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オムレツ用フライパン9選。簡単に美しく作れるおすすめは?

簡単に美しく作れるオムレツフライパンのおすすめ

「オムレツフライパン」選ぶポイントは?

キレイなオムレツを上手に作るためには、

が大事です。これらの点を踏まえ、オムレツ用フライパンを選ぶときの具体的なポイントを確認しておきましょう。

【表面加工】初心者はくっつかないものを

オムレツの総仕上げ、いざ成形しようとするとき、フライパンにくっつくとボロボロになってしまっては元も子もありません。表面にフッ素加工やセラミック加工などくっつかないコーティングのフライパンを使うと安心です。

ただコーティングされたプライパンは、使っていくうちに劣化していずれくっつくようになってしまいます。もしプロ級の仕上がりを極めたいなら、コーティングなしのフライパンを選ぶのもアリ。ただし、鉄フライパンは油が十分になじんで育っていることが前提条件。また、銅やアルミなら卵液を入れたり返したりするタイミングをしっかり見計らう必要があります。

【素材】焼きムラがない伝導率のよいものを選ぶ

温度に敏感な卵は、火が通りすぎても、通らなさすぎてもきれいなオムレツに仕上げることが難しくなります。熱の伝わりやすさは、フライパンの素材によって異なります。

【サイズ】成形しやすい小さめを選ぶ

美しいオムレツを作るには、卵の量にあったサイズであることが重要です。小さすぎると返しにくく、大きすぎると取り回しがきかず火が通りすぎてフワフワのオムレツを仕上げるのが難しくなります。

フライパンの大きさは、以下を目安にしてください。

オムレツが大きくなると成形しにくくなり難易度が上がります。卵1~2個を使い、18~20cmのフライパンで作るのがベストバランスといえるでしょう。

【形】丸めやすさが、美しさを決める

きれいな形のオムレツに仕上げるには、フライパンのフチの立ち上がりに注目。オムレツ作りの最終工程では、フライパンのフチに卵を寄せて、丸みのある楕円形の仕上げていきます。この時、フチが垂直に立っているフライパンは、端が角ばった形になっているので、卵を丸く仕上げるのが難しくなってしまいます。フチがなだらかになっていると、傾斜を利用して丸く形作ることができ、きれいな形のオムレツに仕上げやすくなります。

【熱源】IH対応かガス火専用か?

フライパンは素材によって、IH対応と非対応のものがあります。ガス火専用のフライパンはIHコンロでは使えないので、自宅のコンロの熱源に合っているかは必ずチェックしましょう。

初心者に。くっつかないコーティングフライパンのおすすめ

特別なコツがなくてもくっつきにくい、表面コーティングが施されたフライパンから、オムレツに適した18~20cmサイズのフライパンをピックアップしました。これからオムレツ作りがうまくなりたい、そんな初心者の人におすすめのラインナップです。

軽くて持ち上げやすいフッ素コートのフライパン

フワリード(20cm)

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約648gでびっくりするほど軽いのが特徴のフライパン。オムレツの成形で、フライパンを傾けてフチに寄せたり、火からおろして余熱で固めたりといった動作もラクにできます。内面はダイヤモンド粒子配合の特殊フッ素樹脂加工。くっつきにくく耐久性にも優れています。IH対応の20cmサイズです。

熱まわりがいい、フッ素加工のフライパン

「クワトロプラス」(18cm)

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蓄熱性の高いステンレスと熱伝導性に優れたアルミニウムの全面4層構造。熱まわりがよく卵をふんわり仕上げるのにぴったり。高性能のフッ素樹脂加工で、くっつきにくくするすると卵を丸めることが可能。底面が平らで熱による変形に強く、卵液が流れて成形しにくいといったことが少ないのもうれしい点。IH対応の18cmサイズです。

白くて見やすいセラミックコートのフライパン

「GREENPAN/グリーンパン」ウッドビー(20cm)

