お正月にかかせない「お餅」。焼き餅や雑煮を堪能した方も多いと思います。中には「毎年自宅で餅つきをしている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お餅料理をいただく機会の多い年末年始ですが、お正月を過ぎるとお餅を食べる機会が減り、自宅にお餅が余ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、お正月に余った「お餅」をおいしくいただくためのお餅の活用アイデアや便利なお餅グッズをいくつかご紹介します。
お餅好きの方や、普通の食べ方に飽きてしまった方、「お餅は大好きだけどアレンジメニューが思いつかない」という方、必見です♪
目次
余りがちな「お餅」をアレンジでおいしく!
お雑煮や焼き餅だけでなく、年越し蕎麦にもお餅を入れる我が家。
でもお正月を過ぎ、普段の食生活に戻ると残っていたお餅を食べる機会が減り、「買っておいたお餅がまったく減らない」・・・なんて状況になりがちです。
実は、お餅はそんなに焦らなくても、きちんと保存をしておけば長持ちしますし、アレンジしておいしくいただけば、あっという間に食べきることができちゃうんです。
まずは、お餅を長く持たせるための保存方法をチェックしていきましょう♪
おいしさ長持ち!余った「お餅」の保存方法
余ったお餅って、いつもどのように保存していらっしゃいますか?
お餅はきちんと保存をしておけば、カビが生えることも乾燥して割れてしまうこともなく、おいしくいただける状態を長く保つことができます。
おすすめの2種類の保存方法をご紹介しますので、お餅を長くおいしくいただくための保存方法を、この機会に覚えてしまいましょう!
保存アイデア【1】お水と一緒に保存容器にいれて冷蔵保存
余っているお餅の数が少なかったり、2週間以内に食べきる予定がある場合は、お水と一緒に保存容器(タッパーなど)に入れて冷蔵保存をするのがおすすめ。
保存容器にお餅を入れたら、お餅がしっかりと浸かる程度のお水をタッパーに入れてから蓋をして冷蔵庫へ。
食べ切るまでの間、2〜3日に1回程度水を交換してくださいね。
お餅を使う際には、表面をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ってから使用しましょう。
保存アイデア【2】個別にラップで包んでから保存袋に入れて冷凍保存
お餅は冷凍すれば、半年程度保存が可能です。たくさんのお餅が残っているときや、1ヶ月以上保存したい場合などには、以下の方法で冷凍保存してみましょう。
お餅は1個ずつを空気が入らないようにぴっちりとラップで包んでから、保存袋(フリーザーバッグ)に入れ密封して冷凍庫へ。
この状態で半年ほどはお餅をおいしくいただくことができます。
食べる際には自然解凍で。室内に3〜4時間ほど置けば冷凍前と同じように焼いたりしていただけます。
また、冷凍したお餅を鍋などに入れて煮ていただく場合には、解凍せず冷凍庫から出してそのまま鍋に入れてもOKです。
余った「お餅」を簡単アレンジ!便利な「お餅グッズ」
余ったお餅を飽きずにおいしくいただくために、自宅にあるととても便利な「お餅グッズ」があるのをご存知でしょうか。
「お餅グッズ」があれば、いつものお餅料理をアレンジする際にとても役に立ちます。
また「お餅グッズ」だけでなく、別の用途に使うために発売されているお料理グッズでも、余ったお餅をアレンジしておいしくいただけます。
「お餅グッズ」やお餅に使える「おすすめグッズ」をいくつかご紹介しますので、気になるものがあれば是非ゲットしてみてくださいね♪
[1]餅スライサー「モチスラ1・2・3!」
こちらは、切り餅を薄くスライスすることができる「餅スライサー」。
これがあれば、市販のしゃぶしゃぶ用薄切り餅のようなスライス餅を、余った切り餅から簡単に作れます!
「スライサー本体」とお餅を入れる「ホルダー」、スライスするお餅を好みの厚みに調節できる「厚み調整板」とともに、抜き型やカッターもセットになっています。
左がお餅を入れるホルダー、真ん中がスライサーです。そのままスライスすると3ミリの厚みにスライスできます。
また、右の厚み調整板を使用すると、1ミリや2ミリの厚みにすることも可能です。
使い方はとっても簡単!
