エコバッグの「畳みやすさ」って、結構大事なポイントですよね。
携帯性を重視した便利なエコバッグほど、何だか畳み方が複雑なものが多く、いちいち畳むのが面倒で使わなくなってしまうことも……。
そんな中、「コンパクトに持ち運べて畳みやすいエコバッグと言えば?」と聞くと、真っ先に思い浮かべる人が多いのが『シュパット』です。
シュパットには色々なサイズや形状があり、用途や使うシーンに合わせてぴったりのものを見つけやすいのも嬉しいポイント。
編集部Uchida
目次
シュパットってどんなエコバッグ?畳みやすいって本当?
まずは『シュパット』について、「名前は聞いたことはあるけど、よく知らない」という方向けに、簡単に特徴を説明しますね。
買ったときはコンパクトなのに、「一度使うと、最初のコンパクトな状態に復元できないエコバッグ」って結構多くないですか?
そんなエコバッグのよくある悩みを無くそうとして生まれた『シュパット』は、文字通り「シュパッ」と一瞬でたためる便利なエコバッグです。
簡単に畳める秘密は「プリーツ加工」
『シュパット』の特徴な部分と言えば、全体に施されたプリーツ加工。
これが、実は簡単・きれいに畳める秘密でもあります。
使い終わった後、バッグの両端をピンと引っ張るだけで帯状になり、プリーツの折り目がきちんと整うようになっているんです。
あとは折り返して、バンドやボタンなどで留めるだけ!
きちんとキレイに畳んだ状態をキープできるのも、とても嬉しいポイントですね。
使い終わってすぐに簡単・手軽に畳めるので、いつの間にか鞄の中で広がってるエコバッグに失望したり、「今度畳もう」と思ってそのまま家に置き忘れたり……という残念な思いをすることもありません。
さらに詳しい使い方を見たい方は、↓の動画を参照してくださいね。
サブバッグとしても優秀なエコバッグ
スーパーやコンビニのレジ袋が有料化されてから、1年以上。
「買い物に必要だし、エコバッグは既に持ってる」という方が、ほとんどなのではないでしょうか?
でも。『シュパット』は、既に他のエコバッグを持っていても・・・
- もっと使いやすいものがないか探している
- サブバッグを探している
何故なら、『シュパット』はサイズ展開や形状が豊富で、使うシーンに併せて「ピッタリのサイズ」を見つけやすいから。
しかも畳みやすい!かつ、コンパクト!なものが多いので、いつでもバッグに入れて持ち歩けますよ。
というわけで、ここからはシュパットの主なシリーズ展開を紹介しつつ、サイズ感や形状の違いなどについても、詳しく見ていきたいと思います。
どう違う?大人気『シュパット』シリーズの全モデルを紹介
マーナの『シュパット』シリーズは、2020年末に大きくリニューアルされました。
例えば「ポケッタブル」が「コンパクトバッグS」に名称変更になった他、より使い勝手が良くなるように仕様変更されたものや、デザイン・サイズの追加など色々あります。
パッケージも一新され、ちょっとしたプレゼントなどにもぴったりなお洒落なデザインになりました♪
ご紹介する『シュパット』の主要モデルは、下記のとおり。
- 【1】コンパクトバッグ S(ポケッタブル)・M・L
- 【2】保冷バッグ S・M
- 【3】コンパクトバッグDropM・L
- 【4】ボストンバッグ
- 【5】ショルダーバッグ2Way
- 【6】リュックサック
社内で愛用しているスタッフからも色々と『シュパット』の使い勝手や魅力をリサーチしたり、私がまだ持っていないタイプの『シュパット』も実際にお借りしたりして、全モデルを使ってみたので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
【1】コンパクトバッグ S・M・L
ひとまとめにご紹介するのが勿体ないくらいに、イチ押しな「コンパクトバッグ」。
『シュパット』と言えば、まずこのモデルを思い浮かべる方が多いと思います。
どれも名前のとおり簡単に小さく畳めるのが魅力ですが、サイズ別におすすめの用途が異なります。
コンパクトバッグ S(ポケッタブル)
「コンパクトバッグ S」は、シリーズの中でも一番コンパクトなモデルですが、サイズのわりに500mlのペットボトルが6本も入るという優れもの。
コンビニでのお買い物や薬局でお薬をもらう時など、ちょっとした量のお買い物にぴったりです。
旧名称「ポケッタブル」という名前のとおり、ポケットに入るサイズまで小さく折り畳めるのも魅力。
鞄はもちろん、スーツやズボンのポケットに入れてもかさばらないので、「普段あまり買い物しないから、エコバッグは持ってない」という方にもおすすめです。
散歩などお買い物の予定がないちょっとしたお出かけの時にも持ち歩くと、いざという時に重宝しますよ。
「ちょっとこれ買ってきて」と急な買い出しを頼まれたりする人は、お守り代わりにどうぞ!
