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【プロ直伝】大掃除でやっておくべき! 隙間掃除のコツ

【プロ直伝】大掃除でやっておくべき! 隙間掃除のコツ

【家具と壁・床の間】隙間のホコリをとるは?

ぴったりのアイテムはコレ

家具と壁、家具と床など数センチのわずかなスキマに便利なのが、薄いワイパーです。

シートでスキマキーレー

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下敷きのように薄いワイパーなので、ほとんどのスキマに差し込めます。市販のフローリングワイパー用シートをセットできるので後片付けの手間もありません。

家具と壁・床の間の掃除のコツ

スキマに差し込み、上から下へ縦方向、次にシートを替えて横方向に動かしこびりついたホコリをかき出します。
シートにも汚れがつきますが、ホコリも出てくるので掃除機で吸引しながらやると楽です。

ちなみに…家具の天面のホコリには

スキマだけではありません、家具の天面など普段掃除できない高所にもホコリが積もっています。部屋を綺麗にしていても頭上からホコリが降ってくることでハウスダストの飛散量が増えてしまいます。脚立を持って掃除しておきましょう。

ホコリの量が多い場合、あらかじめハンドクリーナーなどで吸引しておくと掃除が楽になります。

固く絞ったウエスで拭き取るのがおすすめ。勢いよく一方向に拭くと埃が落ちて飛散してしまうので、そっと両サイドから中央に向かってふき、最後に中央にたまったホコリを拭き取るようにするとホコリを逃さず上手に取れます。

【家電】吹き出し口などの隙間掃除は?

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家電製品の吹き出し口にたまるホコリには、スキマ用の棒が便利です。

今回使用したのは100均の「スキマ棒」。

市販のフローリングワイパーシートを簡単にセットできる掃除棒です。

スキマステッキ

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また、しなやかに曲がるステッキブラシもあります。こちらは、柔らかな毛を使用してて家電を傷つけないようになっています。

家電のスキマ掃除のコツ

空気清浄機やエアコンの吹き出し口が汚れていると、ホコリが空中に舞い上がります。スキマ棒なら奥の汚れまでキレイににふき取ることができます。

まず最初におおまかなホコリ汚れを拭き取り、キレイなシートに取り換えて仕上げ拭きをするようにしましょう。そうするとふき残しがなく、キレイにに仕上がります。

電子レンジの下など、本体が重く持ち上げられない場所もスキマ棒を差しこんで上下左右に動かすと簡単にたまった汚れをふき取れます。

ちなみに…家電のコードやコンセントのホコリ掃除には

コードやコンセント付近のホコリは、細かい形状も指先感覚でつかんで掃除できる「おそうじ手袋」が便利です。

特に天井付近にあるエアコンのコンセント、テレビボードの裏側のコンセントやコードは掃除が行き届かないためホコリがたまりがち。プラグとコンセントの間にたまったホコリに湿気が加わり起こる「トラッキング現象」は火災の原因となることもあるので、ぜひ掃除をしておきましょう。

おそうじ手袋は各種ありますが、ポリエステル100%のものは静電気を誘発する恐れがあるのでコンセント付近の使用は危険です。素材の組成を確認しポリエステル+ナイロン組成のものを選ぶか、ない場合は綿の布で拭くようにすると安心です。

【溝】窓の下枠やレールの隙間掃除は?

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雑巾では拭き取りにくい窓の下枠やレールには、掃除機にセットして使うブラシ付きノズルが便利です。もしメーカー推奨の付属ノズルがある場合は専用ノズルを使用するようにしましょう。他のノズルを使用すると、故障の原因になることがあるので注意が必要です。

ブラシで角にたまった汚れを掻き出し、全体を掃きながら吸引すると細かい塵やゴミもしっかり取り除けます。

レールの掃除方法は

ブラシ付きノズルを使用する際には、掃除機のモータに負担がかかることがあるのでパワーは低く設定するようにします。

ホコリがたまりやすい和室の敷居や、クローゼットドアのレールなど溝になっている場所もブラシでかき出してホコリを吸引できます。

なかなかできない隙間掃除をこの機会に

見えない場所の汚れがゴッソリ取れると、気持ちがよいのと同時にこんなに汚れがたまっていたのかと驚きます。

たまったホコリはやがて湿気を含み害虫や菌・カビの温床になり、アレルギーや病気の原因にも。また家電周りのホコリは、火災の原因になることも。

汚れていることは薄々わかっていたけれど、なかなかできない隙間掃除。
一年に一度家のアカを落とす気分で、この機会にぜひ取り組んでみてください。

そのとき思わぬホコリが舞い上がることがあるので、マスクをするのも忘れずに!

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