ホルダーにお餅を入れたら、ホルダーをスライサーにスライドして入れ、テーブルの上などに立てて置いてからホルダーをゆっくりと下へ押し込むとお餅がスライスされます。
1ミリや2ミリの厚さにしたい場合は、お餅を入れる前にスライサーに厚み調整板をセットすればOKです。
[2]お餅削り器「モチケズ」
こちらが、切り餅をフレーク状に削ることができる「モチケズ」です。
黒い部分の「ハンドル」と切り餅を入れる「ホルダー」、切り餅を削る「グレーター」で1セットとなっています。
モチケズもとても簡単に使うことができます。
まずホルダーの凹部とグレーターの凸部を合わせてからセットし、ホルダーに切り餅を入れたらハンドルを切り餅の上にセットします。
そのままハンドルを押しながら時計回りにぐるぐると回すことで、切り餅をフレーク状に削ることができます。
ちなみに、切り餅1個はおよそ100回転で削ることができるそうです。
[3]包丁要らず!簡単にお餅をカットできる「モチワリ」
こちらの「モチワリ」を使えば、包丁を使わず、切り餅を食べやすい大きさにパッと割ることができます。
黒い部品は「カッタープレート」、こちらに切り餅を入れて餅をカットします。
赤い部品は、カッタープレートからカットしたお餅を取り出す際に使う「取り出しプレート」となっています。
気になる使い方ですが、2つの黒い部品(カッタープレート)の間に切り餅をセットし、両手で黒い部品を押し込んで、部品の刃の部分を切り餅に食い込ませます。
すでにお餅にはミシン目が入りカットされている状態ですが、このままだと、刃が切り餅に刺さったままの状態となるため、赤い部品(取り出しプレート)を使用して切り餅を黒い部品から外します。
部品から外した切り餅にはミシン目が入っているので、ミシン目にそって簡単に手で割ることができますよ♪
[4]ワッフルメーカー(ワッフルプレート)
ワッフルメーカーや、ホットサンドメーカーのワッフルプレートも、お餅アレンジに大活躍します。
ワッフルメーカーにお餅を挟んで焼くだけで、おいしい「モッフル」を作ることができるんです♪
自宅でももちろんおいしいモッフルを作っていただくことができますが、直火使用できるワッフルメーカーがあれば、キャンプなどアウトドアでも使用でき特に便利。
キャンプの際にお餅とワッフルメーカーを持参することで、いつもと違う楽しくおいしいキャンプメニューをいただくことができますよ!
余ったお餅を飽きずに食べられる☆「お餅の活用アイデア」
ここからは、「余ったお餅をおいしくアレンジ!お餅活用アイデア」と題して、ご自宅に余っているお餅をアレンジして、とっても美味しくいただくアイデアをいくつかご紹介します。
お餅は焼いてそのままいただくのもとてもおいしいですが、少しアイデアをプラスすると、毎日の食卓にぴったりの料理を作ることも、スイーツやスナックなどのおやつを作ることも可能なんです。
ぜひ以下を参考に、お餅のアレンジメニューにチャレンジしてみてくださいね♪
【アイデア1】モチワリで小さくカットして「揚げ餅」に
お餅グッズとして紹介した「モチワリ」を使用すれば、とっても簡単においしい「揚げ餅」を作れます。
温めためんつゆをかけたら大満足のおかずの完成です。
揚げ餅を砂糖醤油につけて甘辛くしていただくのもおすすめですよ。
【アイデア2】お餅削り器で削った餅を入れて「餅入りオムレツ」
1人分の餅入りオムレツは、卵2個にお餅1個分の削ったお餅を使用しました。
餅入りオムレツは醤油でいただいても、ケチャップやマヨネーズでいただいても、とてもおいしいですよ!
【アイデア3】スライス&型抜きで、手作りお餅スナック
塩やカレー粉をまぶしていただけば、手作りとは思えない、サクサクした歯応えがあとを引くおいしいスナックをいただけます。
子供たちと一緒に型抜きをすれば、おやつ作りも盛り上がること間違いなし!です。
【アイデア4】ワッフルメーカーを使って、話題の「モッフル」に
ワッフルメーカーやホットサンドメーカーのワッフルプレートを使えば、話題の「モッフル」を作ることができます。
上下しっかり火を入れれば、とってもおいしい「モッフル」の完成です。
今回は「こしあん+きな粉」のトッピングでいただきましたが、バニラや抹茶のアイスをのせたり、チョコレートソースをかけたりしてもOK!
お食事モッフルとしていただきたい場合は、上に焼いたベーコンや目玉焼きをのせて、醤油を垂らしてもとてもおいしくいただけます。
余った「お餅」を楽しくおいしく食べ切ろう♪
いかがでしたでしょうか。
今回は、余った「お餅」をおいしくいただくための活用アイデアと、お餅の便利グッズをご紹介しました。
お餅はきちんと保存すれば長持ちさせることができます。
冷蔵庫や冷凍庫に保存しておき、思いついたときにアレンジすることで、「余りもの」とは思えないおいしいお餅料理を作ることができるんです♪
また、便利なお餅グッズをご自宅に常備しておけば、家族みんなが大満足のおいしいお餅料理を、とっても簡単に楽しくいただくこともできるようになります。
ぜひ今回の記事を参考に、みなさんのご自宅でも余ったお餅を保存したり、アレンジ料理を作ってみたりして「楽しくおいしく」お餅を食べてみてくださいね!