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ベルギーのブランド「グリーンパン」のフライパン。耐熱温度の高いセラミックコーティングで、卵が固まりやすくオムレツが作りやすいのがポイント。ホワイトカラーで、卵の火の通り具合が確認しやすいのも◎。手になじむ樹脂製ハンドルで、揺すったり傾けたりといった繊細な動きもしやすくなっています。20cmサイズ。IH対応です。

砂由来の加工で安全性を重視したグリーンパン

グリーンパン「ヴェニスプロ」(20cm)

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フッ素樹脂を使わず、砂由来のサーモロンコーティングが施されたフライパン。有害物質を含まない安全性の高さが魅力です。ダイヤモンド粒子も配合されているので、卵液がこびりつきにくい表面になっています。なだらかなフチの立ち上がりと握りやすいハンドルで、成形する時もラクラク。IH対応の20cmサイズ。

熱伝導に優れたビタクラフトのフライパン

ビタクラフト「ソフィアII」(20cm)

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熱効率に優れたステンレスとアルミの全面2層構造。熱伝導がよく、卵にムラなく火を通すことができます。ビタクラフト独自の高密度3層フッ素樹脂コーティングにより、こびりつきを防止。表面加工の耐久性も抜群です。IH対応の20cmサイズ。

イタリア発、独自コーティングのフライパン

「recy/レシー」FRYPAN

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イタリアのモネータ社から発売されているフライパン。日本のフライパンより浅めに作られているのでオムレツが作りやすいのが特徴です。特許取得の独自コーティングで摩耗に強く長く使えるのもうれしい点。食洗機対応で、毎日オムレツ作りに使ってもお手入れラクラク。20cm、IH対応です。

こだわりたい人に。プロ仕様のフライパンおすすめ

コーティングがないものは、ちょっとしたコツが必要ですが、それを習得すれば一生もののフライパンになります。そんな、道具にこだわる人におすすめしたいプロ用道具をセレクト。こちらも、オムレツが作りやすい18~20cmサイズを集めました。

始めから油がなじんで使いやすい鉄フライパン

藤田金属「こだわり職人」(20cm)

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本体が700度近くになるまで焼き入れる「ハードテンパー加工」が施され、鉄フライパンの使い始めに必要な、空焼きや油ならしの作業がいらないのが特徴。油がなじんだ状態に仕上がっているので、卵がくっつきにくくオムレツを作りやすいのがうれしい点。持ち手は樹脂製で、握りやすく手が痛くなりにくいのも◎。IH対応の20cmサイズです。

一流シェフも愛用する高級アルミフライパン

中尾アルミ製作所 ノーメイクフライパン(18cm)

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一流シェフから絶大な支持を得ているメーカー「中尾アルミ製作所」で作られているフライパン。外側にステンレス、中に極厚アルミを使用し、熱が均一に回るのが特徴。深めでフチがなめらかなフォルムになっていて、オムレツの成形がしやすいのもポイントです。IH対応の18cmサイズ。

使い込むほど愛着がわく、プロ仕様の銅製フライパン

「千歳」(20cm)

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抜群の熱伝導率でムラなく火が通り、中がふわとろのオムレツに仕上がる銅製のフライパン。プロ級の美しい見た目にこだわる人にもおすすめ。使いこむほどに深みのあるあめ色に変化していくのも魅力。長く愛用できる逸品です。20cmサイズ。ガス火専用です。

ホテル級のふわとろオムレツにチャレンジしよう

美しいオムレツに仕上げるには、調理中にもコツがあります。オムレツは箸で成形するのは意外と難しいもの。結構テクニックがいるので、耐熱のヘラを使うのがおすすめです。また成形の段階になって思ったより卵が早く固まりだして慌てないためにも、コンロ横に濡れ布巾を用意しておくとGOOD。フライパンの底を当てて温度を下げることができるので落ち着いて作業できますよ。

きていなオムレツに仕上げるコツは以下のとおりです。

オムレツ用のフライパンを選んだら、次はきれいに仕上げるポイントを踏まえて、ふわとろのオムレツ作りに挑戦してくださいね。

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