大掃除マニュアル【実践編】―場所別の掃除手順と役立ちアイテムをご紹介―

大掃除マニュアル画像

毎年恒例行事となっているご家庭も多い、年末の大掃除。
1年間で溜まった家中の汚れを落とすために、思わず気合が入ってしまいますね。

しかし、やみくもに取り掛かるだけでは効率的に掃除が進みません。
掃除を取り掛かる手順や、場所別の掃除方法を把握することで、スムーズに大掃除を進めることができます。

本記事では、大掃除を効率よく行える場所別のお掃除ポイントや、大掃除に役立つおすすめアイテムなどについて、詳しくご紹介いたします。

いよいよ大掃除を開始!どの場所から掃除する?

大掃除の段取りとカレンダー
大掃除マニュアル<準備編>では掃除に取り掛かる前の準備として、正しい掃除の順番の把握や「やることリスト」のピックアップを行いました。

また、あらかじめ不用品の処分や必要最低限な道具の調達も行って、準備万端!となればいよいよ大掃除開始ですね。
大掃除の準備大掃除マニュアル【準備編】―正しい順番と「やることリスト」で効率アップ!―

しかし、いざ取り掛かるとなっても、「どこから手を付ければいいか分からない」という方も少なくありません。
<準備編>でも軽くご紹介しましたが、おすすめの掃除手順は以下のとおりです。

大掃除におけるおすすめの掃除手順
  1. 水回りの掃除
  2. キッチン
  3. リビングや個室
  4. 部屋全体(壁や床など)
  5. 玄関
  6. 屋外
ただ、大掃除にかけられる時間や人数は各家庭によってさまざま。
各自の状況に合わせて、無理のないスケジュールを立てていきましょう。

ここからは、各場所別のお掃除ポイントと、基本のアイテムだけでは汚れが落ちない!と困ったときに役立つ洗剤や掃除道具などのおすすめアイテムをご紹介します。

≪ステップ1≫水回りのお掃除ポイントと役立ちアイテム

水回りの大掃除のコツとおすすめアイテム
水回りは毎日使うことが多く、しつこい汚れが溜まりやすい場所。
年に1回は大掛かりな掃除をすることで、より清潔に保つことができます。

トイレ ―水回りの大掃除のコツ―

普段のトイレ掃除で見過ごしがちなのが、壁や床に染みついた汚れ。
蓄積された汚れも大掃除を気に落としましょう。

【ポイント1】壁や床の汚れをふき取ろう

トイレの嫌な臭いの原因のひとつとして、壁や床に染みついた雑菌が挙げられることも。
こうした臭いの原因をなくすためにも、除菌ができる洗剤を使用するとよいでしょう。

自然志向の方には、クエン酸などのナチュラル洗剤もおすすめ!
トイレの臭いに限らず、水垢など水回りの掃除にとっても役立つので、是非使ってみてください。
水アカ除去・除菌・消臭できるクエン酸掃除で梅雨の時期もスッキリ

【ポイント2】便器の黒ずみ・黄ばみを落とす

普段のお掃除方法では取りきれなかった頑固な汚れも、この機会にスッキリさせたいですよね。
黒ずみや黄ばみなどのしつこい汚れがある場合は、以下のような洗剤をあらかじめ用意しておくのが◎。

効果が優れている分、とても強力な洗剤になるので、取り扱いには注意が必要です。
必ず、大人が対応するようにしましょう。

困ったときのおすすめアイテム
◇リンレイ | ウルトラハードクリーナー トイレ用
酸と研磨剤の力で厄介な汚れを撃退する洗剤。尿石や黒ずみ、水アカなど、普通の洗剤だけでは落としきれない汚れに対応しています。

洗面所 ―水回りの大掃除のコツ―

洗面所はお風呂の近くにあることが多く、その位置の関係上、高温多湿となり、水垢やカビがつきやすいです。
細かな汚れがたまりやすい場所は、この機会にしっかりと掃除をしていきましょう。

【ポイント】蛇口・排水口は小さめブラシで

蛇口の水垢汚れは、浴室用洗剤を使って優しくスポンジで拭きあげましょう。
また排水口や蛇口の付け根などの細かい部分は、使い古しの歯ブラシなどを使うと丁寧に落とすことができます。

