真冬とはいえ、暖房器具に頼りすぎるのはよくないですよね。
防寒グッズを利用したエコライフは電気代の節約につながるので、お財布にもうれしいですよ♪
床用保温シートに続いて紹介するのは、窓際の寒さ対策!
(床用保温シートについてはこちら)
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窓用断熱シート比較
窓際の寒さ対策の鉄板!窓用断熱シートとは?
ホームセンターなどで、こんなシートが売られているのを見たことはないでしょうか。
窓用の断熱シートで、窓に貼りつけると、窓から熱を逃げにくくしてくれます。
種類もたくさんあります。
こちらは、オーソドックスなタイプ。
窓際の断熱だけでなく、結露を防いでくれる効果もアリ。
写真は厚さ7mmのタイプですが、厚さ2mm~4mmのタイプも人気です。
こちらは和紙風のデザイン。貼れば、なんと、窓が障子風に変身!
冬だけでなく、オールシーズン使えるタイプもあります。
夏には紫外線を遮って、さらに、室内のエアコンの効きをよくしてくれるんですね!
透明度が高くて、目立ちにくいのも嬉しいポイント♪
……と、窓用断熱シートというアイテムがあることや、「毎年よく売れるな~」ということは知っていたんですが、お恥ずかしながら、私はこれまで実際に使ったことがありません。
「いくらエコっていっても、そこまでしなくても…」という気持ちと、「正直なところ、どうやって使うの?」という気持ちがありまして。
「カンタンに貼れる」っていうけど、ほんとにカンタンなの?
わからないなら、試してみよう!
というわけで、当社の撮影室で、実際に使ってみました。
用意するものは霧吹きとハサミだけ!
窓用の断熱シートの見た目は、気泡緩衝材に近いです。
気泡緩衝材というのは、こちら。
荷物を梱包する時に使われるポリエチレンシートです。
割れ物のお皿や、電化製品を買ったときに、こういうシートが周りに巻かれているところ、見たことありますよね。
この、気泡緩衝材にそっくりな窓用の断熱シート。
使うときは、まず、窓のサイズに合わせてカットします。
気泡緩衝材より素材がしっかりしているので、スルスルっと切れました!
お次は、窓ガラスに霧吹きでまんべんなく水をかけます。
水が垂れるくらい、たっぷり湿らせます。
窓のサイズにカットした断熱シートを当てると、水のチカラでぴったり吸着!
ぴたっと吸いつくように貼れます。
気持ちいいくらい!
あとは、手のひらで伸ばします。
これでオッケー。
作業時間は5分もかかりませんでした。
はがすときもカンタン!
水だけで貼り付けているので、テープのあとが残る心配もなし!
もちろん、何度でも貼り直せます。
こんなにカンタンだとは……これはすごい。
窓の向こうの景色は見えにくくなりましたが、眺めが気になる方には、厚みのすくないタイプもあります。
こちらは、オールシーズン使えるタイプ。
なにも貼らない状態の窓と比べると透明さは落ちますが、すりガラス程度です。
効果? 見た目? 値段? 3アイテムを比較せよ!
この窓用断熱シート、見た目は気泡緩衝材にそっくりなんです。
左側が窓用断熱シート(厚さ7mm)、右側が梱包用の気泡緩衝材です。
シロウト目には、粒の大きさと厚み以外のちがいがわかりません。
なら、気泡緩衝材でも代用できるんじゃない?
というわけで、気泡緩衝材でも試してみました。
気泡緩衝材を窓のサイズに合わせてカットして、同じように水で窓に貼り付けると、窓にぴったり貼り付きます。
気泡緩衝材にこんな力があったとは……ビックリ!
ただし、見た目は気泡緩衝材。
ちょっと貧乏臭い?
では、3つのアイテムの見た目をくらべてみましょう。
左から順番に、厚さ7mmの窓用断熱シート、オールシーズン使える断熱シート、気泡緩衝材です。
いくら似ていても、やっぱり気泡緩衝材と専用の断熱シートはちがいますね。
とくに気になるのは、外の景色の見やすさ。
夏にも使えるオールシーズン用の断熱シートは窓の外がクリアに見えますが、粒が細かい気泡緩衝材は、向こう側がほとんど見えません。
外の光が入りにくいので、部屋の中もすこし暗くなった印象。
では、気になる断熱効果はどうなのか?
窓際に温度計を置いて、試してみました。
実際の実験の様子は、こちら!
断熱シートの貼り方もチェックできますよ♪
実験の詳しい内容は、次回の窓用断熱シート比較【2】でお伝えしますね♪
今回の記事に登場したアイテム
省エネ窓ガラス断熱シートクリア(株式会社ニトムズ)
結露吸水和紙風シート(株式会社ニトムズ)※廃盤
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