【完全版】「バスマット比較」SUSUなど8種類の素材の肌触り・吸水性を徹底検証♪

お風呂上りに使うバスマット。
できれば、洗濯の手間がかからず、肌触りが良く、速乾性があるものを選びたいですよね。

バスマットには種類がたくさんあって、ポリエステルやアクリル、綿のほかにも、麻や珪藻土、天然木、竹など、珍しい素材からつくられたものもあります。
そのなかでも、今回は「洗濯ができるバスマット」にクローズアップ!

表面の加工方法や素材、織り方が違ういろんなタイプのバスマットを使って、比較実験をしながらどんな違いがあるのかをくらべていきます。

バスマットの定番素材!踏み心地が最高の「カットパイル」

お風呂上がりに乗るバスマットがお気に入りだと、湯あがりの爽快感がアップしますよね!
乾度良好バスマット
上の写真は、「乾度良好」というシリーズのバスマット。
20年以上販売されているベストセラーなんです。

吸水性の高さで根強い人気を誇っていますが、もうひとつの人気の理由は、踏み心地のよさ!
乾度良好表面
ふかふか、さらさらの踏み心地が、気持ちいいんです♪

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バスマットの肌ざわりと素材をチェック!

「この踏み心地の秘密はなに?」と、表面をアップで見てみると――。
毛糸のような糸で、びっしりと覆われています。

ふかふかな踏み心地の秘密は、たっぷりの糸にあったんですね!
乾度良好根元

バスマットの定番、カットパイル

乾度良好のバスマットのように、表面が細かい毛で覆われて見える加工を「カットパイル(シャーリング)」というのだとか。

足元をふんわり包んでくれる、カットパイル加工がされたタイプは、バスマットのなかではかなりメジャー。
そのぶんデザインも豊富なので、「バスマットはデザインで選ぶ!」という方にもオススメです。

たとえばこちらは、バスルームを緑あふれるガーデンに変身!?させられる、SHIBAFUシリーズのバスマット。
芝生そっくりの明るいグリーンに癒されますね。
shibafuメーカーイメージ
表面をアップで見ると、毛糸に似た太い糸で覆われています。
乾度良好のバスマットと同じく、これもカットパイル。
shibafu表面アップ
こちらは、女性に人気のローズ柄のバスマット。
毛足が短くて、さっぱりした踏み心地が気持ちいい!
ローザバスマット
表面をアップで見てみると、やっぱり毛糸に似た毛で覆われています。
毛の細さや長さはちがいますが、こちらもカットパイル。
ローザ表面アップ
こちらは、キャンディフロスというシリーズのバスマット。
キャンディフロス

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表面を近くで見ると、リボンを敷きつめたみたい!
キャンディフロス
極細繊維と不織布をミックスさせることで、立体的なモコモコ感が出ていますが、やはりこれもカットパイル。

洗いやすさ&耐久性にすぐれた綿100%

バスマットのなかでは主流のカットパイルですが、カットパイルのほかにも、たくさん種類があるんです♪

まずは、こちら。
タオル地のバスマットです。
ホテルのバスルームによく置いてありますね。
ニトリタオルバスマットしっかりとした素材で踏み心地がよく、比較的薄手なので、洗濯機で洗いやすいのが特徴♪

ドラム式洗濯機をお使いの方など、「このタイプしか使いたくない!」という方も多いはず。

ループパイルとカットパイル、その違いは?

タオル地のバスマットのほとんどは、「ループパイル」と呼ばれる加工をされています。

ループパイルの特徴も、バスマットの表面をよく見ればわかります。

生地から細い糸が浮き上がって、輪っか(ループ)をつくっているのが見えますね。
ループパイル表面
タオル地のように、糸が下地からふんわり浮き上がっている繊維のことを「パイル」と呼ぶのですが、ループパイルというのは、輪っか(ループ)状のパイルをもっている繊維のこと。

実は、「ループパイル」と「カットパイル」は、ほとんど同じ工程でつくられる似た者同士。

どのパイル製品も、はじめは「ループパイル」の状態になっています。
「カットパイル」というのは、表面から浮き上がった輪っか部分を刈り取る加工をされたもの。

図で表すと、こうなります。
ループパイル&カットパイル一般的には、「ループパイル」のほうが吸水性が高く、「カットパイル」のほうが肌ざわりがなめらか、なのだとか。

パイルの輪っか部分があるか、ないかの差で、肌ざわりや吸水性にまで差が出るんですね。

独特の踏み心地がくせになる!マイクロファイバー

こちらは、マイクロファイバーのモール糸を使ったバスマット。
susuイメージ

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表面を覆うモコモコとした太い糸は、モール糸、または「シェニールヤーン」とも呼ばれます。

「シェニール」というのは、フランス語で「毛虫」の意味。

いわれてみれば、毛虫に似てるかも?
susuアップ

マイクロファイバー、アクリル、綿…素材の違いは?

