おしゃれな和室にする秘訣は照明にアリ!和室用照明器具の置き方&使い方を解説

フローリングを敷き詰めた洋室が主流となった今、和室のインテリアコーディネートが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

なんとなく和室の雰囲気の合いそうな家具を置いてみたけれど、なんだかぼやっとした空間になってしまっている…

そう感じたら、照明器具を変更してみましょう。

和室に合う照明器具を選ぶにはいくつかのポイントがあります。そこを押さえるだけで、和室の雰囲気がグっと引き締まるのです。

今回は、おしゃれな和室を作るための照明器具選びのポイントを徹底解説!
さらに、照明器具の置き方や使い方、おすすめの照明器具をご紹介します。

和室用の照明器具を選ぶときのポイント

和室に置く照明器具を選ぶ際のポイントは3つあります。

和室用照明器具選びのポイント
  • どれくらいの明るさが必要かを知る
  • 素材やデザインにこだわる
  • 他のインテリアと色味を統一する
それぞれ詳しくみていきましょう。

 和室にどれくらいの明るさが必要かを知る

和室に置かれたフロアライト
まずは、和室にどれくらいの明るさが必要かを把握しましょう。
和室に必要な明るさは、和室の使い方によって異なります

ただ、使い方と言っても食事・仕事・勉強・趣味・睡眠とさまざまですよね。
ここでは、活動に使う」のか「リラックスするために使う」のかの2つに分類してみると、自分はどれくらいの明るさが必要かを簡単に把握できます。

例えば、食事・仕事・勉強・和室で書き物や楽器演奏などは活動的ですね。
反対に、睡眠をとるための寝室として使ったり、友人を招いて談笑したりするのはリラックス的な使い方です。

活動的なシーンで和室を使うときは、手元がしっかりと見えて集中できるよう、広さに見合う十分な明るさを確保する必要があります。

一方、リラックスシーンで和室を使う場合は、活動的なシーンに比べてそこまでの明るさが必要ないことが多いです。

和室の日当たりも要チェック

和室の日当たり
和室を使う時間帯や、障子しょうじふすまから外の光がどのくらい和室に入ってくるのかも意識してみてください。

陽がよく入る部屋で日中しか和室を使わないのであれば、昼間でも明かりを点けて楽しめるスタンド照明などがおすすめです。

おすすめの照明器具については後ほど詳しくご紹介しますが、活動的なシーンではシーリングライトが空間全体を照らせます。
逆に、リラックスシーンではペンダントライトや床に置くタイプのフロアライトなどを選んでみましょう。

 照明器具の素材やデザインにこだわる

い草の畳、紙の障子や木の柱など…
これら和の要素が合わさって、静かで洗練された雰囲気の和室が出来上がっています。

照明器具の素材やデザインの選び方を間違えてしまうと、この和室独特の雰囲気を崩してしまうので注意しましょう。

和室用照明器具の素材

和室用照明器具の素材
まず素材について。
照明器具と言えばプラスチックや金属が多いですが、和室の雰囲気と合わせるのは難しいため避けた方が無難です。

照明のパーツなど最低限必要な箇所以外は、木や竹、紙といった自然素材で出来た照明器具だと、和室との親和性が高まります。

和室用照明器具のデザイン

和室用照明器具のデザイン
続いて、照明器具のデザインについてです。

洋室で使う照明は、多少遊び心を持たせたほうが映えますが、和室において主張の強い照明器具はミスマッチ。

和室の雰囲気を崩さないよう、照明器具のデザインはわびさびを意識してシンプルなものを選ぶのをおすすめします。

 他のインテリアと色味や雰囲気を統一する

格子デザインの照明器具
最後のポイントは、和室に置いている他のインテリアと色味やデザインを統一することです。

色味でいうと、例えば濃いブラウンの木製箪笥たんすを和室に設置していた場合は、なるべく近いブラウン系の色の照明器具を選びましょう。

和室は畳の緑色や襖・障子の白色、柱などの木材の印象が強い空間です。
和室に置いてある家具と照明の色味が違うと、部屋全体のカラーが多くなり、調和が取れなくなってしまいます。

そのため、和室に後から追加する照明器具の色味や雰囲気は、できる限り統一した方が良いのです。

おしゃれな空間に見せる!和室用照明器具の置き方や使い方

和室における照明器具は、置き方や使い方を工夫することで、さらに和室を素敵な空間に仕上げることができます。

ここでは和室用照明器具の置き方・使い方のアイデアをいくつかご紹介します。

明るさが必要な和室は、メイン照明にシーリングライトを

和室用シーリングライト
シンプルデザインのシーリングライトを使って、明るさをしっかり確保しましょう。

明るさ的にはこれだけでも十分ですが、雰囲気が簡素すぎると感じるかもしれません。
そんなときは、自然素材で作られた和風のテーブルライトやフロアライトを合わせて取り入れてみると、気軽に雰囲気を変えられます。

部屋の片隅に粛然しゅくぜんと佇む和風照明は、和室をおしゃれに演出してくれるでしょう。

掛け軸や生け花などはスポットライトで照らす

床の間の照明
掛け軸や生け花など、趣味の雑貨を飾っているなら、壁面に設置するタイプのスポットライトやスタンドライトがおすすめ。

間接照明で飾っているものを照らすことで、陰影が浮かび上がり、ギャラリーのような和室に仕上がります。

床の間に照明を当てるときは?