排水口の詰まりが気になる場合は、この機会に長い専用のブラシなどで徹底的に掃除してみましょう。
すっきりキレイにした後は、100均などでも買える汚れ防止アイテムを使うと、次からの掃除がラクになりますよ!
「ついで掃除」で汚れをリセット!洗面所掃除のポイント&キレイを保つコツ 上の記事でも、排水口掃除に便利なブラシ↓を使われています。

お風呂場 ―水回りの大掃除のコツ―

大掃除で注目すべき箇所は、天井や換気扇など手が届きにくいところや、風呂フタや浴槽のパッキンにこびりついてしまったカビなどの頑固な汚れ。
これを機に、気になる汚れを一掃しましょう。

【ポイント1】高いところは伸縮式ブラシが便利

手が届きづらい壁と天井は、柄が伸縮できるタイプの掃除ブラシがあると便利です。
特に天井は洗剤が滴り落ちてこないよう、洗剤いらずの道具を使うのが◎。

おすすめのお掃除アイテム
◇レック | 激落ちくん お風呂まるごと バスクリーナー
網目状の繊維で汚れを掻き落とす激落ちくんは、洗剤いらずで天井掃除にうってつけ。ハンドルは取り外し可能で、ハンドクリーナーとしても使えるなど高い汎用性を持ちます。

【ポイント2】風呂フタ・床・排水口・パッキンのカビ対策

ヌメリやカビが発生しやすい床や排水口は、カビ取り専用の洗剤を使ってからブラシでこするのが1番。
風呂フタやパッキンも同様で、カビ専用の洗剤で置き洗いするとよいでしょう。

パッキンやシャワーホースなど、とくに変色が目立つほど深く根を張ってしまったカビは、なかなか専用洗剤でも根本からの撃退が難しいことがあります。
下記の記事で効果を高めるコツなども参照にしながら、もしそれでも撃退が難しかった場合は、交換を検討したほうがよいかもしれません。
清潔そうなきれいな浴室お風呂のカビ問題を徹底攻略!-カビの種類・対処方法と簡単にできる予防対策まとめ-

【ポイント3】風呂イスや洗面器は浸け洗いが◎

風呂イスや洗面器など水垢やカビが付着しやすいバスグッズは、オキシクリーンなどでの浸け置き洗いが簡単かつ効果的です。
浴槽に洗剤を投入して浸け置き後、のこっている汚れを軽くこすってからすすぐだけで掃除が完了します。

浸け置き洗いの詳しい方法は、以下の記事をご参照ください。
【SNSでも話題】オキシクリーンで簡単!「オキシ漬け」の基本と浴室まるごと掃除テク

【ポイント4】浴室換気扇

お風呂の換気扇は、放置すると換気力が落ちるだけでなく、浴室のカビの発生原因になることも。
部品を外して、一つひとつ掃除していきましょう。

タイプによっても掃除の仕方には違いがあります。
詳しい換気扇の掃除方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
ホコリを一掃!自分でできる浴室の換気扇掃除―カバーを外せない場合の対処法も―

≪ステップ2≫キッチンの正しい掃除方法と役立ちアイテム

コンロの大掃除
油汚れに水垢、カビ。キッチンには強敵といえる汚れがたくさんあります。
水回り・コンロ周りにはそれぞれ性質の異なる汚れが存在するので、上手に洗剤を使い分けることが掃除のコツです。
また、強い洗剤ほど、使う素材の種類によっては変色・変質してしまうものがあるため、あらかじめ使える素材かどうかを確認しておきましょう。
知らないと思わぬトラブルに!大掃除前に知っておきたい洗剤選びとリスクとは?

