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大掃除前にやるとラクになる!片付けのコツ【わが家の大掃除レポート】

大掃除前にやるとラクになる!片付けのコツ【わが家の大掃除レポート】

家事のコツ

12月はあわただしい時期ですよね。 気付けばクリスマスも終わり、「さて大掃除!いやその前に片付けないと!」と始めたものの、「ゴミが出たけど収集終わってる~(涙)」なんてことも。そこで今回は、わが家で大掃除前にするお片付け術をご紹介します。

そんなことにならないように、今からできることを始めてみませんか?

都内の一戸建てに住む、整理収納アドバイザー主婦。もともと片付けと掃除が苦手で、開かずの間が3LDK中2部屋あったのですが、資格取得を機に、家中を片付けました。片付けが苦手な人の気持ちに立って、わかりやすいコラムを書くように心がけています。

大掃除の前にやること3つ

なかなか片付かない原因のほとんどは「モノが多すぎる」ことです。モノが多いと掃除がしづらいだけでなく、ホコリも出やすくつきやすいので掃除が大変。家の不用品を減らせば、大掃除がずっとラクになりますよ。

【1】まず、年末のごみ収集日を確認

わが家の大掃除レポート「年末のごみ収集日を確認する」

漠然と片付けを始める前に、まずは年末のごみ収集日を確認しておきましょう。普段と同じ曜日だと思っていると、「年末年始は収集日が変更になっていた!」なんてことも。各自治体のホームページを見ると、最終の収集日や年末年始の休業が記載されています。確認したら、忘れないうちにカレンダーや手帳などに書き込んでおきましょう。

わが家の地域の自治体のホームページにも情報がアップされていたので、さっそくカレンダーに書き込みました。

【2】粗大ごみ集荷の手配をする

大きなごみを出す予定はありますか? 粗大ごみの収集予約は、年末は特に混雑します。いざ頼もうと思ったらいっぱいで、年内に回収してもらえないということも。

年内に処分しておきたい粗大ごみがある場合は、まずは収集手配をしましょう。大きな不用品はなかなか処分する機会がなく、放置しがち。年末の大掃除前こそ、処分するチャンスです!放置していた物がなくなるとスペースに余裕ができ、見た目もすっきりします。掃除がしやすくなり、片付けもはかどりますよ。

【3】ゴミの日に合わせて片付ける

わが家の大掃除レポート「ゴミの日に会わせて片付ける」

家の中の不要なものを減らすために私がよくしているのは、ごみの日の朝に捨てるものを探すことです。普段より少し早く起きて、ごみ袋を持って家の中をウロウロ。「今年1年使わなかった物」や「今後も使う予定がない、くたびれている物」などを探します。収集時間というタイムリミットが決まっているので、迷っていた物も思い切って捨てられますよ。

他にも、陶器ごみの日に食器を片付けたり、古紙回収の日に古いプリントや教科書を処分するなど、ごみの日に合わせて整理しています。

早起きが苦手な方や、朝はあわただしいという方は、スケジュール手帳やカレンダーのごみの日前日の部分に「片付ける!」と書き込みましょう。いつ片付けるのか決めてしまうと「いつかやらなくちゃ」と常に考えてしまうストレスからも解放されます。

大掃除前に、スッキリ捨てるための片付け術

片付けの基本は、全部出して、使うモノを戻すこと。

ですが、モノが多すぎると拒否反応が起こって重い腰が上がらず「また、できなかった」と自己嫌悪に陥ってしまうことも……。実際、捨てるのが苦手だった過去の私もそうでした。そんな捨てるのが苦手な私でもできた、いらないものをスッキリ捨てるための片付け術をご紹介します。

小さなことからはじめる

わが家の大掃除レポート「小さなことから始める」

まずは、今いる場所からぐるっと周りを見回してみてください。ずっと使っていないモノや明らかにいらないモノはありませんか? 小さいものでもいいので、目についたいらないモノをごみ袋に入れましょう。とにかく始めてしまえば、一気にやる気が出て意外とはかどることもあります。

毎日30分タイマーをセットする

わが家の大掃除レポート「毎日30分のタイマーをセット」

「毎日、30分タイマーをセットして、その時間は片付けにチャレンジする」という方法もおすすめ。例えば、玄関やリビングなどその日片付ける場所を決めて、目につく不要なモノをごみ袋に入れていきます。「今日は片付けが進んだ!」という達成感とともに、ごみ袋に不用品が入って行きます。捨てることが苦手な私でも、とても効果があったやり方です。

毎日30分捨てる作業をするだけで、数日で部屋がスッキリしていくのを実感できます。何時間もかけてやると途中で挫折しますが、30分だけなら毎日でも疲れずに続けられるはず。続けることで、だんだん捨てる・捨てないという判断にも慣れ、ラクに捨てられるようになってきますよ。

この30分間は、あくまで不要なものを抜くだけで大丈夫。収納を考えるのは物がだいぶ減ってからにしましょうね。

やる気の出る「ごほうび」を用意する

わが家の大掃除レポート「自分へのご褒美を用意する」

片付けは始めればいつかは終わります! 始めなければ終わりません。それでも「なかなか始められない……」という場合は、ぜひ試していただきたい方法があります。それは、例えば「30分がんばれたら、おいしいチョコレートを食べよう」など、自分へのごほうびを考えるということ。

人間の脳は、ごほうびを受け取ったり、その光景を想像したりすると「やる気ホルモン」と呼ばれるドーパミンが出てきます。「頑張ったらごほうび」というやり方は、実は大人にも効果的な方法のひとつなんですよ。

ごほうびの決め方は、人それぞれ。私は買い物が大好き。でも捨てることは苦手です。なので「何か2つ処分する代わりに、1つ新しいものを買う」というごほうびにすることも。例えば、切りにくいハサミを無印のシンプルなモノに買い替えたり、ほとんど使わないストールを2つ処分してカシミヤのストールを1つ買おうといった感じで決めています。

よりよいものに買い替えることで、暮らしは楽しくなります。結果、部屋がスッキリして周りが好きな物だけになっていきます。「適正な量のお気に入りと暮らす」ことが私の理想です。

あなたもぜひ、自分なりのごほうびを考えてみてくださいね。

新年に向け、スッキリした住まいに

いかがでしたか?  モノを減らす方法には色々なやり方があります。性格やライフスタイルによっても、合う・合わないがあると思います。「断捨離を試みたけど失敗した」という方は一度であきらめず、ぜひ他の方法も試してみてくださいね。

もし年内にゆっくり片付ける時間が取れずに全部終わらなかったとしても、意識して少しでも要らないものを減らせれば、日々の掃除がラクになるはず!年末に少しでも不用品の処分にチャレンジして、来年こそスッキリしたお家を目指しましょう。

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