ところで、マイクロファイバーってなんでしょう?
調べてみると、合成繊維のひとつで、主な原料はポリエステルなのだとか。

ポリエステルは、世界で一番よく使われる合成繊維。でも、もともとは水を吸いにくく、タオルや衣服には向かなかったのです。

そこで開発されたのが、マイクロファイバー。
この、モール糸。
太い1本の糸に見えますが、内側には極細繊維が密集しているんです!
SUSUモール糸アップ
細かな繊維(マイクロファイバー)がたくさん集まることで、吸水力を天然素材レベルまであげることができたんだとか。

吸水力だけでなく、毛足の長いモール糸にふんわり包まれる踏み心地も、このバスマットの人気の秘密です♪

毛糸そっくりのアクリル、天然素材の綿

マイクロファイバーのほかには、どんな素材が使われているのでしょう?

比較的多いのが、アクリル。
アクリルは合成繊維のひとつで、1950年頃のアメリカで、毛糸の代替品として製品化されたもの。

毛糸そっくりな肌触りと、合成繊維のなかでは水を吸いやすい吸水性の高さが特徴!
乾度良好根元
綿は、とくにタオル地のバスマットに多い素材です。
綿100バスマット
綿花(コットンボール)からつくられる天然素材なので、肌にやさしいのが一番のメリット。
天然素材ならではの耐久性の高さも魅力です。

「SUSU」vs.「乾度良好」で機能性バスマット対決!

「バスマット=足拭きマット」。
なんて説明は要らないかもしれないですが、バスマットといえば、お風呂上がりの濡れた足を拭くアイテムのことですよね。

足が濡れたままだと、バスルームの前の床も、そこから歩いた廊下も、びしょ濡れになってしまいますからね!
乾度良好使用イメージだから、「足の水気をしっかり拭き取ってくれるか」は、バスマットを選ぶ際に気にしたいことのひとつ
つまり吸水性

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吸水性は使ってみるまでわからない?

でも、吸水性が高いかどうかって、実際にバスマットを使うまではわかりにくいんですよね。
パッケージを見ても、吸水性についての書かれ方はさまざま!

たとえば、こちらのパッケージでは「超 吸水力」や「すぐれた吸水・速乾性」と書かれていますが……
商品パッケージ1
こっちでは、「吸水速乾でサラサラ」や「吸水加工」と書かれていたり――。
商品パッケージ2
しかも、お値段もデザインも違うたくさんのバスマットに、みんな「吸水バッチリ!」と書かれていると、かえって迷ってしまうかも?

結局、どのバスマットがどう違うの?

我が家にぴったりなバスマットはどれ??

わからないことは、比較実験で調べてみよう!
というわけで、8枚のバスマットを使って、実際にテストしてみました♪

実験で、バスマットの吸水性と速乾性をテスト!

まずは、実験方法の説明から。

Let’s Try !

手順1
濡れた手をバスマットで拭く
まず、たっぷりの水で手を濡らして……
実験の様子1
足踏みをするように、ポンポンポン……と、十回ずつ手のひらをバスマットに押し付けて拭きます。
実験の様子2
これを、3回繰り返します。
3人分の足を拭いたのと同じ状態になったかな?
手順2
バスマットの吸水性をチェック
バスマットで拭いた後の手を、色画用紙に重ねた習字紙(書道用の半紙)に置いて、手に残った水分を調べます。
実験の様子3
バスマットが手の水気をしっかり拭き取っていたら、習字紙は濡れないはず。
逆に、水気を拭き取れていなければ、習字紙が濡れてしまうはずです。
実験の様子4
手順3
バスマットの速乾性をチェック
さらに、バスマットの上に習字紙(書道用の半紙)をかぶせて、表面に残っている水分を写し取ります。
実験2の様子SHIBAFU濡れた手を3回も続けて拭いたので、バスマットには水が染みています。