コンロ周り

コンロ周りの汚れは、油汚れと焦げ付きが中心。専用のクリーナーなどを使用して、しぶとい汚れを落ちしていきましょう。

【ポイント1】頑固な焦げはヘラやスポンジでこする

何層にもなってしまった油汚れや焦げは、洗剤の力だけで落としきるのは非常に困難です。
ヘラや焦げ落とし用のスポンジなどを使って、焦げを削るようにして落としていきましょう。

困ったときのおすすめアイテム
◇レック | 激落ち コゲ落とし
強力な研磨粒子で、頑固なコゲをすっきり落とす便利な商品です。鉄のフライパンや魚焼き網など、食品が直接触れる箇所でも抵抗なく掃除ができます。

◇アーランド | お掃除ヘラ
何層にも積み重なった汚れは、ヘラでこすり落とすのがもっとも効果的。ナイロン製のヘラなら掃除箇所を傷つけず、汚れだけをピンポイントに落とすことができます。

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【ポイント2】コンロの部品はまとめて浸け洗いで

五徳や排気口カバー、汁受け皿など、コンロ周りには小さな部品や洗いにくい部品が色々と多いですよね。
しかも油汚れや焦げなど、頑固な汚れが多い部分でもあります。
コンロ周りの部品は、酸素系漂白剤での浸け洗いがおすすめ。頑固なベトベトの油汚れもスッキリ落とせますよ。

ガスコンロの油汚れ・ベタつきに!石けん泡パックのラクラク掃除術
油汚れやコゲもオキシクリーンですっきり!シンクで丸ごとオキシ漬け

【ポイント3】コンロ周りの天井・壁の汚れには中性洗剤

コンロ周りの天井や壁の汚れには、専用の中性洗剤はもちろん、身近にある油汚れに効果的な食器用洗剤でも効果が期待できます。
普段なかなか天井や壁まではお掃除できないという方も、この機会に拭いておきましょう。

換気扇・レンジフード

こまめに掃除をしていないと、頑固な油汚れが付着してしまう換気扇とレンジフード。
ベランダなどの広い場所で分解し、部品をひとつずつキレイにしていきましょう。屋内で分解するときは、床を汚さないように新聞紙などを敷いたうえで行いましょうね。

換気扇掃除を行う際は、外すときの注意点や掃除のポイントを押さえておくと効率がグッと上がります。
詳しくは下記の記事にて解説しているので、参考にしてみてください。
「シロッコファンタイプ」の換気扇なら…
キッチンの換気扇の掃除方法―自分でシロッコファンを外す方法と注意点も― 「プロペラファンタイプ」の換気扇なら…
年末では遅すぎる? しつこい油汚れもセスキでスルッと!換気扇掃除

寒い時期は油汚れが落としにくく、普段あまりお手入れが出来てない換気扇の掃除は、かなりハードな作業です。
苦手な方はあまり無理をせず、暖かい時期に掃除したり、業者に頼むほうがストレスにならないかもしれませんね。

シンク周り

常に水に触れるシンクは、水垢やカビなどをはじめ、食べ物や調味料などの汚れが溜まりやすい場所です。
毎日掃除していてもだんだん曇っていってしまうシンクは、定期的にピカピカにしましょう。

【ポイント1】シンクの頑固な水垢汚れにはクエン酸パック

長期間放置した水垢汚れには、クエン酸パックが効果的です。
クエン酸スプレーを染み込ませたキッチンペーパーを貼り付け、さらにクエン酸スプレーを吹きかけひたひたの状態に。30分ほど放置すると、しつこい汚れが落としやすくなります。
クエン酸を使用した詳しい掃除方法は↓の記事が参考になりますよ。
ナチュラル洗剤の基本の使い方「今更聞けないナチュラル洗剤の基本」重曹とクエン酸の使い分け方とお掃除方法

【ポイント2】排水口のぬめりやニオイは触らずに掃除

キッチンの排水口は、食べ物のカスや油汚れにより、ぬめりや悪臭が発生しやすい箇所。
ぬめりや油汚れには重曹や酸素系漂白剤などのアルカリ性の洗剤がオススメです。

とくに酸素系漂白剤は発泡するため、排水口内の手の届きにくい汚れも泡の力で分解することができます。
下記の記事で専門家さんが詳しい手順を解説してくれているので、是非参照にしてみてくださいね。
重曹で悪臭の発生源や汚れをすっきり!キッチン排水口のお手入れ【プレ掃除】

【ポイント3】大掃除ついでに食器棚シートを交換

食器の滑り止めとしたり、棚が傷つくのを防ぐために、食器棚シートを使っておられる方は多いと思います。

特に破れたりしなければ、ずっと何年も敷きっぱなしで、交換をしてないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、実は食器棚シートにも寿命があります。

滑り止め、防虫、抗菌、防湿、防ダニ、消臭などの食器棚シートの効果は永久に続くものではなく、時期がきたら交換する必要があるんです。
交換時期はお使いの食器棚シートの種類や使用頻度にもよりますが、ほとんどのメーカーさんが、約半年から1年で交換を推奨されています。

100均でも色々とおしゃれなシートが手に入りますし、せっかく食器棚を掃除するならついでにシートも交換しておくことをおすすめします♪
【完全版】100均やニトリなどの食器棚シート比較!ずれない食器棚シートは?