畳が一段高くなっている「床の間」がある和室もありますよね。
床の間はお客様をもてなすための空間なので、掛け軸や生け花の他、季節によってはひな飾りや雪洞ぼんぼり、正月の飾り物などが置かれることもあります。

和室に友人やお客様を招く機会があるなら、床の間の天井にダウンライトを設置して、床の間全体を照らすのもおすすめです。

天井に照明器具を設置しないという手も

天井に照明器具を設置しない和室
和室にそこまでの明るさを求めないのであれば、天井にあえて照明器具を設置しないという方法もあります。
天井がすっきりすることで、和室全体に奥行きが広がります。

床に設置したフロアライトと外からの灯りに照らされた和室は、まるで上質な旅館の一室のようになります。

リラックス空間にするならオレンジ色の電球色で

電球色の和風照明
和室は畳にごろんと寝転がったり、い草の香りを感じたり、リラックスするのにピッタリの空間です。

せっかくのリラックス効果を照明の光で邪魔しないよう、電球の色にもこだわりましょう。
オレンジ色の柔らかい電球色の灯りは、目が疲れにくく気分を落ち着けてくれます。

和室をやさしい雰囲気にしたいなら丸型のペンダントライトを

和室用丸型のペンダントライト
角ばったイメージの強い和室。
アクセントのある空間にしたいなら、少し大きめの丸いペンダントライトを吊るすコーディネートも評判が良いですね。

和室の中にまるで月が浮かぶような空間は、心癒されること間違いなし!

和風照明を多灯並べて空間にストーリーを持たせる

和風照明
同じ和風照明を多灯並べると、お部屋にストーリーを持たせることができます。

たとえば、和風庭園灯を壁際にいくつか並べて庭園をイメージしてみたり、提灯ちょうちんを並べてお祭りのシーンを再現したり。
和風照明で、和室ならではの空間を演出しておしゃれを楽しみましょう。


和室とダウンライト
これは限られたお家でしか使えませんが、和室の天井に埋め込むタイプのダウンライトを設置するのもおすすめです。

照明器具が見えないため、天井が高く部屋は広く見えます。
オレンジ色の電球色にすれば、静かで日本らしい和室にピッタリの空間に仕上がりますよ。

今後お家を建てたりリフォームをする際には、ご参考にどうぞ。

和室に合う照明器具のおすすめ11選

和室用照明器具の選び方や使い方を知って、ご自宅の和室に何を取り入れるべきか、方向性が見えてきたでしょうか。

ここからはおすすめのアイテムを各タイプごとにご紹介していきますので、ぜひご覧ください!

和室向けシーリングライトのおすすめアイテム

シーリングライト
まずはシーリングライトから。シーリングライトは天井に直接取り付けて使用します。部屋全体をまんべんなく照らせるのが特徴です。
こちらは一般的なシーリングライトですが、和室にも合うものをピックアップしてみました。

シンプルイズベスト!どんな和室にもピッタリな和風シーリングライト

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木枠がついた長方形のシンプルな和風照明です。
厚みも非常に薄く、和室の雰囲気を邪魔しません。
ただ明かりを灯す仕事に徹するシンプルさが、どんな部屋にもフィットします。

お手入れ簡単なLEDシーリングライト

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ポテっとした形が魅力のシーリングライト『啓明』です。
特殊な和紙を用いて作られているので、水拭きが可能なためお手入れが非常に簡単。
16段階の細かい調光にも対応している万能な照明です。

和室向けペンダントライトのおすすめアイテム

ペンダントライト
続いてペンダントライト。スポットライトのようにピンポイントで照らすのが得意な照明です。
こちらのように、ダイニング照明として用いられることも多いペンダントライトですが、和室向けのデザインのものも多くあります。

定番の丸型ペンダントライト

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やはり定番の丸型照明も捨てがたいですね!
こちらは透かし和紙を使用した和風照明で、明かりを点けると小梅柄が広がります。
優しい明かりで極上の癒し空間を手に入れましょう。

遊び心のある雲モチーフのペンダントライト

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少し遊びを効かせたい方には、雲をイメージしてデザインされたこちらもおすすめです。
透かし和紙に模様が入っているため、明かりを灯すと微かな模様が浮かび上がります。
朧月のようなぼんやりと柔らかい明かりで、和やかな気分にさせてくれます。