でも、バスマットが乾くのが速くて、表面が湿っていなければ、習字紙は濡れずにすむはずですね。
実験2の様子SHIBAFU2

実験に使うのは、こちらの8種類のアイテム。
値段も素材も違うバスマットを集めました♪
バスマット集合2

  1. SUSU(山崎産業株式会社)
  2. 乾度良好Nハイパイル(オカ株式会社)
  3. SHIBAFU(株式会社オカトー)
  4. ソフワ(山崎産業株式会社)
  5. ローザ(ヨコズナクリエーション株式会社)
  6. ファミーユ ワッフル(株式会社オカトー)
  7. タオルバスマット(株式会社ニトリ)
  8. 足ウラ快適バスマット(株式会社オカトー)
※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

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それでは、実験スタート!

実験の様子はこちら♪


【比較1】繊維からこだわった機能性バスマット

まずは、①のSUSU
「マイクロファイバーバスマットといえばSUSU(スウスウ)!」というほどの代名詞的存在で、リピーターの多いバスマットです。

濡らした手を、バスマットに押し付けて拭きます。
実験の様子SUSU
3回繰り返したら、いざ、習字紙の上へ。
実験の様子SUSU2
手をよけてみると……
濡れてない!
実験結果SUSU
次は、②の乾度良好Nハイパイル
こちらも……
実験の様子(乾度良好)
バッチリ!
習字紙は濡れませんでした。
実験結果乾度良好
続いて、バスマットの表面に残っている水分をチェックします。

バスマットの表面に習字紙を置いてみると……
実験2乾度良好1
ほとんど濡れません!
実験2乾度良好2
濡れた部分が見やすいように、習字紙を色画用紙の上に置いてみます。
それでも、なかなか見えない!

下の写真の矢印の先に、ぽつぽつと薄いシミがあるのが見えるでしょうか?
実験2乾度良好3
水浸しにした手を3回も拭いたのに、表面から習字紙にうつった水分はこれだけ!

表面を触ってみても、サラサラ!
濡れた手を拭いた後とは思えません。
乾度良好表面①のSUSUも、ほとんど同じ結果になりました。

驚きの吸水力と速乾性の秘密は繊維にあり!

①のSUSUと、②の乾度良好Nハイパイル
この2つのバスマット、実は、共通点があるんです。

それは、もともと吸水力や速乾性が高い繊維が使われていること。

①のSUSUは、マイクロファイバーのモール糸を使用しています。
吸水力が高い繊維なので、水気を拭き取るバスマットにはぴったりの素材。

だから、マイクロファイバーバスマットは、SUSU以外にもたくさん販売されています。

似たバスマットが多い中でもSUSUが特別な理由は、モール糸の量。
ぎっしり詰まっています♪
susu表面
②の乾度良好Nハイパイルはアクリル製で、マイクロファイバーではありません。
でも、繊維の内側に秘密が……。
 
下は、①のSUSUと、②の乾度良好Nハイパイルに使われている繊維の拡大イメージ。
②の乾度良好Nハイパイルの繊維も、①のSUSUのマイクロファイバーのように、繊維の内側に小さな隙間がつくられているのがわかります。
SUSU・乾度良好繊維拡大イメージ
水には、狭い隙間に入り込んでいく性質があります。
だから、内側に隙間がある繊維ほど水の吸収がよいのだとか。

拭いても拭いてもぐんぐん吸い取る吸水性と、どんどん乾いていく速乾性は、バスマットをつくっている繊維のたまものなんですね!

吸水性の次に気にしたい「速乾性」

ところで、速乾性が高いと何がいいんでしょう?

今回の実験では、水で濡らした手を3回拭いた後に習字紙を置いて、バスマットの表面の湿り具合をチェックしました。

家庭で例えると、家族の3人がお風呂に入って足を拭いた後のバスマットに、4人目が足を乗せたのと同じ状態?

