日常的に使用する機会が多いマグカップですが、種類が豊富で選ぶときに迷うこと、ありませんか?
今回は「どれを選ぶべきかわからない」という方向けに、おすすめのマグカップをご紹介します。
マグカップの素材
- 陶器
- ステンレス
- 耐熱ガラス
- プラスチック
- チタン
素材によりそれぞれ特徴が異なります。
陶器
陶器製のマグカップは、耐熱性に優れています。
電子レンジやオーブンで加熱したり、高温の飲み物を注いだりしても割れずに問題なく使用いただけます。
一方で、比較的においや色が移りやすく、床に落としたりすると割れてしまいます。
強度からすると、自宅などの室内で使用するのがおすすめです。
ステンレス
ステンレス製のマグカップは強度が高く保温効果に優れている上に、匂いや汚れが付きにくく、アウトドア用としても活躍します。
ただし、電子レンジに入れることができないので注意が必要です。
耐熱ガラス
コーヒーショップなどでたまに見かけるマグカップです。電子レンジの使用が可能なアイテムも。
ガラスなので、衝撃を加えるともちろん割れてしまうので、室内での利用がおすすめです。
プラスチック
プラスチックのマグカップは軽く、壊れにくいのが特徴です。
さらに、安価なので「なるべく安いものが欲しい」という方はプラスチック一択ですね。
小さいお子様やお年寄りでも怪我の心配なく安心して使えます。
チタン
登山やキャンプでよく使われるのがチタンのマグカップです。
耐久性が高く、保温や保冷に優れているのが特徴です。
直火に対応しているマグカップもあり、調理にも役立ちます。
機能性が高く、家庭でも外でも使用できるので、場所を問わず使いたい人におすすめです。
マグカップの選び方
家庭で使う場合やアウトドアで使用する、さらには誕生日などのプレゼントとして相手に送るためにマグカップを選ぶこともあるかもしれません。
どうやって選ぼうかな?と迷った際に、ぜひ参考にしてみてください。
容量(サイズ)で選ぶ
毎日使うことを想定するなら、通常よりも少し大きめがオススメです。
350~400ml程度の少し容量が多いものを選ぶと、お茶やコーヒーを何度も注ぐ必要がなくなり時短効果が得られます。
おすすめの商品
スワール マグカップ 540ml(株式会社丸利玉樹利喜蔵商店)

Cozy マグ 420ml(株式会社丸利玉樹利喜蔵商店)

デザインで選ぶ
フィーリングでお気に入りを選ぶなら、見た目から入りますね。
最近では、シンプルな柄から可愛らしいもの、美しいデザインなど様々な種類のマグカップが販売されています。
自分で使うなら、よく使う食器やコースターとのコーディネートを思い返してみましょう。
おすすめの商品
320ml SLOW COFFEE STYLE SCS-S03 コップ(株式会社キントー)

ホーロー マグカップ (パール金属株式会社)

220ml カレイドスコープ コップ(セトクラフト株式会社)

持ちやすいものを選ぶ
マグカップの重さや取っ手の形状も気になるところです。
デザインは好みが違って仕方ない部分もありますが、「持ちやすさ」は誰しもが快適に使うためのポイントです。
重さ
もしマグカップが軽すぎると、ふと手があたった場合に倒れてしまうかもしれません。飲み物がこぼれて、おまけにマグカップ自体が割れてしまうと残念ですね。
「ちょうど良い」重さを選べると、長く愛用したくなるひとつの理由になるはずです。
女性なら220g程度、男性なら300~350g程度がおすすめです。
取っ手の形
楽にマグカップを持つには、取っ手に指が2~3本入ることが重要です。
指が1本しか入らないタイプだと安定感があまりなく、口元に運ぶ際にグラグラしてしまいます。
空っぽの状態でスッと持てても、飲み物が入ると少し重くなってしまいますので注意してください。
お店で選ぶときは一度手にとって、きちんと指がフィットするか確認してみましょう。
目安として、取っ手の大きさが6cmほどあれば、安心して使えます。ショッピングの際にはぜひ参考にしてくださいね。
おすすめの商品
300ml CAFEマグ コースター付(株式会社ケーアイ)

240ml 箸休め コップ(株式会社フリート)

