメリット。
持ち運びできるモバイルバッテリー、パソコンのUSBポート、USB電源アダプターを用いればコンセントからも給電できます。
通勤の車内からオフィスへ、など幅広い使い方ができるので、移動が多い方におすすめです。
そのため、冷めてしまった飲み物を再び温め直す機能はありません。
あくまでも「保温する」用途のみに使用できると覚えておきましょう。
スマートフォンのワイヤレス充電もできるタイプ
スマートフォンのワイヤレス充電に対応したカップウォーマーは、スマートフォンをよく使う方にぴったり。
スマートフォンの対応機種の確認は必須ですが、カップを温める以外の用途もあると、使える幅が広がりますね。
保温だけでなく「保冷」もできるタイプ
カップウォーマーの中には、カップの保温だけでなく保冷もできるアイテムもあります。
保温と保冷の切り替えが可能なので、暑い季節にも便利に使えます。
車用カップウォーマーのおすすめアイテム3選
ここからは、おすすめのカップウォーマーをいくつかご紹介していきます。
まずは車用から。自身の使い方に合ったアイテムを見つけてくださいね。
ペットボトルの保冷もできるカップウォーマー
約-6度で冷やす保冷モード、約60度に温める保温モードを切り替えることにより、季節を問わずお好みの温度に調節できます。
保冷時は青、保温時は赤に点灯する仕様になっています。
直径68mmまでのペットボトルや缶、紙カップなどにも対応しています。
環境にも配慮したカップウォーマー
コンビニコーヒーの紙カップも温めることができます。
保冷と保温を簡単に切り替えられるので、1年中使えます。
保冷には最新の冷蔵庫などで取り入れられているペルチェ方式1フロンガスなどの冷媒ガスを使用しない方式のこと。フロンガスはエアコンなどの冷房機器で温度を下げるのに必要な冷媒として使われているが、フロンガスは二酸化炭素よりも温室効果が高いため、フロンガスの使用量が少ない(ノンフロン)=環境に配慮された製品と認知されている。を採用しています。
持ち運んで使えるマルチなミニ冷蔵庫
こちらはシガーソケット給電タイプですが、単四電池2本でも使用可能。
-9度から58度までワンボタンで切り替えが可能。赤ちゃんのミルクなど、適正な温度でキープしてくれます。
保冷・保温のモードは、デジタル画面とLEDランプで簡単に確認ができます。
幅が狭い引き出し式ドリンクホルダーなどには取り付けできないので、注意が必要です。
卓上用カップウォーマーのおすすめアイテム3選
続いて、仕事中や勉強中に使える卓上用のおすすめアイテムをご紹介していきます。
シンプルで可愛いデザインがオフィスにぴったり
シンプルながら丸みを帯びた形状と木目調のデザインが可愛らしい印象。
大きすぎずコースターのように使えるので、ものが多い机上でも邪魔になりません。
一般的な素材(陶器や耐熱ガラスなど)のカップは軒並み使用できますが、底に凹みのあるものや底面が厚いカップは熱伝導率が低くなるので不向き。
また、プラスチックやペットボトルなどは使用NGなので注意してください。
カップが熱くなりにくい!防水設計のカップウォーマー
熱くなりにくい特殊加工が施されたマグカップ付きのカップウォーマー。飲み物の温度を飲み頃の40~55度に保ち、外気温に関係なく温かさをキープしてくれます。
USB給電タイプで、8時間経過すると自動的に保温を停止。
コネクタ部以外は水に濡れても大丈夫な生活防水設計なのもポイントです。
最大10WのQiワイヤレス充電に対応しているので、スマートフォンの充電もできます。
が、その分専用のマグカップ以外は使えないので注意しましょう。
保冷・保温機能・ワイヤレス充電器を備えた優れもの
いろんなメディアでも取り上げられた実績のあるカップウォーマー。自販機と同じ温度設定が可能で、温かい飲み物は55度、冷たい飲み物は-6度まで冷却しておいしさをキープします。
缶も温めたり冷やしたりできるのがうれしいポイント。
ワイヤレス充電器とセットになっているので、最大10Wの高速充電が可能ですよ。
おわりに
カップウォーマーについて、用途別の選び方やおすすめアイテムをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
幅広い種類・機能・デザインがあるカップウォーマー。
車・卓上など使いたいシーンを具体的にイメージして、自分に合ったものを選んでくださいね。
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