つまり、習字紙についた水分は、「家族が使った後にバスマットを使う人が感じるはずの湿り気」なんです。

実験に使ったバスマットの中には、習字紙をビショビショにさせてしまったものもありました……。
実験の様子足裏快適
足を拭きたいのに、かえって余計に濡れてしまうバスマットなら、「使いたくない」と感じる人もいるかも。

①のSUSU②の乾度良好Nハイパイルの場合は、3回手を拭いた後も、バスマットの表面に水気はほとんどナシ。

これなら、家族みんなで使っても、最後の人まで気持ちよく使えますね♪

【比較2】お手頃価格のバスマットの吸水力は?

先ほどは、①のSUSU②の乾度良好Nハイパイルでテストしました。
結果は、どちらもバッチリ!

でも、一つ気になることが……。
実は、①SUSU②乾度良好Nハイパイルも、Mサイズ(45×60cm)で2000円前後と、バスマットのなかではちょっとお値段が高めなんです。

バスマットの吸水性は値段の差?

では、値段が安いバスマットならどうなるの?

というわけで、次に実験するのは、④のソフワ

①のSUSUと同じく、マイクロファイバーのモール糸でつくられたバスマットです。
sofwaイメージ
お値段は1000円前後と、①SUSUの半値程度ですが、見た目はそっくり!
ソフワ表面
上の写真が④のソフワで、下の写真が①のSUSU
色違いの同じバスマットに見えてしまうほど、似てますね。
susu表面

お手頃価格のマイクロファイバーバスマットの実力は?

さっそく、実験スタート!

水で濡らした手をバスマットで拭いてみます。
実験1ソフワ
これを3回繰り返して、拭き終わった手を習字紙に置き、手に残った水分を調べると……
実験1ソフワ
赤の丸で囲った中に、小さなシミが見えるでしょうか?
ほんの少しだけですが、濡れてしまいました。

でも、拭き残った量がこの程度なら十分満足な結果?
吸水性はまずまず♪

次は、速乾性のテスト。
手を拭いた後のバスマットの上に習字紙を置いて、表面の水分を調べます。
実験2ソフワ1
あららら、結構湿ってる?
実験2ソフワ1
濡れた部分がわかりやすいように、色画用紙の上に置いてみます。
広い範囲に水が染みていますね……。
速乾性は、①SUSUほど高くないようです。
実験2ソフワ

マイクロファイバーバスマットの差は「速乾性」に出る?

吸水性と速乾性、どちらもバッチリだった①SUSUに対して、④ソフワは、速乾性が微妙な結果に……。
この差が生まれた原因は、モール糸の量にありそうです。

①SUSU④ソフワを真上から見てみましょう。
どちらも、モール糸が表面を覆っていてモコモコしています。

でも、よく見ると……
④ソフワのほうは、モール糸が埋め込まれた布(基布)が見えている部分がありますね。
SUSUとソフワ1①SUSU④ソフワのようなマイクロファイバーのバスマットは、基布(土台の布)にモール糸を埋め込んでつくられます。

そのモール糸が、④ソフワの場合、①SUSUよりも少なめ。
モール糸を埋め込まれる間隔が、①SUSUよりも広くなっているんです。

ものさしで測ってみたところ、①SUSUの場合はその間隔が0.8cm。
④ソフワは1.2cm。その差、0.4cm。
SUSUとソフワ2
わずかな差ですが、これが、吸収性と速乾性の差に直結。
もちろん、肌ざわりも変わってきます。

マイクロファイバーはもともと吸水力が高い繊維なので、お手軽価格のバスマットでも、吸水性は実感できるはずです。
ただし、④ソフワのように、使われているモール糸が少なかったり、メーカーによってはモール糸そのものの吸水力が低い場合もあるので、速乾性までは実感できないかも?

低価格でも吸水力バッチリのタオル生地

実験に使ったバスマットの中で一番お値段が安かったのが、こちら。
⑦のタオルバスマットです。

両面がタオル生地になっていて、バスマットの裏によくあるすべり止めがありません。
ニトリタオルバスマット裏
お値段は600円程度で、①SUSU②乾度良好Nハイパイルと比べると、3分の1以下!

素材は綿で、吸水性が高いといわれる天然繊維。
でも、厚みがそれほどなく、ほかのバスマットほどモコモコしていないので、「ちゃんと水を吸ってくれるのかな?」と心配になる見た目です。

でも、吸水性をテストしてみると、かなりの好成績!
ポツポツと濡れたところはあったものの、ごくわずかでした。
④のソフワに近い吸水性を発揮!
実験1ニトリ

ループパイルを侮るなかれ!

