知っておきたい!家庭でできる寝室と布団のダニ対策とダニ予防の重要ポイント

天日干しでダニ対策

ダニはとても小さく、家じゅうのあちこちに潜んでいます。ダニが好む温度は20度~30度、湿度は65~85%と言われています。

餌となる人やペットのフケ、垢、ハウスダストがたまりやすい床、布団やソファー、ラグなどのファブリック類は、ダニの好む場所です。
特に布団はアレルギー原因物質(生きてるダニ、糞、死骸)がたまりやすく、取りのぞきにくい場所。

寝ると急に鼻づまりになったり、くしゃみが止まらなくなる原因は、布団にあるアレルギー原因物質が引き金になっていることがあります。

わが家も子供のアレルギー症状に長年悩まさせており、いろいろと寝具の掃除を試して実践しています。
ここでは一番ダニが発生しやすい布団のダニ対策について詳しくご紹介します。

ダニが増える季節とアレルギー症状が起きやすい時期

ダニの好む温度と湿度は、日本の梅雨から夏に当たります。
その季節はダニが大繁殖し、秋に死骸となり、冬には少なくなります。

実は、秋はダニの死骸と糞が増えて、一番アレルギー症状を引き起こしやすい季節なのです。

ダニアレルゲンが原因で起こる主な症状
  • アレルギー性鼻炎:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
  • アレルギー性結膜炎:目のかゆみ、充血、涙、ゴロゴロ感など
  • 喘息:せき、呼吸困難など
  • アトピー性皮膚炎:皮膚のかゆみ、湿疹など

これらの症状を抑えるには、なるべく原因を取り除いて、アレルギーが発生しないようにしたり、症状がひどくならないように気をつけることが大切です。

ダニやダニの死骸と糞は、取り除かないと減らすことができません。
しっかりと取り除きながら、これ以上増えない環境を作ることが、ダニ対策になります。

【布団のダニ対策】高温で乾燥

ダニ対策でもっとも効果的なのは高温乾燥です。
ダニは高い温度に弱く、50度の状態で20分以上経つと、成虫・幼虫・卵まで死滅します。
日差しの強い日に布団を天日干しすれば、表面温度は50度~60度近くまで上がります。
一年で最も気温の高い8月に、敷き布団を毎日天日干しすれば、40%のダニ数を減らすことができる(※)と言われています。
※参考文献:『ダニ・カビ完全対策』小峯 裕己/編著 井上書院 2007.12

夏以外の季節でも、黒い布団干し袋を使うと表面温度50度以上で天日干しが可能です

天日干しで表面温度50度以上

おすすめの使い方は、布団カバーや枕カバーをダニを通さない物にして、その上に布団干し袋、まくら干し袋をして天日干しすること。生地がダニやハウスダストを通さないので、干したあとダニの死骸を、毎回掃除機で吸い取る必要はありません。(引用:花粉から布団を守りたい!布団乾燥機と天日干し対決

「布団をたたくだけ」だと効果無し

天日干しをしたあとは、布団たたきで叩くと、布団の繊維やダニのアレルゲン物質が表面に浮き出てしまいます。
その場合は、必ず掃除機で吸引する必要があります。
掃除機で吸引しない場合は、布団の乾燥だけを行い、布団たたきでたたかずに表面の汚れのみ落とすようにしています。

布団乾燥機も使用後の掃除機掛けが大事

また、毎日布団を干すのは無理なので、梅雨の季節や冬は布団乾燥機を利用しています。
布団の湿気が気になる場合は、普通の乾燥モードで乾燥を行います。
1年に2~3回ダニモードでしっかり死滅させています。ただし、死滅させただけではアレルゲン物質は減りません。
アレルゲン物質を布団から取り除くには、このあとのダニの糞や死骸を除去するという工程が必須です。

▲布団乾燥機をかけている様子

 

【布団のダニ対策】掃除機で吸う

布団を天日干ししたり乾燥機で乾燥させたりしても、ダニの糞や死骸が残っていては、ダニ対策できたとは言えません。
布団のホコリやダニをできるだけ減らし、布団をキレイに保つコツは、こまめな掃除機がけです。

なるべく吸引力の強いモードで掃除機でアレル物質を取り除きます。ノズルを布団専用のものに変えると清潔で、布団がノズルに引っつかず吸引しやすいです。
布団全体をゆっくり時間をかけて吸引しましょう。

