せっかく綺麗に掃除したのに、すぐに汚れて悲しい気持ちになった経験ありませんか?
特に使用頻度が高い場所などは、掃除した次の瞬間から汚れ始めます。
生活している限り、永遠と続く掃除。
でも、ちょっとした工夫をすることで、次の掃除までの時間を少しでも長くすることができます。
掃除回数を減らすことができれば、料理や育児などもっと他のことに時間を費やせるかもしれませんね。
「いつか掃除しなきゃ」と汚れた場所を見るたびに思うのは、本当に時間の無駄だしストレスです。
今回は、「掃除しなきゃ」から解放される、主婦の味方でもある汚れ予防アイテムを紹介します!
【1】汚れをキャッチ!掃除の手間を省く「フィルター」類
ゴミやホコリなど、細かい汚れも溜め込むとお掃除が大変に。
なるべく掃除の手間を減らすためには、「フィルター」の活用がおすすめです。
生ごみ水切りネット
汚れきった排水口の掃除は本当に大変。ぬめり等の原因となるものが流れていかないように、排水口でのフィルターの利用をおすすめします。
我が家では、1日1枚必ず使用する生ごみ排水口用のフィルター。
よく見かけるのが「ストッキング」タイプと「不織布」タイプですが、どちらかというとストッキングタイプの方が取り付けやすく、フィットするのでオススメです。
(油分の吸収や排水口のヌルヌル対策が気になる方は、不織布の方が目が細かくおすすめですが、そのぶん目詰まりしやすく溢れやすいという難点があります)
コスト的にはあまり変わらないので、ご家庭の状況に合ったものを選んでください。
どちらのネットも、細かいゴミをキャッチして、排水口のぬめりを防止して掃除回数も減らすことができます。
水切りネットは頻繁に交換した方が衛生的です。


排水栓のゴミフィルター
洗面台の排水栓のお掃除も、実は地味に面倒な場所。ヌメヌメしたり、髪の毛をヘアキャッチャーから取り外したり大変です。
排水栓にピッタリのフィルターを設置すると髪の毛や細かいゴミもキャッチしてくれてオススメです。
コンタクトレンズの流出防止などにも役立ちます。
百均のフィルター(洗面台用ゴミガードなどの名前で販売されています)など安い物を使用すれば、使い捨てのも罪悪感なしです。
これなら3週間に1度のペースできれいを保てます。

換気扇フィルターの外付けフィルター
汚れを溜め込むとお掃除が大変な換気扇。
我が家では、換気扇用の使い捨てタイプの外付けフィルターも365日必ずつけています。
油を吸って全体が黄色くなる前に交換するのがポイント。2~3か月に1度のペースで交換しています。
隙間なく強力マグネットでピンと張ってとめれば、換気扇汚れを予防することができます。
余った端を使って、油受け部分に使ってもOK。
長細くカットして入れておけば油が垂れてくることを防げます。
細長い紐でも代用できます。紐が浮く場合はマグネットで押さえています。
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エアコンの外付けフィルター
エアコン内部のフィルターを掃除せずに放置してしまうと、エアコンを使用した時に、風と一緒にホコリが部屋全体に飛び散ってしまいます。
我が家にはハウスダストアレルギーの子供がいるので、ホコリには特に気を付けています。
吸気口に外付けフィルターを取り付けることで、内部へホコリが入りにくくなります。
花粉やPM2.5などが部屋で舞うのも防ぐのでオススメ。
使い始めるシーズンの直前に新しく張り替え、使用している期間は2か月に一度くらいのペースで交換しています。
これを使用することで、内部のフィルター掃除の回数が半分に減りました。
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【2】カビや汚れから守る「コーティング剤」スプレー
カビの繁殖を抑える!お風呂のカビ予防スプレー
天井に薬剤をつけたり燻煙剤でカビ予防するアイテムもありますが少し高いのがネック。
そんな時はスプレータイプが気軽に予防できます。天井や壁、パッキンなどカビやすい場所に重点的にスプレーすれば、効率的にカビを予防することができます。
だいたい1ヵ月に一度のペースでスプレーしています。
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洗面ボウルの撥水加工
洗面所の洗面ボウルや、トイレの手洗いボウルなど水垢が残りやすい場所は、フッ素樹脂とシリコーンの力を利用した水周り用のコーティング剤スプレーで撥水を加工しています。
掃除後に、コーティング剤をスプレーして、乾いたスポンジなどでこすります。
水で洗い流し、乾いた布巾などで拭いて乾かします。表面を薄い膜がコーティングしてくれて洗面ボウルがピカピカになります。
水滴をはじいてくれてるので、汚れが水ですぐに流れていき、ボウル自体に汚れがつきにくくなります。
こちらの撥水加工は、1ヵ月に1度のペースで行っています。
家庭用のコーディング剤の方が、シリコンの濃度が室内でも使えるよう薄くなっているそうです。

【3】敷くだけ簡単!油汚れの防止シート
油ハネしやすいガスコンロの周りは、キッチンの中でも特に掃除が大変ですよね。
コンロ周りや五徳周りに油汚れを予防するシート使うと、掃除の手間が省けます。
コンロ周りの油汚れ防止シート
コンロの下や横の壁の汚れを防ぐシートです。毎日掃除しにくい場所なので、大掃除の後にすぐに新しいものに取り替えています。油汚れが少なく、掃除がとても楽になりました。
シートは、熱に強いキッチン専用の物を貼っています。銀色の物やレンガ調の物などあって、インテリアとしても楽しめますよ。
シートの上に油がはねてもサッと拭き取れるので、掃除も簡単になります。
こちらはだいたい1年に一度のペースで張替えています。
五徳周りのシート
五徳周辺は吹きこぼれや油はねなどですぐに汚れやすい場所。吹きこぼれてすぐは熱いため、掃除を後回しにして、忘れがち。リングタイプのシートを付けることで、掃除の回数を減らすことができます。
五徳周辺だけでなくコンロ全体をカバーするタイプも、カバー力が高いです。
我が家では複数枚ストックしておき、だいたい1ヵ月に1度のペースで取り替えています。
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まとめ
フィルターやシートの取り替えは、だいたいの目安として何か月に一度のペースとありますが、基本汚れたら新しいものに交換することを心がけています。
シートの取り替えなどは単調な作業でつまらなかったり忘れたりしがち。なので、色々なメーカーの物を試したり、柄の物にしたり、厚めの物をためしたりと、種類をかえて楽しむようにしています。
ご家庭で、汚れやすく掃除が苦手な場所に予防策をすると、少しでも掃除から解放されてラクになりますよ。
大掃除できれいにした後に設置するのが、一番効率がよくてオススメです。
もちろん今からでも遅くありません!ぜひ汚れ防止アイデアとして取り入れてみてくださいね。
