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Lesson10 掃除しやすく片付けやすい「浮かせる収納術」プロが教える収納教室

Lesson10 掃除しやすく片付けやすい「浮かせる収納術」プロが教える収納教室

浮かせたほうがよいモノって?

お風呂も洗面所もキッチンも、狭い空間に結構たくさんのモノを置いていますよね? 

例えばお風呂だと、シャンプー・ボディタオルなど身体をキレイにするもの、風呂フタ・風呂椅子などお風呂で使う道具、そして掃除道具なども置いたりしていると思います。同じようにキッチンや洗面所にもたくさんのモノを収納しなければいけなくて置き場所に困ることも。

これらのモノたちを「浮かせる収納」、つまり壁を使った収納をすることで随分スッキリとさせることができますよ! 例えば

以上のようなものは浮かせることで、お片付けもお掃除もうんと楽になります。 

【山本瑠実流】暮らしがラクになる「浮かせる収納術」

掃除しやすく片付けやすくなる収納術を場所別にくわしくご紹介します。

【お風呂の浮かせる収納術】使用目的に分けてから、配置して!

お風呂で浮かせる収納をすると、ボトルの底のヌメリ・ピンク色のカビの心配が随分軽減します。

お風呂で浮かせるモノとしておすすめは

お風呂で浮かせる収納をする場合、まずは使用目的別に収納するモノを分けます。 例えば「(1)身体の汚れを落とす時に使うモノ」、「(2)掃除をする時に使うモノ」、「(3)風呂フタ・椅子など、その他のモノ」といったように分けていきます。

次に壁のどこに収納するかですが、(1)の身体に使うものは上に、(2)の掃除道具は下になるように配置しましょう。掃除をして水分を含んだスポンジが上にあると、落ちてきた水滴がボディタオルにつくことがあるからです。あまり気持ちのいいものではないので、配置するときに気をつけたいですね。 

浮かせるための収納グッズは、「マグネットタイプ」、「吸盤タイプ」、「シールタイプ」のものなどがあります。シールタイプのものは壁にくっつけてからすぐにモノをつるすとはがれて落ちてくることがあります。ぎゅっと壁にくっつけてからすぐにモノをつるさずに、丸1日以上経ってからつるすのがコツです。  

【洗面所の浮かせる収納術】死角を利用するとさらにスッキリ!

洗面所も歯ブラシやティッシュなど置きたいものがたくさんあります。お客様が使うこともある洗面所だから、歯ブラシなどが丸見えになるよりも少し隠して収納できたらいいですよね。

洗面所で浮かせるモノとしておすすめは

わが家ではティッシュディスペンサーを壁につけて浮かせて、その側面を使って歯ブラシをつるすようにしています。そうすることで歯ブラシが丸見えにならずスッキリと見えます。

洗面台のお掃除もモノを浮かせることで、歯を磨きながらでも簡単にできるのでおすすめです! 

【キッチンの浮かせる収納】浮かせると便利だけれど、注意も必要

キッチンで「浮かせる収納」をすると、サッと取れるのでとても便利です。家族の誰が見てもすぐに分かるところもいいですね。

キッチンで浮かせるモノとしておすすめは

でもキッチンは油を扱うので、つるす場所には注意が必要です。

コンロの真上につるすと便利な反面、どうしてもキッチンツールはベタついてしまうので掃除の手間が増えることに。布きんはコンロから離れた場所につるす、キッチンペーパーやラップ類は冷蔵庫にくっつける、ソープディスペンサーやスポンジはシンク側面にくっつけるなど、お手入れが楽になるような浮かせる収納をするといいですね。 

山本瑠実おすすめの「浮かせる収納」アイテムはコレ!

下からでてくるディスペンサー

下から出てくるディスペンサー

アイテムを見る

おすすめの理由は?
シンプルですが、とてもおしゃれなディスペンサーです。残量がみえるところがうれしいポイント!

山崎実業「tower タワー」乾きやすいマグネット風呂蓋スタンド タワー

「tower」乾きやすいマグネット風呂蓋スタンド タワー

アイテムを見る

おすすめの理由は?
これはわが家でも使っていますが、とても便利です。お風呂のフタって掃除をサボるとすぐにカビも生えるし、置き場所に困ります。でも壁に沿って置けるので邪魔にならないし買ってよかったもののひとつです。

Lesson10のまとめ「浮かせたいモノをどこに配置するかが大事」

便利だったり掃除がラクになるはずの「浮かせる収納」も、配置する場所を間違えてしまうとかえって不便になることも。普段の生活スタイルから、どうすればよりよくなるのか、ゴールを決めてみると進めやすいかもしれません。 

過ごしやすく動きやすいこの季節にお片付けも一緒にがんばりましょう♪

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