夏になると出番が多くなる氷。水筒のお茶に入れたり、ジュースに入れたり、かき氷を作ったりと大活躍するアイテム。我が家では真夏日が続くと、自動製氷機の水を小まめに補充して毎日氷を作り続けないと間に合わなくなるほどに。
そうなる前にやっておきたい事が、自動製氷機の掃除。
洗浄剤を利用して内部までしっかり掃除をするとなると、丸1~2日かかることがあるので、本格的な暑さがくる前に行っておくと安心です。
氷を移動させたり、冷蔵庫を開けて作業をするので、真夏日に行うより電気代も節約できますよ。
普段あまりお手入れをした事が無い方も、この機会にぜひ掃除してみましょう!
製氷機を掃除する前に【下準備について】
我が家の冷蔵庫の場合、製氷皿に残っていた氷が落ちて製氷皿をすすぎ洗いしてくれます。
落ちてきた氷と水は捨てます。

製氷機内部を掃除【洗浄剤の使い方】
今回使うのは木村石鹸工業株式会社の「自動製氷機の洗浄剤」。洗浄成分はクエン酸でできています。除菌剤も梅果汁抽出物とあり、食品から作られているため、お子さんのいる家庭でも安心して使えます。
ピンク色の氷が出来るため、お手入れ中なのがわかって安全ですね。
給水タンクの分解方法は機種によって違うので、取扱説明書を見ながら行いましょう。難しそうと思われますが、一度しっかり説明書に目を通して分解すると、意外と簡単に行うことができます。給水タンク以外の氷室も一緒に掃除をすると、汚れが綺麗になって気持ちが良いですよ。
※洗浄中の氷を食べてしまわないよう、洗浄剤についていた「食べられません」シールを氷室の入口に貼っておくと安心ですね。
ピンクの氷が出なくなったらすすぎは終わりです。色の濃いピンクはあとで再利用できるので、洗面器など別に入れて取っておきます。


アイスサーバーの下は汚れやすいので、特に念入りに洗います。
しっかり乾かしてから戻さないと霜の原因になるので気を付けています。

タンクを外した本体にも食品や水滴が落ちて汚れがたまりやすいです。きれいなフキンやペーパーを水で軽く濡らして、汚れを拭き取ります。
自動製氷機を洗浄剤で内部まで洗うと、ピカピカになります。
ただし、使う水の種類によっては、給水タンク内にカビが発生することもあります。漂白剤を使用する場合は説明書にしたがって使用してください。その時フィルターは必ず外すようにしてください。
塩素消毒されていない水は雑菌やカビが繁殖しやすくなるため、下記の種類の水などを使用する場合は、通常よりもこまめにお手入れする必要があります。
- 一度沸騰させた水
- ミネラルウォーター
- 井戸水
- 浄水器の水
冷蔵庫のメーカーや機種にもよりますが、お手入れ後に自動製氷を再開させた直後は、すぐに給水できません。
いつもより新しい氷が出来るまで、数時間~半日ほどかかる場合がありますので、なるべくドアの開閉の回数を少なくして待ちましょう。
そのまま捨てるのはもったいない!?洗浄剤入り氷の再利用
お手入れで出来た濃いピンクの氷は洗浄剤を多く含んでいるので、お風呂掃除などに使えます。弱酸性なので水アカなどの掃除に使えます。
我が家ではお風呂で溶かし、溶けたらスポンジにつけてこすり洗いしてから捨てています。
※浴槽等に色が着色しないか目立たない場所で確かめてから、掃除してください。
他にも、水道や鏡、浴槽や床のこすり洗いにも使えますよ。
使ってみたら浴槽内のザラザラが取れました。氷が溶けないうちに掃除をすると汚れが取れにくかったので、しっかり溶かして常温になってからがオススメです。
まとめ
わが家の冷蔵庫は製氷皿が取り外せないタイプです。外して洗える機種は水洗いをしてください。
冷蔵庫の機種にもよりますが、給水タンクは週に1度、給水ポンプやパイプなどは1~2か月に一度のお掃除が理想です。
寒いとなかなかお手入れしにくい自動製氷機。暑くなる前の、この時期がベストタイミングです。この機会にぜひ、お掃除してみてくださいね。