コンパクトバッグ M
お出かけの時のサブバッグや、日々のお買い物に便利なサイズの「コンパクトバッグM」。
レジかごに一杯以上まとめ買いする……という方には向きませんが、毎日こまめに一人分から二人分くらいの食料品などを買い物に行かれる方におすすめ。
たっぷり入れても中身がこぼれにくいように、袋口にボタンが付いています。
入れる時には大きく開けられますが、持ち運ぶときに袋の中身も見えにくいのも嬉しいポイントです。
畳んだときのサイズはSサイズよりは少し大きいものの、バックに入れていても邪魔にならないサイズなので、お買い物だけでなくアウトドアや旅行など、日常の様々なシーンで使えます。
コンパクトバッグ L
こちらは、レジかごにぴったりサイズの「コンパクトバッグ L」。
リニューアルで少しサイズアップしたので、よりレジかごにかけやすくなりました。
大きいサイズでも、畳みやすさは他のサイズと変わりません!
レジかごサイズのエコバッグって結構かさばりがちですが、これなら普段使いの鞄に入れても邪魔にならず、いつでも気軽に持ち歩けます。
ただし、素材・構造的に自立はしないため、かごにかけて使わないときは風呂敷のように大きく広げて使う感じになります。
「レジかごにかけられるし、すごい便利」という人もいれば、「うまく袋詰め出来ずに手間取ってしまう」という人も。
そのため、使い勝手の良さという面では、かなり個人差があるという印象……。
また、保冷機能はないので、冷凍食品などをよく購入される方は、保冷機能のあるエコバッグの方がおすすめです。
【2】保冷バッグ S・M
こちらは、畳みやすいというシュパットの利便性はそのままで、更に保冷機能がついているバッグです。
他のタイプに比べると少し硬めの手触りの素材で、ややかさばるかも。
ただ、保冷バッグでここまでコンパクトに畳めるものは、あまり他にないですね!
保冷バッグ S
「保冷バッグ S」は、お弁当箱と水筒くらいはちゃんと入る大きさで、ランチバッグとして便利。
単体でランチバッグとして持ち運ぶ使い方がおすすめです!