≪ステップ3≫リビングの正しい掃除方法と役立ちアイテム

リビングの大掃除
リビングは床や壁だけでなく、家電や家具・照明器具など、掃除すべき箇所がたくさん。
普段は目に見えるところしか掃除しきれていないというケースも多いため、大掃除で念入りに掃除していきましょう。

冷暖房設備

エアコンには夏に稼働した際のホコリ汚れやカビが発生している可能性があり、放っておくと雑菌が繁殖してしまいます。
中のフィルターも取り出して、ひとつずつ丁寧にキレイにしましょう。

エアコン内部の「フィン(熱交換器)」も、年に数回はお手入れすべき箇所です。
ただ、エアコン内部の掃除は、プロに任せた方が良いことも……。そういった注意点などは、以下の記事にまとめています。
エアコン掃除のコツとお掃除頻度エアコンのカビ対策!自分で出来るエアコン内部の掃除の仕方と室外機のお手入れ方法

電化製品・家具

電化製品や家具は水気との相性が悪く、無理に水をつけると故障したり傷んでしまう可能性があります。
そのため、乾拭きやしっかり水気を切った水拭きで汚れを落とすことがポイントです。

【ポイント1】テレビ・PCなどの電化製品は水拭きで

まずはホコリを取り除いて、固く絞った雑巾で水拭きしましょう。電化製品の内部に水気が入らないよう要注意です。

おすすめのお掃除アイテム
◇ユニチャーム | ウェーブ ハンディワイパー 超ロングタイプ
ホコリを残らず絡めとってくれるハンディワイパーは、家電などに積もったホコリにも効果的。
ブラシが伸びるタイプで、普段手の届かない場所でも楽に掃除できます。

【ポイント2】家具は乾拭きが基本

家具は乾拭きが基本ですが、どうしても取れない汚れがある場合のみ、薄めた洗剤を使用するようにしましょう。
特に木製の家具の場合、水気が残っていると傷んでしまうため注意が必要です。

乾拭きに使う布は、ウエスなどでもいいですが、効率よくお掃除するなら、マイクロファイバークロスがおすすめです。

【ポイント3】照明器具のホコリの取り方

ホコリがたまりやすい照明器具は、まずカバーを取ってホコリをキレイに掃除します。
その後に水拭きし、蓄積した汚れを落としていきましょう。

おすすめのお掃除アイテム
◇東邦 | ウタマロクリーナー
頑固な汚れもキレイに落とすウタマロクリーナーは、ホコリ汚れの掃除にもぴったり。手肌にやさしい中性洗剤で、素手でも使用できます。
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窓・網戸

家の中で発生するホコリはもちろん、外からの砂や雨などで汚れが溜まりやすい窓や網戸。

窓周りの掃除は、手順や使うアイテムによって、その効率がぐんと変わってきます。
効率の良い順番や、道具の使い方などは、下記の記事が参考になります。
網戸掃除が楽になるワイパー比較。室内から簡単に掃除できるのはどっち? 今が掃除時!簡単にできる網戸の掃除方法と拭き跡が残らない上手な窓掃除のコツ 窓サッシのレール掃除はペンキの刷毛がおすすめ!すみずみまで簡単キレイにするコツ

カーテン・カーペット

カーテンの洗濯
カーテンやカーペットは、ホコリやハウスダストが発生しやすい箇所です。特に窓に接しているカーテンは、結露によるカビの危険も。
頻繁に洗濯ができない箇所でもあるため、大掃除でまとめてキレイにしていきましょう。
カーテンの洗い方とは?洗濯機で洗う前の準備と掃除するときのコツ

