シルバーに光るステンレス製のアイテムは、スタイリッシュすぎて無機質な印象になるか、あるいは金物感のあるチープな印象になるか、二極化してしまいがち。だから天然のぬくもりを生かした北欧やナチュラルテイスト、今年トレンドの「ジャパンディ」テイストに合わせると少し浮いてしまうことも。
工房アイザワが作り出すプロダクトは、それが杞憂(きゆう)だったと気付かせてくれるものばかり。上質な18-8ステンレスと孟宗竹(モウソウチク)を組み合わせた、このティーポットもそんなアイテムのひとつ。
つや消ししたステンレスが上品さを演出。そこに丸みを帯びたフタがかわいさを、孟宗竹があたたかさをトッピングして、無機質ではなく「静謐(せいひつ)」をたたえたプロダクトが完成。
もちろん、茶器としての機能性もきっちりと。茶こし付きで、茶葉をしっかりこしてくれるので使い勝手も抜群です。
夏休みの午後のひと時は、とっておきの茶葉を上質な茶器で淹れて、ガラスのコップに氷をカランコロンと。そんなティータイムの「ひと手間」が楽しくなるティーポットです。
ねこ店長の今日のひと言
ぼくも午後はのど乾く!