カバーにダニ対策のシーツを利用している場合は、いったん外してから掃除機で吸い込みます。
布団に掃除機をかける
表からと裏からとゆっくり掃除機をかけると、布団1枚につき約5分近くかかります。
布団の角は掃除機をかけにくい場所なので、特に丁寧にかけています。

一度の掃除機がけで、たくさんのゴミが出ます。
布団1枚につき、これくらいのゴミが取れるので、ぜひ試してみてくださいね。
布団1枚で吸引したほこりの量

【布団のダニ対策3】洗濯する

ダニのフンや死骸の破片などは水溶性の物質のため、洗濯すれば洗い流すことができます。
なので、寝具もなるべく水洗いしています。

シーツやカバーを洗えば、ダニはほとんどいなくなると言われています。
わが家の敷き布団は丸洗いできないので、ダニ対策のスプレーをかけてしっかり乾燥させています。

掛け布団は、シーズンが終わると洗濯機で丸洗いしてから押し入れにしまっています。
羽毛布団は、羽毛が丸まってなかなか乾燥できないので、ほぐして3~5日かけてしっかり乾燥させます。
布団の丸洗い
コインランドリーの大型乾燥機もオススメ。
乾燥機は温度が55度以上になるものがほとんどです。
そのため、毛布、タオルケットなどは約30分~1時間程度で、生地の奥まで熱が伝わり、布団の中に潜んでいたダニもしっかりと死滅させることができます。
羽毛布団の正しい収納方法とは?収納前にするべき洗濯&乾燥の方法や畳み方を解説

ダニを予防する4つのコツ

ダニやダニの糞・死骸などをしっかりと除去した後は、なるべく新たなダニの発生を抑えるように予防しておきたいですよね。
ここでは、ダニ予防に効果のある4つのコツを解説します。

【ダニ予防1】寝室のファブリック類はこまめに洗濯

洗濯は、ダニを死滅させるだけでなく、ダニの餌となる垢やフケ、汗を取り除くことができ、一番の予防対策です。
シーツや枕カバーだけでなく、寝室のカーテンも丸洗いすることでダニを減らすことができます。
カーテンの洗い方とは?洗濯機で洗う前の準備と掃除するときのコツ

【ダニ予防2】シーツを高密度のものに

布団につけるカバーを全てダニを通しにくい高密度のものにすると、布団の内部の細かいアレル物質が出てこないので安心です。
ダニを通さない高密度なシーツ
敷き布団だけでなく、枕、掛け布団もカバーで予防すると、ホコリが舞いにくくなりました。
吸湿性が悪くて汗がべたつくので、その上に綿のシーツを敷くと快適です。

【ダニ予防3】寝室・布団・収納場所の除湿をする

布団や、寝室の除湿も重要です。特に梅雨の時期や結露の時期は要注意です。
除湿器を利用したり、換気をして寝室の湿度が上がらないように心がけます。

布団の下に除湿シートや除湿マットレスを敷いて除湿対策をすることで、布団がカビるのを防いでいます。
寝る場所だけでなく、布団をしまう押し入れの内部も除湿を心掛け、保管している間にダニ増殖しないようにしています。
除湿シートでダニ対策

【ダニ予防4】ぬいぐるみは禁止

ぬいぐるみがたくさんある、あるいは布団のそばに置いているご家庭は要注意。
一見汚れていないようでも、実はホコリなどのゴミを吸収していたり、ダニが潜んでいたりすることも……。

我が家では、特に布団周りにはぬいぐるみは置かないようにしました。ぬいぐるみに潜んでいるダニが布団へと移動したりするからです。

ぬいぐるみは真夏に丸洗いして、しっかり乾燥させています。

タイトル
デリケートな生地や毛足の長いぬいぐるみは、洗濯すると傷んだり、変形や肌触りが悪くなったりすることもあります。洗う前に「水洗い不可マーク」など、洗濯表示を確認してください。

さいごに

色々なダニ対策グッズ
ダニ対策やダニ予防にはいろいろな方法がありますが、完璧にダニを取り除くことは無理です。

毎日布団の洗濯や掃除に追われていると、ダニ退治だけでヘトヘトになってしまいます。
ダニ対策の便利なグッズ、薬剤なども色々と売られています。上手に活用してダニ対策をおこなっていきましょう。

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