吸水性の秘密は、タオル生地のループパイル加工にありそうです。

バスマットの表面をよく見ると、表面を覆う糸が輪っか状になっています。
この輪っかが、ループパイル加工の特徴。
ループパイル表面
水は、繊維にくっつくことで吸水されます。
だから、繊維の量が多かったり、繊維と繊維の間の隙間が多かったりすると、水がくっつくスペースが増えるので、吸水性がアップするんです。

つまり、ループパイル加工された繊維の場合、糸が輪っかになっている分、水がくっつくスペースが多い!ということ。

下は、⑦タオルバスマットと、⑤のローザなどのカットパイル加工をされた繊維が、水を吸い取るイメージ図。
ループパイル吸水モデル輪っか部分を刈り取られた繊維(カットパイル加工)のほうが、ふわふわ、モコモコした手ざわりになるので、なんとなく水を吸ってくれそうな印象があるんですが、実際は逆。

ループパイルのタオルは、そのタオルの重さの3.5倍(350%)以上も水を吸収するのだとか。

たしかに、⑦のタオルバスマットは、しっかり水を吸い取ってくれました♪

タオル地のバスマットの欠点は、速乾性

では、速乾性は?
続けてテストしてみると、びしょ濡れ…
実験2ニトリ
吸水力はバッチリですが、速乾性はあまり期待できなさそうです。

拭き取られた水は繊維にしばらく残ってしまうので、使った後はすぐに干したり、足を乗せる前にバスタオルで体を拭いたり、家族にひとり1枚ずつバスマットを用意したり、工夫して使いましょう♪

【比較3】おしゃれバスマット対決!アクリル製vs.ポリエステル製

今回テストするのは、③SHIBAFU⑤ローザ
どちらも、おしゃれなデザインが人気のバスマットです♪

③SHIBAFUは、芝生そっくりの明るいグリーンが印象的。
価格はだいたい2000円程度で、バスマットの中ではちょっとお高め?
shibafuイメージ⑤ローザは、きれいなローズ柄が女性に人気!
価格はだいたい1400円程度で、まずまずのお値段。
ローザバスマット
「バスマットはデザインで選ぶ!」という方も多いですよね。

デザインバスマットは吸水力が劣る?

でも、デザインにこだわったバスマットは、吸水性や速乾性が後回しにされている印象、ありませんか?

実のところ、どうなの?
さっそく実験でチェック!

見た目や手触りと、吸水性は別物!

水で濡らした手をバスマットで拭いて……
実験結果shibafu1
手に残った水分を、習字紙に移してチェック。
実験1の様子SHIBAFU
さらに、バスマットの表面の湿り気も調べます。
実験2の様子SHIBAFU
すると、結果は。
⑤ローザが、かなり差をつけて③SHIBAFUを上回りました。

並べて見てみましょう♪
ローザとSHIBAFU
とくに差が出たのは、速乾性のテスト。

③SHIBAFUのほうは、習字紙がビショビショに。
濡れた手を拭いた後のバスマットが、かなり湿っている証拠です。
実験2SHIBAFU
同じ実験をしたところ、⑤ローザは……
まずまずの結果に!
実験2ローザ
下の写真は、前回テストした④ソフワのテスト結果です。

水の染み方は違いますが、濡れた範囲は⑤ローザと同じくらい?
実験2ソフワ④ソフワは、吸水力が高いといわれるマイクロファイバーのバスマット。
⑤ローザは、吸水性の高さでとくにオススメされるバスマットではありません。

それなのに、⑤ローザの吸水性と速乾性は④ソフワに近いレベル、という結果に!

見た目やモコモコ感よりも、素材が大切

③SHIBAFUは、毛足が長くて、手触りがモコモコしているので、もっと水を吸ってくれるかと思ったのですが、まさかの結果に。
shibafu表面アップ一方、⑤ローザは、毛足が短くて、サラッとしているので、びしょ濡れになってしまうのではないかと心配していたのですが、結果は真逆。
ローザ表面
この差はどこから生まれたの?

パッケージを見てみると、ヒントを発見!

