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【掃除プロがやっている】玄関掃除の方法。手作り中性洗剤スプレーで汚れスッキリ!

綺麗な玄関

視点を変えると見えてくる「玄関掃除」のポイント

まずは自分が来客になった気持ちで玄関ドアの前に立ってみましょう。
チャイムやドアは汚れていないでしょうか。クモの巣が張っていたり、ポーチに枯葉がたまっていませんか。
玄関内も靴が散乱し、ホコリや靴の臭いがしていたら……。

汚れや家のニオイは毎日生活していると「慣れて」わからなくなってしまっていることがあります。
改めて第三者の視点で見ることで、自分の家の汚れやすいポイントが見えてきます。

玄関掃除は大きく分けて3ステップです。順番通りにすすめると効率よくできます。

その際以下の点に気を付けて行いましょう

STEP1.まずは「物を整理する」

まず玄関内やポーチにある小物類の整理をします。靴をしまい、傘立てや植木は一旦別の場所に移動させておきましょう。
物をどかすことで隠れた汚れが出てきます。また、空間を確保することで作業しやすくなります。

STEP2.中性洗剤で「玄関フロアを掃除する」

中性の台所用合成洗剤を薄め、スプレー容器に入れたものを作ります。
基本のレシピはぬるま湯300mlに対し台所用合成洗剤(中性のもの)を小さじ2~3です。
玄関設備には様々な材質のものがあるので、変質事故がおこりにくい中性洗剤が安心です。

水道水を使って希釈したものなので保存には向きません。早めに使い切るようにしてください。

まずホウキを使ってフロア内の塵やホコリを掃き取ります。室内側から外側に一定方向に掃き集めます。

ホウキは押し付けず力を抜いて軽く穂先を当てるように掃くと細かいチリも集められます。風が強い日はドアを閉めて掃き掃除をすると飛散しません。
同じように外側のポーチも枯葉や砂を掃き集めます。
クモの巣などがあればチラシ紙を筒状にしたものでくるくると巻き取って除去します。

さらにタイルの目地や四隅、ドア枠など箒でとりきれないホコリは大き目のペンキの刷毛(ハケ)で掃きながら取り除きます。
面倒な作業のようですが、ここでしっかりホコリや塵を除去しておくことがポイントです。
乾いた汚れをできるだけ除去することで、このあと水を使っても汚れが泥になって拡がることを防ぎます。

中性洗剤スプレーを多めに吹き付け(少し泡立つ程度)、水で濡らした使い古しのスポンジでフロアを磨いていきます。
凹凸のあるザラザラした素材のタイルはスポンジよりブラシ(浴室掃除用ブラシやデッキブラシ)の方が入り込んだ汚れを掻き出すことができます。
タイルの素材によって使い分けてください。

洗剤が乾かないうちに、固く絞ったウエスで水拭きをして洗剤成分を拭き取ります。さらに別のウエスを使って乾拭きをし、乾燥させて仕上げます。
ザラザラしたタイルは凹凸部分に洗剤成分が残りやすいので特に丁寧に拭き取ってください。

同じ手順で外側のポーチもブラシで磨き上げます。

STEP3.中性洗剤スプレーで「ドアの掃除」

ドアは室内側から開始します。
固く絞ったぞうきんでドアノブ、シリンダー錠、ドア面を上から下に向かって水拭きします。汚れが目立つ場所があれば、ぞうきんに中性洗剤スプレーを含ませて拭きとり、乾拭きをして仕上げます。

メールボックスがある場合は、フタを開けて中もキレイに拭いておきましょう。

次に外側のドアも同じ手順で拭き取ります。
特に↑の写真にあるように、ドアの下部(赤く囲った四角の部分)は地面の汚れが吹き付けられて汚れやすくなっています。中性洗剤スプレーを使ってしっかり汚れを落とします。
洗剤を使用したら、仕上げ拭きを忘れないようにしましょう。

蝶番(ちょうつがい)やドアクローザーも開閉時にホコリや砂が落ちてくることがあるのでしっかり拭きます。

最後に玄関付近の廊下にはホコリや砂が吹き込んでいるので、室内も拭き掃除をして完了です。
風通しをよくして玄関全体の湿気をとばして乾燥させておきましょう。

玄関掃除をして一年を迎えましょう

玄関は来訪者が必ず足を踏み入れるエリアです。くすんで汚れていては家全体の印象を下げてしまいます。
また狭い空間なので、コツをつかめば短時間でキレイに仕上げることができます。ピカピカに磨いておけば、きっと良い運気も沢山入ってくるはず!

ぜひ一年のはじまりに意識して掃除しておきましょう。

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