夏の買い物には保冷力の高いエコバッグを!車内にエコバッグを置いて保冷力を比較

気温が高い日、車に乗り込むと「むわっ」とした蒸し暑さを感じますよね。

夏場に車で買い物に出かけるときは、蒸し暑い車内に買った食品を置いておくことになります。
肉や魚などの生鮮食品が傷んでしまわないか、アイスが溶けないかと不安になる方も多いでしょう。

買い物のお供に欠かせなくなったエコバッグの中には保冷タイプも存在します。
夏の車内に置かれたエコバッグはどのくらいの保冷力を発揮するのか、実験してみました。

夏場は食中毒の原因菌が増えやすい!?

「暑い日は食中毒に注意」とよく言われますが、なぜなのでしょう。

食品が傷む原因は、食品に存在する細菌や微生物が増えてしまうから。
特に、食中毒の原因になる細菌が増えてしまうのは気になりますよね。

食中毒の原因になる細菌にはたくさんの種類がありますが、多くの細菌は20~50度の温度で増えやすいと言われています。

中でも、近年食中毒の原因になるケースが増えているという、カンピロバクター1食中毒を引き起こす病原菌の一種。牛肉や豚肉、鳥肉などの肉類に含まれていることが多く、ササミなど鶏肉の生食で食中毒になるケースが多い。という細菌が好む温度帯は30~46度
30度を超える真夏日には、こういった危険な細菌が増えるリスクが高まります。

車での買い物は特に要注意

夏のスーパーの駐車場
特に気を付けたいのが、車で買い物をする時。
スーパーで買い物をした後、車に乗り込んだ時のむわっとした熱気を経験した方は多いと思います。

JAFが行った実験では、真夏の炎天下に置かれた車の車内温度は、窓ガラスを3cm程度開けた状態でも、30分後には約40度まで上がってしまうことが分かっています

車に乗り込んですぐに窓を開けたりエアコンをつけたりしても、40度近くまで上がった車内はなかなか冷えません。
そんな状態の車内に生鮮食品を長時間置いておけば、食品の傷みが早くなってしまいます。


※株式会社食環境衛生研究所「食中毒細菌の増殖と環境~温度編~」検索日2021/4/6
※一般財団法人東京顕微鏡院「増加してきたカンピロバクター食中毒の実態と制御」検索日2021/4/6
※JAF(日本自動車連盟) 「[Q] 晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編」検索日2021/4/6

外側からの熱もシャットアウトする保冷エコバッグ

PVC素材の保冷エコバッグ
保冷機能がついた「保冷エコバッグ」は、内側にアルミPVCなどの断熱素材が使われています。
これにより、外側から伝わる熱をシャットアウトして、内側の冷たさをキープしてくれるのです。

もちろん、クーラーボックスなどとは違って密閉性は低いため、それだけ保冷力は劣ると言われています。
しかし、保冷機能がないエコバッグよりは、食品が傷んでしまうリスクが軽減されるはず。

今回編集部は、保冷機能のあるエコバッグと保冷機能のないエコバッグを用意し、30度近い車内に置いた時の保冷力比較実験を行いました。

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30度近い車内に置かれたエコバッグはどうなる?保冷力比較

実験に使用したのは、「一気にたためる」ことで話題になったシュパットシリーズの2種類です。

▼【保冷機能なし】シュパット コンパクトバッグ Lサイズ

エコバッグシュパットコンパクトバッグLサイズ
くるくる丸めて簡単に畳める「コンパクトバッグ」。中でもLサイズはレジカゴに対応している大きめのサイズです。
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▼【保冷機能あり】シュパット 保冷バッグ Sサイズ
エコバッグシュパット保冷バッグSサイズ
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氷を入れたジッパーバッグを入れて1時間放置

実験日は2021年5月末。観測史上最速の梅雨入りが発表されて間もなくの頃です。
天気は晴れ、気温は25度近くまで上がった日に行いました。

午後13時半ごろの車内温度は29度まで上昇。
真夏ほどではありませんが、じっとりとした蒸し暑さを感じます。
この車内に2種類のエコバッグを置いて実験スタート。

車内に置かれたエコバッグ
200gの氷が入ったジッパーバッグを用意して、それぞれのエコバッグの中へ。

車内に置かれたエコバッグ
【1】の保冷機能のないエコバッグは、ファスターなどはないので、できるかぎりぎゅっと口を絞って閉じます。

【2】の保冷機能のあるエコバッグはファスナータイプなので、しっかりとファスナーを閉じます。

1時間、車内に放置して、氷から解け出た水の量を計測します。

車内に置かれたエコバッグの中の氷はどのくらい溶けたのか

こちらが今回の実験の結果です。

1時間で氷から溶け出た水の量
  • 【1】保冷機能のないエコバッグ…約40ml
  • 【2】保冷機能のあるエコバッグ…約28ml

保冷機能のあるエコバッグでも、かなりの量の氷が溶けてしまった印象です。
しかし、エコバッグの中に手を入れてみると、保冷機能のあるエコバッグに比べてひんやりとしていました。

保冷機能のあるエコバッグの中の温度を計測してみると、車内温度が30度近いのに対し、24度まで温度が抑えられていました

【結論】保冷剤や氷をしっかり入れて保冷エコバッグを使おう

保冷エコバッグはあくまでも「温度を低く保つ」もの。
買い物をする際は、食材と一緒に保冷剤や氷を入れて使用するのがおすすめです。

クーラーボックスのように、できるだけ密閉性が高い方が保冷力は高くなります。
ファスナータイプのエコバッグはしっかりと口を閉じることで、暑い外気が入り込まず、保冷効果が高くなりますよ。

エコバッグの保冷力比較記事も見る
【エコバッグの保冷力を徹底比較】保冷力以外の注目ポイントやおすすめアイテムも

まとめ

車で買い物に行く、という人にはぜひ注目してほしい「保冷エコバッグ」についてご紹介しました。

特に、スーパーから家までの移動時間が長いという人は、保冷機能のあるエコバッグをおすすめします。
保冷剤や氷をうまく使って、食材を20度以下の状態に保つことができれば、食中毒の原因菌の増加も抑えられるでしょう。

安心安全な夏の買い物のために、ぜひ保冷エコバッグを使ってくださいね。

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