【ポイント1】洗えるカーペットは洗濯して清潔に

洗えるなら洗濯機で洗い、洗えないならクリーニングに出してしまいましょう。
掃除機やコロコロクリーナーで日常的に掃除をすることは多いと思いますが、定期的に洗濯・乾燥して蓄積した汚れやニオイ、ハウスダウトを落とす必要があります。
カーペットの洗濯については、下記の記事で詳しく解説されています。
春にやっておきたい!自宅で出来るラグやカーペットの洗濯・お手入れのコツ いっそ買い替えを検討したいという場合は、洗えるラグにしておくと普段からお手入れが出来るので、年末の大掃除の負担が減りますよ。
ラグの選び方洗えるラグのメリットと選び方のポイント-洗濯機OKなラグやおすすめアイテムも-

【ポイント2】カーテンのお手入れ

カーテンは洗濯可能であれば、金具を外して洗濯してしまいましょう。
不可の場合はローラーを使ったり、除菌スプレーなどで対処します。

カーテンを洗濯機で洗う際のコツなどは、以下の記事を参考にしてみてください。
カーテンの洗い方とは?洗濯機で洗う前の準備と掃除するときのコツ

≪ステップ4≫部屋全体(天井・壁・床)の正しい掃除方法と役立ちアイテム

フローリングをワックスがけする
家具や物が多く大きな窓がない部屋の場合、ホコリが蓄積しやすくなります。
こういった汚れは、拭き掃除で解決。仕上げに除菌をして、清潔を保ちましょう。

天井・壁・床

壁や天井などにつく汚れは、ホコリや、タバコの煙によるヤニ汚れなどが主な汚れです。
壁や床の場合は、さらに皮脂汚れなども。また、湿気の多い場所などには、シミやカビなどが発生していることもあるので、この機会にしっかりとチェックしておきたいですね。
掃除の基本は高いところから低いところへ。
家具などの上にもホコリが溜まっているので、まずはホコリを払うところから始めましょう。

【ポイント1】壁や天井の掃除は伸びるワイパーが便利

壁や天井は、床掃除でもよく使う、伸びるワイパーを使って掃除をしていくと便利です。
真下から掃除するのではなく、斜め上を掃除するように動かすと、汚れが自分に落ちてくるのを防げます。

【ポイント2】しつこいシミやカビ汚れの対処方法

黄ばみやカビ、ヤニ汚れなど頑固な汚れは、洗剤を吹きかけてこすっていきます。
普通の洗剤だと落としにくいので、下記のアイテムなどがおすすめです。

おすすめのお掃除アイテム
◇建築の友 | クロスの洗剤 ヤニ・手あか用
植物抽出物配合で、手肌にやさしい洗剤です。子どもが落書きで壁などに描いてしまったクレヨンも、吹きかけて乾拭きするだけでキレイに落ちます。
カビを発見した場合は、除去だけでなくカビ予防の対策もしておきたいですね。
下記の記事では、普段からカビを防ぐための簡単掃除のコツや、自作できるカビ予防スプレーの作り方などをわかりやすく解説されています。
幅木の掃除いつものお掃除にプラスワン♪部屋の隅々までほこりやカビを取り除く簡単掃除のコツ

【ポイント3】フローリングの黒ずみを落とす・ワックスを塗りなおす

まずはフローリングについた黒ずみを落としていきます。黒ずみは、足の裏の皮脂汚れが主な原因。
水に薄めたキッチン・台所用洗剤などの中性洗剤を含んだ雑巾で水拭きするのがおすすめです。黒ずみを落としたら、ワックスがけも行いましょう。

ワックスには主にシートタイプと液体のタイプが良く使われています。
それぞれどっちが効率的なのか、比較検証している記事もあるので、迷われた場合は是非参考にしてみてくださいね。
【液体vsシート】フローリング床のワックス掛けを簡単・キレイに出来るのはどっち?