編集部Uchida

保冷バッグとして使うなら、もちろんこちら。口がしっかりとしめられるようになっており、保冷力は高めです。
さらに袋の内側には、保冷剤や小物が入るメッシュ構造の内ポケットが付いています。
使い終わった後のしまいやすさは、もちろん健在でした。
両脇を引っ張って伸ばし、あとはくるくる巻くだけできれいに畳めますよ。


保冷バッグ M
一回り大きい「保冷バッグ M」。持ち手の部分が長いので、肩にかけて持ち運びができます。
耐荷重はありますが意外と量は入らないのが残念なポイント。スーパーでのお買い物に使う場合は「サブバッグ」という感じでの使い方になりそうです。
普段から鞄の中に忍ばせておくというには、まあまあ存在感のある大きさなのも難点です。
でも、最寄りの店から家までの保冷効果は十分ですし、旅行の時に持っていると食品系のお土産を入れるのに重宝しそうですね。
【3】コンパクトバッグ Drop M・L
「コンパクトバッグ Drop」は、縦型のちょっと変わったデザインで、床に置いたときでも袋口が自然にすぼまり、袋の中身がみられにくい「しずく形状」のエコバッグです。
とても薄く畳めるので、携帯性に優れています。
開口部が大きく開くため、買ったものを入れやすいのもポイント。
腕に通したままササッと買ったものを中に入れることができるので、「コンパクトバッグL」より使いやすいという人もいます。
強いて難点を言えば、ちょっと特殊な形状なので、畳みやすさという点では横型のコンパクトバッグの方が優秀な印象です。
コンパクトバッグDrop M
「コンパクトバッグ Drop」のMサイズは意外と大きく、物によってはレジかご一杯分くらい収まるので、メインのお買い物バッグとしても使えます。
縦に長いので、大根、ネギ、ゴボウなどの長い野菜やフランスパン、切り花などを入れる時にも便利ですね。
底マチフリー構造のため、底面が広いケーキの箱も入れられます。
毎日のお買い物にもとても便利に使えます。肩にかけられるので、重いものを持ち運ぶときにも楽ですよ。
コンパクトバッグDrop L
「コンパクトバッグDrop L」は、かなり大きめサイズ。
トイレットペーパー12巻が入るので、何かとかさばる日用品のお買い物やまとめ買いにも便利です。
買った中身が見られにくいのも嬉しいポイントです。
少量だけお買い物する時でも使いにくいという事はないので、サイズ選びに迷ったらこちらを選んでもいいかもしれません。
まとめ買いをすることが多い方や、BBQなどのレジャーシーンなどにも使いたい方に、特におすすめです。
【4】ボストンバッグ
『シュパット』の「ボストンバッグ」は、旅行のサブバッグにぴったり。
旅行カバンやスーツケースの中でも場所を取らず、コンパクトに持ち運べます。
旅行は行きより帰りの方がお土産などで荷物が増えがちですが、そんな時にもこのボストンバッグがあれば安心!
スーツケースの持ち手部分に安定して取り付けられるようになっています。
更に、スーツケースに乗せた時に固定しやすいように、底マチ付きになっているのも嬉しいポイントです。
【5】ショルダーバッグ2Way
「ショルダーバッグ2Way」は、ハンドバッグにも、ショルダーバッグにもなる2WAYタイプのシュパット。
シーンや用途に合わせて、使い分け出来ます。
旅行はもちろん、お買い物やお出かけにも便利です。
はっ水加工が施されているので、旅先やアウトドアでも安心・便利に使えます。
スマホやお財布などをしまえるポケット付きで、普段使いの鞄としての使い勝手も言うこと無しです♪
【6】リュックサック
旅行はもちろん、普段のお買い物の時でも、両手が空いて便利に使える「リュックサック」。
移動の時に手をつないだり抱っこが必要な小さいお子さんがいらっしゃる方や、お買い物の交通手段が自転車や電車という方におすすめのタイプです。
リュックサックとして使い勝手がよい構造で、両サイドにファスナー付きのポケットがあるため、荷物の整理もしやすいです。
長財布やペットボトル、折り畳み傘なども入りますよ。
強いて言えば、結構畳んだときにかさばるのと重たいので、鞄の中に忍ばせておくにはちょっと存在感があり過ぎるかなという感じです。
何となくサイズ感をお伝えできないかな?とデスクで写真を撮ってみました。
個人的には、畳んで持ち歩くというよりは、最初からリュックとしてメインで使うほうがおすすめかなと思います。
ちなみに他のシュパットと違って、使う時と畳むときに一度くるんとひっくり返すという手順があります。
最初は戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れますよ♪