選ぶ上での注意点
マグカップを選ぶ上でその他、注意点をいくつか挙げてみました。
倒れにくいものを選ぶ
マグカップを倒してしまった場合に中身の液体が近くの本や雑誌や資料などの紙類、パソコンなどの精密機械にかかってしまう…なんてことが起きないように底が安定したマグカップを選ぶようにしましょう。
滑り止めがついているものなら、より安心感がありますね!
オリジナルマグカップを作る場合
最近では、自分でオリジナルの画像をもとにオリジナルマグカップを印刷所へ頼むこともできます。その際に注意しておくべきことをまとめました。
写真のサイズや配置
マグカップは紙類(ポスターやフライヤー)の平面での印刷とは異なります。
印刷をする部位は本体の側面。カーブを描くように曲がっているので、仕上がりの完成図が想像とかけ離れてしまうかもしれませんし、マグカップの形状によっては印刷が若干変形してしまいます。
印刷する位置や写真のサイズには気を配りましょう。
素材による色表現の変化
マグカップに写真を印刷するインクの特性により、データ上のカラーや画像の色合いは仕上がりとは異なる場合があります。必要であればサンプルを依頼しても良いかもしれません。
美しく仕上げるため、使用する画像はなるべく高画質なものを選び、なるべく濃淡のはっきりしたカラーでピンボケしていない画像を送りましょう。
マグカップの上手なお手入れ方法
マグカップを購入した後、長く使っていると、底に黒ズミや茶渋などの汚れが付着してしまいます。
ここでは、マグカップについてしまう汚れの取り除き方について説明します。
漂白剤を使った汚れの落とし方
まずは漂白剤を使った汚れの落とし方です。
もしマグカップにお茶やコーヒーの茶渋や黒ズミがついたら、まずは食器用洗剤で落とそうと試みることでしょう。
しかし、時間が経ってしまった茶渋は食器用洗剤を使ってみても上手く落とせません。そんな時は、漂白剤を用いて茶渋を取りましょう。
漂白剤はマグカップに水に入れて浸しておくだけで簡単に頑固な茶渋を落としてくれます。
しかし、塩素系漂白剤を使用する場合、臭いが気になったり、ステンレスであれば素材自体を傷つける可能性が考えられます。
漂白をする際は長くても30分程度に留めておき、それ以上のつけ置きは避けましょう。
重曹を使った汚れの落とし方
次に重曹を使用した掃除方法です。
重曹もマグカップに残った汚れに対して有効です。
漂白剤と違い、万が一口に入っても問題がないため、漂白剤を利用するのが気になってしまうという方でも問題なく利用できます。
コーヒーカップやマグカップの底が隠れるくらいに重曹を入れ、その上から熱湯を注いで数分放置しておくだけと方法も簡単です。
数分間放置したあと重曹と水を捨て、軽くスポンジで洗えば完了です。

使っていないマグカップの活用アイディア
いただいたり、衝動買いしたり、もらったり…と増えてしまいがちなマグカップがたくさん食器棚に眠ってはいませんか?
ちょっとしたアイディアで役立つインテリアに変身するかもしれませんよ。
小物入れとして利用する
収納に困っているなら、お部屋なら小物入れとしてマグカップを再利用できます。
ペン立てとして利用する
ペン立てとしてマグカップを再利用するのも良いでしょう。筆箱代わりにペンを入れておくとすぐに使えますし、お気に入りのデザインだと作業もはかどりますね。
キャンドル入れとして利用する
キャンドルはおしゃれな空間を演出できるアイテムです。自分でキャンドルを作るときの入れ物として、マグカップを活用してみてはいかがでしょうか。
フェイクグリーンの入れ物として利用する
マグカップを植木鉢として再利用するという手もあります。キッチンに置いておくと癒やされますね。

インテリアとして利用する
ペン立てでもフェイクグリーンを入れるでもなく、インテリアとしてただマグカップを飾ってみるだけでも雰囲気が出るかも。
好きなアーティストの記念マグカップや、応援しているスポーツチームのマグカップなら、良い思い出がよみがえってくるはずです。クローゼットや押し入れに入れていてホコリがかぶっているのなら、思い切って部屋の目立つところに飾ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、マグカップの素材や選び方、お手入れ方法や活用アイディアをご紹介しました。
自分に合ったマグカップを見つけるきっかけになれば幸いです。
使用後はお手入れに気をつけると長く愛用できますので、ぜひ愛着のあるマグカップを末永くかわいがってあげてくださいね!