③SHIBAFUはポリエステル100%。
⑤ローザは、アクリル100%でした。

ポリエステルは水を吸いにくい

ポリエステルもアクリルも、石油や石炭を原料としてつくられる合成繊維です。

なかでも、ポリエステルは、世界でもっともたくさんつくられている合成繊維。
ポリエステル繊維の特徴のひとつが「洗濯をしてもすぐに乾くこと」。

「すぐに乾く」のは、実は、ポリエステルが本来水を吸いにくいからなんです。
水を吸いにくい、つまり「濡れにくいので、乾きやすい」というわけ。
shibafu表面

アクリルは水を吸いやすい

一方、アクリルの特徴のひとつは、毛(ウール)にそっくりなこと。
そもそも、アクリルが開発されたのは、手に入りにくかった天然の毛(ウール)に似た繊維を人工的につくって、大量生産するためでした。

綿や麻、毛など、天然繊維に比べると劣りますが、合成繊維のなかでは水をよく吸うほうです。
つまり、アクリルとポリエステルだったら、アクリルのほうがもともとの吸水性が高いということ。

いかにも水を吸い取ってくれそうな見た目の③SHIBAFUよりも、⑤ローザのほうが吸水性と速乾性が高かったのは、素材のせいかもしれませんね。
ローザ表面

変幻自在のポリエステル繊維

でも、ポリエステル100%のバスマットが、どれも吸水性に不安があるわけではありません。

ポリエステルの最大の特徴は、「加工しやすいところ」。
いろいろな機能をもった繊維が開発されているんです。

吸水性の高さで人気のマイクロファイバーも、主な原料はポリエステル。
マイクロファイバーのように、目には見えないほど細かな繊維に加工できるのも、ポリエステルならではの特徴なんです。
susu表面

吸水性が高くないバスマットを使いこなすには?

でも、特別な加工がされていないポリエステル100%のバスマットの場合、残念ながら、吸水性はそれほど高くなさそうです。

「バスマットを好みのデザインで選んだら、吸水性が今ひとつ……」ということは、ポリエステル製に限らずありますよね。
そんなときは、バスマット用の便利アイテムを使うのがオススメ!

たとえば、こちらは、バスマットの下に敷く専用ボード。
バスマット干しボード1

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バスマットの下に敷いておけば、床とバスマットの間に隙間ができるので、通気性がアップ!
使わないときは山形にして立てて、干しておけます。
バスマット干しボード1専用のボードでなくても、すのこを敷いても同じ効果があります。
バスマットそのものの機能を上げることができなくても、便利グッズを使えば、吸水性や速乾性に近い機能を後から付け足すことができます。

「吸水性や速乾性も気になるけど、やっぱりバスマットはデザインで選びたい」という方は、ぜひお試しを!

【比較4】ワッフル、パイル…織り方でバスマットはどう変わる?

今回テストするのは、⑥ファミーユ ワッフル⑧足ウラ快適バスマット
どちらも、生地の織り方に特徴があるバスマットです。

ナチュラル派におすすめ!ワッフル織

まずは、⑥のファミーユ ワッフル
根強いファンが多いワッフル織のバスマットです。
ワッフルバスマットイメージ
ワッフルのお菓子から名付けられた名前のとおりに、格子状の織模様がナチュラルな雰囲気♪
ワッフル織のバスマットを実際に使っているスタッフに聞いたところ「SUSUから乗り換えたけど、かなり水を吸ってくれるわよ!」とのこと。

当社の運営ショップのバスマット担当バイヤーからも、こんな話が。
「ワッフル織のバスマットは、メーカーさんもオススメらしいよ!」

これは、かなり期待できるかも!

ワッフル織の実力は、体感してこそわかる!

いざ、吸水性のテスト!
水で濡らした手をバスマットで3回拭いた後に、習字紙を使って、手に残った水分をチェックしてみます。

すると……あれ?
結構水気が残ってる?
実験1ワッフル
続いて、速乾性のテスト。

バスマットの表面の湿り気をチェックしてみるものの……。
あれ? 速乾性もイマイチ?
実験2ワッフル
ビショ濡れ!というほどではありませんが、前評判が高かったせいか、そこまでいい結果とは感じられませんでした。

織り方そのものが「ボード」のようなバスマット

実は、ワッフル織の良さは、織り方そのものにあるんです。

表面をよく見てみると……四角いくぼみがたくさん!
ワッフルバスマット表面アップ
だから、足を乗せたときに触れる部分はほんの一部。

たとえば、こんな感じ?
ワッフル吸水イメージ
足の裏に触れているのは、上の図の青い線の部分だけ。

くぼんでいる部分が湿っていても、肌には直接触れにくいので、感覚的にはサラサラなんです。
しかも、くぼんでいる部分が空気の通り道になって、乾きやすいのもポイント!