【ポイント4】畳のお手入れについて

畳は湿気が大敵。水分が残っているとそこから傷んでしまいます。
硬く絞った雑巾か畳専用シートで汚れを拭き取った後は、乾拭きをして仕上げをしましょう。

おすすめのお掃除アイテム
◇レック | 激落ちシート 畳用
畳用に開発された「激落ちシリーズ」のウェットシートです。マイクロファイバーで、畳に染みついた皮脂汚れなども除去していきます。
レック 激落ちシート 畳用 15枚入り

≪ステップ5≫玄関の正しい掃除方法と役立ちアイテム

玄関の大掃除
玄関掃除は、まず靴を片付けて整理することから始めます。
整理整頓が終わったら、靴箱、床の順に掃除をしていきましょう。

靴箱

靴箱は土やチリなどのゴミ、ホコリが溜まりやすい箇所です。
靴底についてきた泥や砂も蓄積されているため、まずはホウキとちりとりでそれらを取り除いていきましょう。

靴の収納アイデア
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【ポイント】靴棚の掃除は上から下にが基本

小さなブラシを使って、棚の上段から下段に向かって汚れを落としていきます。
一通り落とせたら、棚を水拭きしていきましょう。

炭や珪藻土などの除湿グッズを入れておくと、湿気対策なります。
知っておきたい収納場所のカビ予防!押し入れやクローゼット・下駄箱の除湿対策

玄関ホール・玄関ドア

各部屋の掃除と廊下が終わったら、玄関ホールとドアを掃除します。
砂や土などの汚れが付着しやすい場所であるため、ブラシなどでしっかりと洗いましょう。

【ポイント1】玄関ホールの汚れはデッキブラシで落とす

まずはホウキなどで掃いてゴミを取り除き、目に見える部分をキレイにします。
その後に、デッキブラシなどで蓄積された汚れを水洗いしましょう。

おすすめのお掃除アイテム
◇アズマ工業 | 外壁・玄関ブラッシングスポンジ
玄関タイルの汚れ落としに効果的なスポンジです。2種類の繊維で汚れを逃さない仕組みになっています。

【ポイント2】玄関ドア・ポストは専用クリーナーで水洗い

玄関ドアは基本は水拭きで掃除しますが、木製ドアの場合は水気を嫌うので、専用のクリーナーが必要です。

おすすめのお掃除アイテム
◇ALESCO | カンペハピオ 復活洗浄剤 玄関ドア用
ドアの素材を傷めることなく使用できる、玄関ドア用洗剤。非イオン系界面活性剤で、泥や油汚れ、ホコリを除去します。

【ポイント】外壁には専用ブラシの使用がおすすめ

玄関や外壁の頑固な汚れはそのままにせず、しっかりと専用ブラシでこすってキレイな家をキープしましょう。

おすすめのお掃除アイテム
◇タカギ | 伸縮型パチットデッキブラシ
通水型のブラシで、水道ホースと連結し水を流しながら使用することができます。その都度水をまく工数が不要で、効率よく掃除が進みます。

≪ステップ6≫屋外の正しい掃除方法と役立ちアイテム

家の外回りの掃除
屋外の掃除には庭・ベランダ・外壁・花壇など、さまざまな箇所があります。
外にあるものはどうしても雨風や粉塵にさらされて汚れが溜まりやすいため、大掃除を機会にキレイにしましょう。

ベランダ

ベランダには風で運ばれた砂やホコリ、枯れ葉が溜まります。デッキブラシを使って積み重なった汚れを一気にキレイにしましょう。

【ポイント1】落ち葉や土、塵をちりとりで掃除してからデッキブラシでこする

落ち葉や土、ホコリはホウキとちりとりで除去しましょう。
排水口には歯ブラシを使い、こびりついた汚れを落とします。

マンションやアパートなどの集合住宅のベランダでは、大量の水を使えなかったりしますよね。
ホースを使わずに出来る掃除方法については、下記の記事が参考になります。
「夏が来る前に終わらせたい!」ホースを使わずキレイにできる【ベランダ】のプレ掃除

【ポイント2】鳥のフンは軍手をつけて新聞紙などで除去する

乾いた鳥のフンの中には、有害な物質が含まれることがあります。
手袋をつけて素手で触れないようにし、新聞紙などで丸めて処理しましょう。
さらに、除菌もしておくと安心ですね。

おすすめのお掃除アイテム
◇レック | 除菌率99.9% クエン酸の激落ちくん 泡スプレー
クエン酸の泡スプレーで、不衛生な鳥のフンもサッと落とすことができます。