木の質感を最大限に活かしたヤコブソンランプ

パイン材の木目が美しいヤコブソンランプも和室にピッタリです。
薄くスライスされた木材を組み合わせて作られた照明で、木を通した温かみを感じる光を和室に広げます。
天然素材のため、同じものがふたつとなく、経年変化も楽しめるおすすめの照明です。

籐(ラタン)素材のペンダントライト

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ラタンでできた照明も和室の雰囲気とよく似合います。
アジアンテイストな家具と合わせれば、上質なリゾート気分を味わえる和室に大変身。
使うほどに色味がアメ色に変化していく楽しみも味わえます。

和室向けフロアライト・スタンドライトのおすすめアイテム

フロアライト
フロアライトやスタンドライトは間接照明としてよく用いられます。
こちらのフロアライトのようなスタイリッシュなものから、行灯あんどんのように落ち着いた雰囲気のものまで様々あります。

置くたけでオシャレな和室に。大人気の和風照明イサムノグチ

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床に直置きするタイプの照明は、イサムノグチの『AKARI』シリーズから選べば間違いありません。
特徴的な造形の和紙に竹ひごが巻かれた和風照明は、提灯に見えたり生き物に見えたり、見る人の想像力を掻き立てます。

寝室の枕元の明かりならばAKARI一灯で十分ですが、和室を普段使いする目的があれば照明の数を増やしましょう。

和の雰囲気によく馴染む中サイズ照明

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もっと存在感の強いスタンド照明をお求めの方は、高さのあるスタンドライトはいかがでしょうか。
高さは104cmと高めですが、和紙で作られた細身の照明のため和室の雰囲気を崩しません。
明かりを点けると、麻葉模様がやさしく透けて癒されます。

風情を感じる伝統的な行灯

参考 Floor Stand #106716FLYMEe 行灯あんどんは和室の雰囲気によく合うものが多いのでおすすめ。
こちらの行灯あんどんは、ぽってりとした可愛らしさもあり、どんな和室にピッタリです。
和紙入りのシートを折り曲げて形作られたデザインは、洗練された職人の技を感じることができますよ。

その他和室におすすめの照明器具

こちらでは一風変わったおしゃれな照明をご紹介します。

ステンドグラスのスタンド照明

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テーブル上にはこちらのスタンド照明がピッタリ。
赤いガラスのアクセントが特徴的で、和室にも和モダンな空間にも合わせやすいデザインですね。

レトロなガラス照明

参考 ペンダントライト #105306FLYMEe レトロな雰囲気のステンドグラス製ペンダントライトも和室におすすめ。
シンプルな模様のカラーガラスから放たれる光は、和室を華やかに演出してくれます。

和風照明を洋室にも|統一感を意識しておしゃれな空間に

最後に、和風照明を洋室で使うアイデアをご紹介します。

和風照明の特徴は、和紙や竹といった自然素材で作られている点です。
和紙から透ける柔らかな光は、独特の温もりを感じさせてくれますよね。

近年では、ホテルの洋室などでも和紙を用いた照明が取り入れられていますが、ただ闇雲に合わせるとちぐはぐな空間になってしまうことも。

家具やインテリアに「統一感」を出す

洋室に和風照明を取り入れるときに意識すべきことは「統一感を出す」ことです。

例えば、ドアやサッシなど、黒いラインが多い洋室の部屋ならば、和風照明も同様に黒い枠組みで作られたものを選びます。
すると、洋室の中に自然と和風照明が溶け込み、調和のとれた部屋に仕上がるのです。

ちなみに、黒い枠組みの照明器具を使うと、和モダンな雰囲気の部屋が出来上がります。
ここにレトロな家具を増やすと、部屋全体を大正ロマンテイストな空間を演出することも可能です。

統一感を意識すれば、色味を多用したカラフルな部屋などの一部の例を除き、様々なテイストの部屋で応用が可能となります。

北欧風の部屋ならば、その空間の中で一番多い木材と近い色味の木製和風照明を取り入れるといいですね。

広い空間でも一番多い色や材質をチョイス

リビングとつながった和室
洋室のリビングの一角に小上がりがあったり、洋室に続いて和室のある部屋にも同様のことが言えます。

面積の広い洋室の中では、最もよく使われている色や材質はなにかを考え、それと同じ色や材質の和風照明を取り入れてみましょう。
統一感を持たせることでリビング全体の違和感がなくなり、すっきりとした空間になります。

洋室に続いて和室があり、和室だけがどうも浮いてしまっているという方はぜひお試しください。

和室に置く照明器具は選び方が肝

和室に置く照明器具
和室の雰囲気が気に入らない原因は、照明器具にあることがあります。
備え付けの照明はプラスチックのものが多く、和のテイストにフィットしていないのかもしれません。

和室には、紙や竹などの自然素材でできた和風照明が非常によく合います。
今回の記事で解説したポイントを意識して、和室で使う照明器具を選んでみてください。
素敵な和室ライフを楽しみましょう!

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