そういえば、前回、バスマットの通気性をアップさせるバスマット用のボードを紹介しましたが、形がちょっと似ていますね。
バスマット干しボード1

ワッフル織はダメージが出にくい

バスマットは、土台の布(基布)に糸を埋め込むパイル製品が主流です。
これまでに紹介したループパイルやカットパイルも、「パイル」というグループ。

パイル製品は、ふっくらした踏み心地をつくるために糸が浮き上がっているのですが、そのぶん引っ掛かりやすく、ほつれやすいのが玉にキズです。

でも、ワッフル織の場合は、四角いマス型のでこぼこを表面に織り出すことでふっくらとした仕上がりに!
パイルとワッフルだから、パイル製品にくらべると、ふんわり感の割には糸抜けが起こりにくいんです。

丈夫さは大事なポイントですよね!

【比較5】「綿製だから吸水力がある」というわけではない?

最後にテストするのは、⑧の足ウラ快適バスマット
綿100バスマット
太い糸を編み込んだデザインで、しっかりした踏み心地が気持ちいい♪
足裏爽快表面
素材は、⑦のタオルバスマットと同じ綿(コットン)100%。

天然素材は、ポリエステルやアクリルのような合成繊維よりも吸水性が高いといわれているので、実力を試してみたいところ!

でも、テストしてみると、なんと、今回実験した8種類のバスマットのうち、吸水性と速乾性が一番低いという結果に。

織り方が変わると、吸水力はダウン

まずは、吸水性のテスト。
濡らした手をバスマットで3回拭いた後で、手に残った水気を調べてみます。

すると、手を置いた習字紙がビショビショに……。
バスマットがしっかり吸水できていない証拠です。
実験の様子4
続いて、速乾性のテスト。
手を拭いた後のバスマット表面の湿り気を調べます。すると……。
実験の様子足裏快適なんと、びしょ濡れ。
手の形がくっきり残るほどでした。
実験2足裏爽快
下は、同じ綿製の⑦のタオルバスマットのテスト結果。
⑦のタオルバスマットの場合、速乾性は低くかったものの、吸水性はバッチリでした。
実験の様子ニトリ
同じ綿製のバスマットなのに、織り方が違うだけで、ここまで吸水性に差が出るとは……。

吸水性をとるか、踏み心地をとるか

⑧の足ウラ快適バスマットの持ち味は、なんといっても、足を乗せた時のしっかりした踏み心地。
「この踏み心地がたまらない!」という人にとっては、ほかのなににも代えがたいはず。
足ウラ快適表面2
ただし、パイルでもワッフルでもない、しっかり織られたバスマットは、残念ながら吸水性や速乾性が低いようです。

せっかくの踏み心地を楽しむためにも、足を乗せる前にバスタオルで体を拭いたり、すのこやバスマット用のボードを使うなどして、工夫したいですね!

機能?デザイン?プライス? どれで選ぶ?

8枚すべてのバスマットで調査が終わったところで、結果をまとめてみます。
実験結果
バスマットと一言にいっても、値段も機能もバラバラ。

似たお値段でも、①SUSU②乾度良好Nハイパイルのように、吸水性や速乾性など、機能にこだわったバスマットもあれば、④SHIBAFUのようにデザイン性にこだわったもの、⑧の足ウラ快適バスマットのように踏み心地にこだわったものなど、結構イロイロあるんです。

選ぶのに迷ったら「バスマット診断」を試してみて!

じゃあ、どうやって選べばいいの?

まずは、こちらのバスマット診断にチャレンジ!
バスマット診断診断結果はこちら♪
あなたはどのタイプでしたか?
バスマット占い結果
迷ったときは、どうしても譲れないポイントをイメージしてみましょう。

ビショビショのバスマットを使いたくないなら、機能性を重視したバスマット。
おしゃれなバスルームに仕上げたいなら、デザインで選ぶのが正解!
バスマットに求めるものはとくにないけど、価格も機能もそこそこ気になる、という方は、お手頃価格の機能性バスマットがオススメ。

バスマット選びの参考にしていただければ嬉しいです♪

 
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