【ポイント3】物干しや室外機も忘れずにお手入れを

物干し竿や室外機には、アルカリ性洗剤を含ませたクロスでキレイに拭きます。
物干し竿は水拭きでもOKですが、室外機は必ず乾拭きで行いましょう。

室外機のお手入れについては、エアコン掃除と同時にするのがおすすめ。
室外機カバーがあると、少しお手入れが楽になりますね。
エアコン掃除のコツとお掃除頻度エアコンのカビ対策!自分で出来るエアコン内部の掃除の仕方と室外機のお手入れ方法 節電に効果的なエアコンの室外機カバーの選び方&取り付け方をご紹介

キレイに整備された庭は、美しく家を引き立てくれます。
毎日のこまめな手入れが大切ですが、大掃除では日頃手入れしきれなかった部分までチェックしてみましょう。
家がスッキリ見える!外回りの掃除のコツ【雑草対策、外壁の泥や苔落としなど】

ガレージ

ガレージの汚れの原因は、主に砂・ホコリ・枯れ葉です。
奥から出入り口に向かって、隙間なく床を掃いていきましょう。

【ポイント1】ガレージ内・物置内はまず整理から

まずはガレージ内のいらないものを処分して、荷物を減らしましょう。
整理が終わったら、出てきたゴミやホコリを取り除いていきます。

おすすめのお掃除アイテム
◇アズマ工業 | はたき エレキャッチ
最大4.9mまで伸びるはたきは、あらゆる高さの箇所でも使える優れもの。ガレージ内で長年積もり積もったホコリは、はたきでキャッチしていきましょう。

【ポイント2】必要に応じて専用掃除機をかける

風の流れで落ち葉のたまり場になってしまうガレージには、気づかぬうちに落ち葉やゴミが溜まりがち。
そんなときに一瞬でキレイにできるブロワーを紹介します。

おすすめのお掃除アイテム
◇Kingnova | 充電式ブロワ コードレスブロワー
集塵・吸塵のどちらもこなせるコードレスブロワーは、厄介なガレージのホコリや落ち葉を一気に取り除くことができます。
Kingnova 充電式ブロワ コードレスブロワー 20V

大掃除後には、キレイを保つための対策も重要

大掃除をしてキレイになったあとは、次の大掃除が楽になるよう対策しておきましょう。

水回りにはカビ・水垢予防スプレーを

水回りの汚れは、カビと水垢が大半です。大掃除が終わった後は、それらの発生を防ぐ効果のあるスプレーを吹きかけておきましょう。汚れがつきにくくなります。

換気扇やエアコン用のフィルターで掃除が簡単に

換気扇やエアコンのフィルターは、掃除するだけで一苦労。しかし専用のホコリ取りフィルターを取り付けることで、掃除が簡単になります。ホコリ取りフィルターが、換気扇やエアコン内部にホコリが侵入するのを防いてくれるため、汚れが付きにくくなるのです。

窓には結露を防ぐ対策も

寒暖の差で出てきてしまう窓の結露は、放っておくとカビの原因に。結露防止用のスプレーの塗布や防カビシートの取付で、結露の対策をしましょう。

年に1度はハウスクリーニングを依頼するのもおすすめ

エアコン清掃を業者に頼む
家中を大掃除していると、どうしても太刀打ちできない汚れに遭遇することがあります。
またエアコンや外壁のように物理的に掃除が大変な箇所は、自分でなんとかしようとするのは難しいですよね。そういった場合は、ハウスクリーニングを依頼するのもコツです。

ハウスクリーニングとは自宅の掃除を業者にお任せすることで、プロの技で家中をキレイにしてもらえます。
家中を清潔に保つためにも、大掃除のタイミングで年に1度はハウスクリーニングを依頼してみてはいかがでしょうか?

効率的な大掃除で、気持ちのよい新年を迎えよう!

効率的な大掃除のノウハウについて、準備編と実践編に分けてご紹介いたしました。
いつもより掃除箇所も多く大変な大掃除ですが、家族と上手く役割分担をして、スムーズに進められるよう工夫してみましょう。

家中をキレイにして、気持ちよく新年を迎えましょうね。

 
大掃除をラクにする!毎日の”捨てる習慣”で手に入れるスッキリ暮らし 見えない汚れは危険!大掃除でやっておくべきスキマ掃除のコツとおすすめ便利グッズ