『シュパット』のサイズと耐荷重について
大容量な大きめのエコバッグをお探しの時に、サイズや形状以外に気をつけて頂きたいポイントが「耐荷重」です。
耐荷重というのは「どれほどの重みに耐えられるか」を表す数値のこと。
耐荷重の高いエコバッグほど、重い物や大量の物も安心して運ぶことができます。
ここでは、シュパットの各耐荷重・容量・サイズを一覧でご紹介します。
名称 | 耐荷重 | 容量 | サイズ | 畳んだときのサイズ |
---|---|---|---|---|
コンパクトバッグ S | 約3kg | 約7.5L | 約30×26cm | 約4×6cm |
コンパクトバッグ M | 約5kg | 約15L | 約35×30cm | 約6×8cm |
コンパクトバッグ L | 約15kg | 約40L | 約50×40cm | 約6.5×10cm |
コンパクトバッグ Drop M | 約5kg | 約16L | 約28×56cm | 約 10×8×4cm |
コンパクトバッグ Drop L | 約10kg | 約25L | 約30×63cm | 約10×10×4cm |
保冷バッグ S | 約3kg | 約6L | 約27×20cm | 約 11×12×6cm |
保冷バッグ M | 約5kg | 約12L | 約35×28cm | 約12×14×7cm |
ボストンバッグ | 約15kg | 約22L | 約46×35×17cm | 約11×16×9cm |
ショルダーバッグ 2way | 約5kg | 約8L | 約46×20cm | 約9×12×6cm |
リュックサック | 約10kg | 約13L | 約28×40cm | 約7×16cm |
サイズが同じくらいでも、実際に入る容量や耐荷重に違いがあるので、用途に合わせてチェックしてみて下さいね。
広げたとき(バッグとして使う時)のサイズだけでなく、↑の画像のように畳んだ時のサイズ感にも、だいぶ違いがあります。
保冷バッグのように、他のタイプのLサイズより大きくなるものもあるので、畳んだときのコンパクトさを重視したい方はそちらのサイズにもご注意くださいね。
洗濯機で洗える?洗えない?――シュパットのお手入れ方法について
同じ『シュパット』のシリーズの中でも、「はっ水加工」がされているものや使われている素材によっては、洗濯機で洗えないものがあります。
また、洗濯機で洗えるものについても洗い方に少し注意が必要なので、簡単にご紹介しておきますね。
洗濯機で洗える『シュパット』
下記のタイプは、洗濯機で丸洗いが可能です。
洗濯ネットを使用し、単独洗い(弱水流)をすれば、洗濯機で丸洗いができます。
お買い物などに使うエコバッグはどうしても食品の水滴や食材の染みが付くなどで汚れやすいですが、このタイプならお手入れも簡単で、いつも清潔に使えますね。
- コンパクトバッグ S(ポケッタブル)・M・L
- コンパクトバッグDropM・L
洗濯できない『シュパット』
下記のタイプの『シュパット』は、保冷機能やはっ水加工など嬉しい機能性がある反面、洗濯機などでの丸洗いはできません。
汚れた場合はちょっと特別なお手入れをする必要があるのでご注意ください。
名称 | 洗濯の可否 | 理由 |
保冷バッグ S | 洗えない | アルミ蒸着生地のため |
保冷バッグ M | 洗えない | アルミ蒸着生地のため |
ボストンバッグ | つけ置き洗いはOK | はっ水加工が施されているため |
ショルダーバッグ 2way | 洗えない | はっ水加工が施されているため |
リュックサック | 洗えない | はっ水加工が施されているため |
エコバッグの一般的な洗い方や「洗えないエコバッグ」の洗い方について詳しく知りたい方は、下記の記事も参照してくださいね。
実は簡単!エコバッグの洗い方-洗えないタイプのお手入れ方法も-
さいごに
畳みやすさはもちろん、とても素敵なデザインが魅力の『シュパット』。
シンプルな無地の物から和柄、コラボデザインなども豊富なので、その日のお買い物の量や気分で使い分けるのもおすすめ。
ハウジー編集部のスタッフや社内に愛用者が多いだけでなく、ハウジーに寄稿頂いているおそうじブロガーのよしママさんや、整理収納アドバイザーのまいさんなども愛用されています。
あなたもぜひ、自分の用途にぴったりの『シュパット』を探してみて下さいね。


▼ハウジーで連載頂いている寄稿者さん達も『シュパット』愛用中
まいCleanLife「【エコバッグ】シュパットのLサイズとドロップを使っています」
節約ママのこだわり掃除「マーナのたったまま畳める「Shupatto」シュパットをレジカゴ用エコバッグに使っています」