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いろんな使い方ができる、揚げ物用の網皿「お皿のざる」専門家の正直レビュー

揚げ物用の網皿「お皿のざる」

揚げ物用の網皿「お皿のざる」の魅力

そもそも揚げ物バット(天ぷらバット)って必要なのでしょうか? 揚げ物バットでなければ油を切ることができないのかというと、そんなことはありませんよね。

それに揚げ物バットは使いにくいと、いつの間にか食器棚の奥にしまい込まれてしまうなんてことも少なくありません。また、できるだけ物を増やしたくないという理由で、代用できるもので工夫しているというご家庭も多いのではないでしょうか。

そんな方にぴったりなのが、揚げ物用の網皿です。

こちらはその名も「お皿のざる」。軽いですががっしりした網です。素材は「18-8ステンレス」を使用。「18-8ステンレス」については、下記の記事にくわしく書いているのでよかったら、参考にしてみてください。

>>【調理師が比較】使いやすい「揚げ物バット」はどれ? ステンレス製・ホーロー製・アルミ製を比較

お皿のざる(22cm)

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揚げ物バットと違って、手持ちのお皿の上に置いて油を切ることができる手軽さがあります。これは直径22cmですが、このシリーズには他に19cmと16cmがあるので、お皿のサイズに合わせて使い分けもできますよ。

また、脚がついているのではなく、縁がくぼんでいて立体的になっています。シンプルな構造のため洗いやすいというメリットもあります。

揚げ物網「お皿のざる」はいろんな使い方ができます

お皿に載せて使っている様子です。食卓にそのまま出すのにいいですね。ざるとお皿の間には、落ちる油や蒸気を吸わせるのにキッチンペーパーを入れています。

蒸気がこもらないせいか、フライドポテトが最後までカリッとしているのに驚きました。

浅いざるとして活用できるので、お鍋の材料を上げておいたり、下にボウルをセットして上からざっとお湯をかける「霜降り」の調理にも使えます。

フライパンで蒸し料理をするときの「蒸しかご」の代わりにも。その場合には下に小さな器などを置いてかさ上げしましょう。

100均アイテムと「お皿のざる」を比較してみました

似たようなサイズ・構造のものは100均などにありそうですよね。安価なもので揚げ物網の代用ができるものはないのでしょうか? 私の使っている100均の製品と一緒に並べて比較してみました。

金属の網は、【1】の脚の付いたものと【2】の付いていないものの2つ。バーベキューや鍋で燻製を作る時に使っているものです。触ってみると分かるのですが、「お皿のざる」と比べると金属が薄く貧弱なので、揚げ物をたくさんのせるという同じ使い方では耐久性に不安があります。しかし、一時的な代用品としてはありかもしれません。

【3】のプラスチック製の浅ざるは大きさや深さが似ていますが、そもそもプラスチックは熱い揚げ物を直接入れるのには向かない素材です。ペーパーを多めに敷けば、揚げ物バットの代用品にすることはできるかもしれませんが、蒸気が抜けにくくなるので、普通のお皿にペーパーを敷く方法とあまり変わらなくなってしまいます。

揚げ物用の網皿「お皿のざる」はそのまま食卓へ

揚げ物網皿「お皿のざる」を使ってみて

というところがよかった点。思ったよりいろんな使い方ができるアイテムです。

揚げ物用バットも一緒に検討してみたいという方には、こちらの記事でご紹介しています。合わせて参考にしてみてください。

お皿のざる(22cm)

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